2010年07月10日 | Eat食
視界をさえぎられると今日のランチでおもしろい体験をした。
お店に入店すると目隠しのアイマスクをして、係の方に両手を引かれて
自分の席へ。
同伴とは別別の席を用意され、周囲のはじめましての方たちと共に
支配人の誘導に従って手を拭き、エプロンをする。
テーブル上の配置を説明されて手で辿って、箸やスプーン、ドリンクの
場所を確認し、運ばれてくる周りの方たちとカンパーイ。
見えない分、耳で音を聞いて距離を測りながら、恐る恐る(笑
手前に出されるお料理を「これは何?」、「食感がグニュグニュするよ」
なんて自然に話しながらいただいていく。
夏をテーマにしたという今回は、夏らしい涼しげなコースだった。
視覚を失っても、障ってみたり嗅いでみたりすることで、これまでの
記憶を基に、ある程度はみなさんと想像の食材が一致できた。
途中の1品。
「テーブルの中央にあるお皿の中からひとつお召し上がりください」
の指示。
手を伸ばすと、笹の葉にくるまれた水まんじゅう。
巻いている葉をはがし、口にする。
みなさんは「柑橘系の味がするね!」
とか言ってたけど、私にはまるでそんなフレッシュな味はしない。
もう一口食べてみたら、
「ん?」
想像していない味と香りと刺激。
…。
「中にひとつだけわさび水まんじゅうがあります☆」
の声が。
それだ!
柑橘なんかじゃないのはそのわさび。
まさかの大当たりで、次回のご招待券を頂けた。
ついているけど、じゃっかんついてない感じw
そんなこんなもありながら宴もたけなわ。
最後に、紙にペンで自由な事を書いて(描いて)終了〜。
文字もまともにかけてるんだか…。
絵もきっとパンチの利いた芸術作品になっているだろう。
視界を遮られたときのそんな自分たちの一部始終を端から見てみたい。
それによってまたいろんなことを発見できるのかもしれないな。
爆笑と羞恥心とともに。
ごちそうさまでした!
クラヤミ食堂
おまけ:
偶然、先日、スンダランドカフェで開催しているカフェ寄席(5月)に
行って出会ってた(一方的にですけど)ニコルソンズのマイコさんも
参加していてムートンとお隣さんに。
コパTを着ていたことがきっかけで話が弾み、そうだったんだー!って。
世間は狭いな〜。