2005年10月19日 | |創| COLUMN
グローバル・スタンダード 1 飼料穀物輸入問題月1回開催されているSUNDALAND CAFEにおけるワークショップのひとつ『SUNDALAND研究会』に行ってきました。
知的障害者の方々を独自の手法で互助していくコミュニティキャンパスという団体を主宰してはる小西勝之さんを講師に迎えて、アメリカが推進するグローバル・スタンダードの時代に対して、どのように生きていくと楽しくなるのかを、それぞれ意見交換できる会です。
こう書くと小難しい印象かもしれませんが、行って話を聞いたり、聞いてもらったりすると元気になる場所です。
グローバル・スタンダードといえば、最近NHKでおもしろい番組を見ました(家では受信できないのですが、いったいどこで見たのでしょうか?NHK集金の方へ - ご苦労さまです。家では見れないんですよー。)。

1997年 世界人口58億人 (2005年現在は64億人)
8億人が飢えで苦しんでいる。
1997年 食料自給率(カロリーベース)
日本 40% (穀物だけで見ると28%)
アメリカ 101%
ロシア 119%
アルゼンチン 243%
1960年代ヨーロッパ各国が自給自足に切り替えるため、飼料穀物輸入を制限。
これにより、アメリカが飽和した飼料穀物の輸出拡大を目指して、行った施策が、
肉食のススメ
高度経済成長期を迎えていた日本は、鶏肉、卵からはじまり、1970年代のマクドナルドの進出から牛肉の輸入。かつ飼料穀物を大量輸入しての国産和牛の増産へと、魚、野菜の生活を転換して、肉食への一途を辿る。かくして、あたかも日本原産かのような高級霜降和牛までが登場するに至った。
驚くべきことに、日本で消費される米の約1.5倍のトウモロコシが飼料穀物として毎年輸入され、アメリカのお得意様となっているわけである。
現在は当時の7倍の肉の消費量を誇るようになった(目下BSE問題で落ち込んでいるが、それでも6倍はキープ)。
冷戦の時代1972年には干ばつの不作で窮地にいたったソビエト(ロシア)への飼料穀物の輸出を開始。アフガニスタン侵攻の際には、輸出制限をかけ、兵糧攻めをして揺さぶりをかけたほどである。
日本を制覇したアメリカは今、13億人の人口を抱える中国を標的にし、すでに行動を開始している。
ちなみに現在畜産の飼料につかわれているトウモロコシの10%を人類の食用にすることで世界の飢えは解消できる。
こうした番組をNHKが放映しているということの真意はどこにあるのでしょうか?
どうとらえればいいのか?アメリカに対する危機感を執拗にあおることで、何を伝えようとしているのか?
アジア諸国に対して靖国参拝などで牽制をしつつ、アメリカに迎合する小泉政権(とはいっても他の政権になるよりはましとの総選挙の合意を勝ち得た)のもとで、NHKがこうした番組を放映する意図が知りたい。
たとえば、プロジェクトXで『日本マクドナルドの成功!!! - 困難を乗り越え100%ビーフを伝えた男たち-』とか言って、やっぱ肉食最高っしょ!みたいな番組もできるわけですから。明らかにそこにはなんらかの意図があると思えるのです。
アメリカはいったいどこへ進もうとしているのでしょうか?そして日本は...!
日本は『ほっとけない世界の貧しさ』キャンペーンで一時的に流行病的な感覚だとしても、無関心さを払拭できたのであれば、もう少し攻めの姿勢で、飽食の時代の次の一手を考えるべきなのでは?
と偉そうなことを提案しましたが、僕にできることといえば...。
プランターでネギ育てることくらいっすかね?あとは明日〆切の区民農園募集に応募するくらいです。肉食はダイエットに伴い減らします(でもベジタリアンにはなり得ません)。
そしてそうこうしている間に、近所のキップのよい八百屋のおばちゃんの野菜は日々痛んでいます...。心も痛みます。
関連記事
飼料穀物需給に異変!?着実に進行している食糧危機
日本の食料自給率
世界の飼料穀物需給
今後時折グローバル・スタンダードに関して、個人的に気になったコラムを書いていきたいと思います。ご意見ご感想などお待ちしております。解釈はみなさまそれぞれで。
今日の音楽
原田郁子 『ピアノ』
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コメント
by のっぽ 2005年10月21日 07:00
のっぽは吉野家さんの牛丼が好きです。
早く復活して欲しいです。
世の中の大きな流れというのか方向というのか、
そういうのは気になりますが、やはり一番の感心事は、
「いつ吉野家さんの牛丼が復活するか?」です。
そこまで身近でないと実感湧きません。。。
by コナツ 2005年10月22日 00:28
のっぽさんいいですねー。
牛丼ですね。キン肉マンですね。
吉野家トリビア
1.「吉」の字は、正式には「土」の下に「口」である。
2.吉牛の愛称で親しまれてきたが、BSE問題以降、吉ぶーと呼ばれるようになり、現在では、株式会社吉野家ディー・アンド・シーもその愛称を認めている。
3.1980年にいったん倒産し、復活している。
企業化が1958年ということはやはりアメリカの肉食化の波(並 ! ? )に乗ったのでしょうな。
ちなみに以上のトリビアはウィキペディアからの情報でした。