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2008年05月31日

Opeth 『Watershed』 ★★★★★

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スウェーデンの孤高のプログレッシブ・デスメタルバンド、約3年振りの9th。
前作に続きJens BogrenとMikael(今回は個人名義)の共同プロデュース。

彼らにはめずらしい、女性Voをフィーチュアしたフォーキーな小品のM-1で幕を開ける。
続くM-2は重厚な暴虐パートと叙情的な静寂パートのコントラストが美しい、彼ららしい壮大なナンバー。
中盤で聴ける高速リフが、これまでになくブルータルだ。
M-3もいきなりのブラストビートで驚く。今作は暴虐パートがこれまでになくアグレッシブで、
楽曲の振り幅をより大きく感じさせる。
また、リズミカルなオルガン・ソロやワウ・ペダルを使ったギターがいかにも70sプログレ的だ。
M-4、M-5はクリーン・ボイスで歌う幽玄なバラード。M-6は11分の大曲でまさに彼らの真骨頂。
木管楽器やストリングスなどフォークメタルの色が濃く、暴虐パートと対比する繊細な調べが幻想的。
アルバムとしてのラストナンバーのM-7も、キーボードの音色が素晴らしくPerの存在感は増すばかりだ。

前任のLopezに比べ、Axenrotはよりダイナミックなロックドラマーといった印象。
Perのキーボードも現在の彼らサウンドにはなくてはならない存在となっており、
編曲の段階でのメンバー間のケミストリーが今回の作風に大きく貢献しているように思う。

新しい要素を果敢にも取り込みながらも彼らならではの音になるのはさすが。
もはや匠の領域である。

なお今回の国内盤には歌詞・対訳がついておらず、
ボーナス・トラックも輸入盤のLimited Editionの方が多いので
インナースリーブの紙質などを気にされない方は輸入盤の方がお買い得です。

投稿者 metalx : 12:36 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月21日

フィラデルフィア実験

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の犠牲者でしょうか・・・

投稿者 metalx : 18:23 | コメント (0) | トラックバック

立川駅にて

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何がやねん

投稿者 metalx : 17:49 | コメント (0) | トラックバック

Tokyo がいろん。

東京に住み早4年たつ。

東京は世界でも有数の近代都市であり、日本という国は一極集中型で
あらゆる情報やエンターテイメントなどは東京に集中している。
また、広告関係の仕事をしていて思うのだが、一般的に広告は
都心部を中心に展開していることが多く、地方には情報すら届かない。
実際地方に住んでいたとき、情報がないこと、身近でエンターテイメントを
体験できないことにジレンマを感じていた。

では東京にきて充実した経験をしたかと言うと、そうでもない。
また、都心部在住の人が地方の人間に比べて文化的な生活を
しているかというと、一概にそうでもないようだ。

要因のひとつに情報過多があると思う。

東京にいると様々な情報が溢れんばかりに飛び交い、
何を取捨選択すればよいかすらわからなくなる。自分を見失ってしまうのだ。

自分もそうなった。地方にいた頃の趣味趣向が崩れてしまった。
雑多な情報のなかで、広告を出す側はより他のものより目立つようにと注力する。
結果、情報は情報に埋もれ、自分に合った情報を見出すことすら困難になる。

ふたつめに人口の過密さがある。

日本人は隣人に倣いたがる性分がある。
過密な人口は、よりそこからの疎外に対する恐怖心を煽る。
だとすると、万人に受け入れられるように調整されたものが価値基準となりがちだ。
本来、人が多くなれば指向も多くなって当然なのに、大衆心理により同じものを
求めるようになる。

東京にいてよく感じるのは、「それ本当に自分がよいと判断したのか?」という疑問。
まわりが良いと言うと、自分にとってもいいと思ってしまう。

せっかく世界でも有数の情報やモノが集まる場所にいるのだから、
自分を見失わずにこの幸運を享受できるよう、努力したいと思う。
個人的にはアートや音楽などのジャンルで、地方では体験できないことを感じ
還元していきたい。

地方から都心に出てきて、「やっぱり田舎がいいな」などという愁傷な
感想を述べて都市生活を終わりにしたくはないものだ。

投稿者 metalx : 17:08 | コメント (0) | トラックバック