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2011年02月23日

映画『ハピネス』

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韓国の映画作品の中でも、とりわけホ・ジノ監督作品は大好きです。
素朴で飾り気ない演出ながら、微妙なこころの機微を見事に表現する
実に素晴らしい作家です。
韓国の風土や文化をさり気なく忍ばせて、私たち異文化の人間に
見せてくれるところも好きです。

途中からウニちゃんが可哀想すぎて、観てるのが辛かったです。
ウニちゃんの気持ち、痛いぐらいに伝わってきた。ほんとこころが痛かった。
ジャケットの写真、まさかあんな切ないシーンだったとは。

でも、観ているときは感情移入してしまってすごく辛かったですが、
観終えて落ち着いてみると、確かに男女間ではよくある出来事ですね。
しかしヨンスほんとにぶん殴りたくなります(笑)

どうしてあれもこれも持ってる人は、いろんな物を奪われた人から
最後の一つを取り上げてしまうのでしょうか。
世の中はほんとうに無情で不公平です。

ウニちゃんにとっての幸せとは、何だったのでしょうか?
ホ・ジノの作品はいつもハッピーエンドでは終わりませんが、
観終わったあとに深い余韻を残して思いめぐらす良作ばかりです。

投稿者 metalx : 11:09 | コメント (0) | トラックバック

2011年02月12日

「時間オーバーの給食、布に載せ食べさせる」

>島根県出雲市立塩冶(えんや)小の男性教諭(58)が、給食を時間内に
>食べられなかった1年生児童たちに対し、おかずなどを食器から
>布製ランチョンマットに載せ替えさせて食べさせていたことがわかった。
>
>男性教諭は「給食時間を過ぎて食器を返さなければならなかったが、
>完食させたかった。子どもの気持ちを考えない安易な指導で、
>後悔している」とし、校長と一緒に児童らに謝罪した。
>
>同校などによると、男性教諭は昨年10月頃から10回以上、
>担任するクラスの児童25人のうち7人に、「食器を返す時間
>だから」などと言って給食をマットに移させて食べさせた。
>汁物は先に汁を飲ませて、具をマットに移させたことも数回あったという。

昔っからあるぜ、こんなの。
オレも給食食べるの遅かったから、酷い目に遭わされた。
口無理矢理開かされて、食器から直接流し込まれたこともあった。
軍隊の拷問じゃないんだから。

教師なんて大半が世間知らずのキチガイばっかだよ。
こいつの名前晒そう。社会から抹殺しよう。
ハムラビ法典適用して、こいつの残る生涯同じ食べ方させよう。

投稿者 metalx : 15:15 | コメント (0) | トラックバック

2011年02月01日

映画「武士の家計簿」

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なんだかゆるい映画でしたね。いや、いい意味で。
堺雅人の演技が(キャラクター?)相まってそういう雰囲気を醸し出していたような
気がします。
時代劇ですが、ところどころ現代劇のような演出もあります。
時代劇好きにはそこが少し違和感を感じたりしました。

仲間由紀恵の演技を久しぶりに見ましたが、いい演技をするようになりましたね。
武家の嫁を気負いなく演じていたと思います。和装もよく似合っている。
息子役の子役の子が、武家の嫡男にしては不作法者なので失笑しましたが(笑)
立ち振る舞いから口のきき方までまるでなっていなかった。
あと算用方とはいえ、藩主傍で台所を預かっていた割に禄高が少ないように
感じましたが、地方の藩だとあんなもんなんでしょうか?

あまり期待しないでゆるーく観るといいと思います。
それにしても森田芳光、ちょっと日和ってるなぁ。

投稿者 metalx : 11:28 | コメント (0) | トラックバック

映画「愛する人」

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最近少し忙しかったので、観てから感想を書くまでに時間が空きました。
いい映画でしたね。
ナオミ・ワッツ主演かと思ったらアネット・ベニングの映画でした。

母子2代にわたる人生のドラマ。14歳で未婚で妊娠してしまい娘を泣く泣く
手放した母と、37年間誰にも心を開かず独りで生きてきた娘。
母も自身の母と娘を手放した経緯が原因で理解しあえず、心を閉ざして
生きてきた。
そんな二人があるきっかけをもとに、自身の人生を振り返ってゆく物語。
大げさな演出がなく、じっくり丁寧に登場人物を追う脚本。
演技派の俳優たちの滋味深い演技。
ともすればお涙頂戴になる話を、うまく引き締めて現実感ある内容に
まとめあげていて、じつに好感が持てました。
大人が観る映画ですね。人生の機微をわからない若い人が見ても
何も感じることができないでしょう。

人間は、ひとりでも生きていけます。
でも本来、人は互いに助け合って想いあって生きるもの。
ひとりで生きていると、片意地を張って孤独でいびつな人間になってしまう。

そんな事をうまく表現した映画だったように思います。

投稿者 metalx : 11:24 | コメント (0) | トラックバック