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2011年10月31日

池井戸潤『空飛ぶタイヤ』

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こちらも一気に読んでしまった。
2002年に起こった横浜母子3人死傷事故と三菱自動車
(現在の三菱ふそう)が行ったリコール隠しをモチーフにした
社会派ドラマ。

終始息をつかせぬ展開で、最後までヒリヒリした緊張感を持った
重厚なドラマに息苦しくなるほど。
特にこれでもか、と追い込まれる主人公の赤松運送の社長に
深く感情移入してしまうため、先の展開が気になって仕方がなかった。

作者の筆力の見事さは財閥系大企業における、人間性の腐敗と
自己保身の醜さを見事に描ききっている。

しかしもちろんフィクションとしての脚色は行われているとはいえ、
実際に起こった事件であり事故の被害者遺族、事故の容疑をかけられた
運送会社の心情を察するとやるせない思いになる。

最後まで読むのがつらくなるほど、物語に引き込まれた。

投稿者 metalx : 16:32 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月28日

池井戸潤『下町ロケット』

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面白かった。400ページ一気に読んでしまった。

東京の下町にて従業員200人の町工場を経営する主人公。
かつて宇宙科学開発機構にて衛星打ち上げロケットの
水素エンジンを開発する技術者だったが、ロケット打ち上げ
失敗により研究所を追われ、地元に戻り父が遺した会社を継ぐ。
その会社に降りかかる危機と、モノづくりにこだわる技術者たちの
仕事への情熱を描いた人間ドラマ。

前半・後半と2部構成に分かれており、前半は大口取引先から不況を
理由に一方的に取引を打ち切られ、競合のライバル大手企業から
技術特許侵害の訴訟を起こされ、メインバンクから融資を断られる。
絶体絶命の危機に陥った会社を救うため、社長と社員たちによる
懸命の戦いが始まる。

後半は会社が取得した特許技術が大手企業によるロケット開発計画
に先んじていたため、ビジネスを重んじた大手企業が特許技術を
買収しようとあれこれと画策し、それに対し主人公たちはモノづくりの
技術者としての誇りをかけて真っ向から立ち向かう。

ロケット水素エンジンの話とかなり理系のテーマを扱いながらも、
専門用語はできるだけ控えて門外漢の人間にもわかり易く配慮しつつ、
物語のフックになるところでテーマを効果的に機能させるのに成功している。
このバランス感覚が素晴らしい。
理系テーマと見せかけて、実は普遍的な人間ドラマであり、ドラマチックに
話を転換させるエンターテイメントな作品。
これは直木賞受賞も納得の完成度。

投稿者 metalx : 12:25 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月25日

映画『冷たい熱帯魚』

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これは見事な駄作。褒めるところが見当たらない。
しかしこの監督は映画監督としての才能ないな。

個々のキャラクターに人間としての厚みがないため、人が死のうが
解体されようが何とも思えない。
主人公が抱える家庭の問題も画一的で現実感に乏しく、まるで学生演劇の
三文芝居を観ているようだ。(学生演劇やってらっしゃる方、すみません)

でんでん演じる村田も同様で、狂気を孕んだ新境地、などと喧伝されているが
そんなことはなく、ただの調子のいい適当なおっさん。
終始そうとしか見えなく、冷徹かつ警察捜査の裏をかくような緻密なやり方で
完全犯罪をもくろんだモデルとなった人物とは雲泥の差。
でんでんの女房役の黒沢あすかもただの淫乱。
ある意味モデルに失礼だろう。

主人公および村田経営している熱帯魚店もわざとああいうデフォルメした
設定にしているのだろうと思うが、見事にすべっている。寒い。

つまらない。
退屈。
それ以外の感想は出てきません。

もともとゴア/スラッシャーが好きな方、怪しい雰囲気のカルト映画の好きな方、
理屈抜きでこころにガツンと響く映画が好きな方、すべてにお勧めできません。
B級C級映画ですらなく、くだらなさを笑う映画でもない、と
見事にいいところが全くない、存在する必要すら疑わしい駄作です。

賛否両論、というのは作品自体に力はあるが、倫理的に問題だったり
嫌悪感を覚えるため評価しづらい作品に言われることであって、
作品そのものに力がなく全く魅力のないこの作品には当てはまりません。
誰が見ても駄作は駄作。

投稿者 metalx : 22:45 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月24日

ひとりぼっちのビールかけ

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ウケたwwww
ざまぁwwwwww

投稿者 metalx : 13:41 | コメント (0) | トラックバック

球団名は横浜モバゲーベイスターズに決定

本当なら最低な球団名ですね。
以上。

投稿者 metalx : 13:25 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月19日

ガッツポーズ社長。

この検索ワードでひっかかってきます。
ここまで話が大きくなると、坂井はなんらかの責任を取らされるかも
しれませんね。

今年の、いや昨今のプロ野球界を象徴する出来事だったような気がします。
ドラゴンズに限らず、どの球団も経営陣・監督コーチ陣・選手会でそれぞれ
軋轢を抱えています。
その中で監督と選手が一丸となって戦っている中で、反監督派の球団社長が
取った行為。
監督、選手及びファンをも侮辱した最低の行為だと思います。

いち人間として恥を知れ。

落合監督には万感の思いを込めて、おつかれさまでしたと言いたいです。
素晴らしい監督でした。

投稿者 metalx : 22:11 | コメント (0) | トラックバック

Amazon ゆうメール

Amazonご利用の人ならもはやご存知かと思いますが、
Amazonで小さなもの(CDや書籍など)を購入した場合、以前なら
飛脚メール便だったのがゆうメールに変わりました。
賛否両論かもしれませんが、個人的には飛脚に戻してほしい。

うちのアパートは部屋前の扉まで自由に入れ、郵便受けは
その玄関扉なのですが、以前の飛脚メール便は良くも悪くも
大雑把なおかげで、不在時には①ポストに無理やり突っ込む
(もちろん半分以上はみ出し)、②ビニール袋に入れてドアノブに
下げる の2パターンで配達されたので、遅くとも中1日で
無事届いておりました。
しかし日本郵便は良くも悪くもきっちりしており、ポストから
はみ出す場合はメール便と言えど持ち帰る。
結果、週末しか受け取れないという面倒な事態に。
日本郵便に電話してはみ出てもいいから突っ込んでおいてくれ、
とお願いしても無理と断られる。

確かに佐川のやり方なら誰でも入れるうちのような建物の場合、
防犯上無防備でパクろうと思えば誰でもパクれる。
しかしマニアックなCDとか誰がパクる?
中見てがっかりだぜ?

今まで佐川の方法で紛失したのは1回だけで、その際はAmazonに
連絡したらそっこう代品を発送してくれた。
だから問題なかったのだ。

今では週末しか受け取れず、かつ時間指定しても最低2時間は
便所や風呂・コンビニに行くこともできず拘束されるハメになる。
(以前トイレでおっきほうをしてるときにドンピシャで来られて
往生したことがあります。)
はっきりいって煩わしいし、注文したタイミングによっては
1週間は手に入らないハメになる。

できれば飛脚に戻していただきたい・・・

投稿者 metalx : 17:42 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月17日

手に入れてしまうより、手に入らない憧れのほうが
甘く美しい。

手に入らないということは、実は幸福である。

投稿者 metalx : 11:49 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月14日

ウザい奴が調子にのっているとき。

ありますよね。それも自分が嫌いなやつが調子にのってるとき。
会社の同僚で最初からすごく嫌いなやつがいるのですが、
何の因果か今は同じチームで席が隣同士なのですが、こいつが
最近調子にのっていて大変ウザい。
どうでもいいことで頓狂な大声を出したりして耳障りなこと
この上ない。
うちの会社は比較的みんな人間ができているので、こいつに対し
煙たがるような人はいないため自分がウザい人間ということに
気付いていない。
マジでウザい。
こんな奴に限って結婚したてで人生うまくいってたりするから
ほんと始末に負えない。

なんかいいおまじないとかないですかね。
ウザいやつを凹ますようなもの。

投稿者 metalx : 12:32 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月11日

風邪が一向に治らん。
一晩中咳続けてろくに眠れない日が一週間ほど続いている。
もう咳するの飽きた。

だらだら不調が続くのが一番うざい。
さっさと復調するか、もしくはいっそのこと肺炎でも起こして
死んでしまえばいいのに。
鬱陶しい。

投稿者 metalx : 12:16 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月05日

大麻波紋のG-DRAGON、所属社が謝罪文を発表

>今年7月ごろ、検察よりクォン・ジヨン君が大麻容疑で調査を
>受けることになりました。(中略)
>今年5月、日本ツアー中に公演会場として訪問した日本の数人の
>関係者と、コンサートの成功を祝うお酒の席に出席したことがありました。
>ファンと推定される若い日本人の方がクォン・ジヨン君と分かって
>あいさつをしてタバコを勧めてきたので、好意に応じる意味で
>これを受け取り、2・3本吸ったところ、普段のタバコの感じとは
>違った変な感じがしたので、すぐに便器に捨てた記憶が思い浮かんだ
>とのことでした。

下記、大麻の体内残留について調べた記述。

>大麻の主成分Δ9-THCの半減期は脂溶性なので血液に入ってから
>血液成分から濃度が半分になる時間と血液から体内の脂肪組織に
>取り込まれ体内から完全に排泄されるまでの期間の二層性になります。
>個人差がありますので一概には言えませんが、よく論文等で見られる
>のは静脈投与でも経口投与でも約一日前後(一番長い報告でも
>50時間位だったと思います)です。

>大麻成分(THC)を摂取した場合、排泄される尿の中の
>THCやその代謝物の排出は緩慢で、「最近、摂取した」
>と言える程度で、摂取の時期の推定は出来ないというのが、
>国連報告にあります。

結論。まず5月に吸引した大麻が7月の検査まで残っていることはない。
事務所の言い訳はつじつまが合わない。

では真実はどうなのか?なぜ日本人を悪者にしてまで苦しい言い訳を
出したのか?
なぜ当局から狙われて検査されるはめになったのか?
ここからは推測。
おそらくこの検査されたやつの近くで大麻を吸っている人間がいる。
検査された奴は副流煙で毛髪に付着した。
検査に近い時期に。
事務所は吸っている人間の目星がついていて、それを公表できない。
しかもこの検査されたやつをスケープゴートにするほどの有力人物。
だから日本人に話題をすり替えた。

この推測だとつじつまが合う。
韓国当局にはぜひ真相を追及していただきたい。
こんな茶番は結構です。

投稿者 metalx : 20:28 | コメント (0) | トラックバック

「いじめ後遺症、支援へ調査 文科省、20歳前後対象」

>文部科学省が今年度から来年度にかけ、中学時代に
>いじめなどが原因で不登校になった20歳前後の
>若者を対象に、現在の生活実態を追跡調査することが
>4日、分かった。特にいじめによる不登校生徒は、
>その後も「いじめ後遺症」に苦しみ、ひきこもりになる
>ケースがある。文科省は実態を解明し、長期的な支援策の
>検討に役立てる方針だ。

まぁ、無駄だと思うけどな。
なんで20歳前後に限定するのかわからんが。
あと、不登校にもならず我慢して学校行ってたやつは対象外か?
相変わらず役所のやることは意味が分からん。

受けた側の人間は、一生人間関係などで後遺症を
引きずって生きていかなきゃいけないよ。
やった側は罪の意識もないけどな。
やられ損。やられた人間は運がなかったんだよ。
人間平等じゃない。

投稿者 metalx : 12:30 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月02日

Blink-182『Neighborhoods』★★★★★

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おなじみCaliforniaのポップパンクトリオ、復帰作で通算6枚目。

Angels & Airwavesや+44も追っかけてきた熱心なリスナーと、
そうでない人で評価の別れる作品かもしれません。
自分は前者なので、もとよりこの変化は好意的に受け止めました。

先行シングルのM3で見せた80s回帰のサウンドは本作全体でも見られ、
浮遊感漂うスペーシーなギターやポップなリズムギターを基調とした
カラフルなサウンドが印象的。
Angels & Airwavesよりはパンクっぽい部分は戻って来ていますね。
やはりこの声、メロディーラインは唯一無二でお帰り、と言いたい。

TomとMarkのコーラスワーク、曲ごとに彩りを変えるギターワーク、
Travisの巧みなテンポチェンジと特徴あるフィルイン。
抜群のメロディーセンスの楽曲を、スケール感あるアレンジと
変幻自在でタフなアンサンブルで聴かせてくれます。
ノリノリのパンクサウンドは全体の割合としては減少しましたが、
その代わりの要素がとても充実しているので気になりませんでした。

疾走感あるパンクサウンドではありませんが、全体に趣向を凝らし練り込まれた
とても完成度の高い素晴らしいアルバムになっています。
前作やAngels & Airwaves、+44で見せた変化も良かった、という人には
ぜひ聴いていただきたい傑作です。

投稿者 metalx : 11:03 | コメント (0) | トラックバック