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2012年02月26日

Terrorizer『Hordes of Zombies』★★★★☆

Terrorizer-Hordes-of-Zombies.jpg

この春はエクストリームミュージック界の重鎮たちが
次々と新作をリリースする驚異の新作ラッシュですが、
その先陣を切ってリリースされたTerrorizerの新作が
さっそく凄い。

アメリカのグラインドコアレジェンドの3rd。

復活作だった前作リリース後に中心メンバーだった
Jesse Pintadoが若くして急逝。
バンドは後任ギタリストにヴォーカルと同じ
Resistant Cultureの女性ギタリストKatina Cultureを迎えて
無事存続を果たした。
David Vincentも再び合流し、新体制お披露目となる本作。

Katinaのプレイはスラッシーに細かくリフを刻んだり
トレモロリフを多用したりとメタル畑な演奏スタイルで、
Jesseのそれとは雰囲気が異なる。
そのためバンドサウンドもハードコア色が減退し、
デスメタル色が強くなった。
帝王Morbid Angleの強靭なリズム隊をバックにギターは
精密機器のような緻密な高速リフを積み上げ、
ヴォーカルはグロウルでポリティックな歌詞を歌う。
サウンド全体にみなぎる緊張感が非常に高く、高密度に
詰め込まれた激烈音塊を凄まじいスピードで
ぶっ飛ばすさまに圧倒されます。
それにしても、ここ数年の鬱積を晴らすかのような
Pete Sandovalの鬼神のようなドラムプレイは圧巻。
全編に渡って疾走しまくりブラスト打ち込みまくりで
気迫に満ちている。
タイトで引き締まった音質もサウンドの緊張感を
助長しており効果的。

ベテラン勢の年齢を感じさせない、気迫のこもった激烈盤。
亡きJesseの魂に捧げる渾身の1枚です。
それにしても激音界のベテラン勢の快進撃は止まりませんね。
素晴らしい。

投稿者 metalx : 17:11 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月08日

JBL reference 220

ref220.jpg

※先にお断りしておきますがこの感想はあくまで純製品に
ついてのものです。
2012年現在、こちらの製品はメーカー生産終了しています。
店頭在庫もまずないでしょう。
ネットショップ等で廉価でバルク品と称して販売している
ものは、まず間違いなく偽物ですので誤って購入しないよう
にしてください。
リリース当時で実売価格\10,000以上、現在はプレミアも
ついてもっと高価になっているはずです。ご注意ください。

E2cの後に購入したモデル。

丸っこいフォルムに布製のシールドと、なんだか優しさ
上品さを感じさせるデザイン。
このモデルはユニット部分は普遍的な形ですが、出力口
の経口が他モデルに比べて大きく、おそらくこれが音にも
大きく影響していると思われます。

小さめのボディに比較的柔らかめのイヤーパッド、という
ことでフィット感は弱め。
そのため遮音性はそれほど高くありません。
電車の音や雑踏の喧騒などに影響されがちなのは否めない。
ただきつくないフィット感と軽量のボディは長時間装着でも
疲れない、といった利点があります。

比較的硬めでメリハリといった感のあったE2cに比べると、
こちらは非常に繊細で情感あふれる音。
特に分離・解像度が素晴らしく、静音ジャズなどを聴くと
ドラムのブラシワークがとても繊細に聴こえてきます。
加えて各楽器の音がクリアで聴き取りやすく、それでいて
空気感や音色の豊かさまで表現しているのが素晴らしい。
カナルイヤフォンでここまでできるのか、と感嘆した一品。
ジャズやクラシックといった、アコースティック楽器主体で
録音にも気配りされた音源を聴くのに最適です。

音全体のバランスも非常によく、こういったモデルで犠牲に
されやすい中音域も豊か。
何より耳につく変な味付けがされていないので、録音された
音がとても素直に出てくるのが特徴です。

あえて欠点を上げるとすれば、非常に素直に音を鳴らしている
のもあって低音が少し弱い。自然と言えば自然なんだけど。
エレクトリックやエレクトロニックで作られた人工的な音は、
もとの音の魅力の無さ、音色の貧しさをあっけらかんと出して
しまうため向いていない。
やはりアコースティック主体の音楽を楽しむモデルですね。

\10,000クラスのカナルイヤフォンではとても素晴らしい
パフォーマンスのモデルでした。
個人的にはカナルイヤフォンで最も理想的なモデルです。

投稿者 metalx : 15:10 | コメント (0) | トラックバック

Shure E2c

おもむろに手持ちのカナルイヤフォンのレビューを書こうと
思いたち、載せることにしました。
イヤフォンはイヤーパッドのフィット感や音質の好みなど、
結構個人個人の嗜好により製品の評価が分かれるので難しい
ところですが、あくまで個人的に実際使ってみて思ったことを
書いてみました。

she2c.jpg

Shure E2c

iPodで音楽を聴くようになり純正イヤフォンの音の悪さに辟易し、
いいイヤフォンがないかと物色していたころに購入したモデル。
どうせ買うならいいものを買おう、と一発奮起して決めました。

業務用のモニター用イヤフォンを製造しているメーカーという
ことで、品質的に保証されたモデル。
もともとモニター用ということで、周りの音を遮断することに
特化しているために極めて高い遮音性を誇ります。
低反発性のイヤーパッドまでついていて、かなりしっかりした
フィット感。このあたりは好みの分かれるとこですね。
また、このモデルは一般的な耳に差してコードを下に垂らす
といった装着法ではなく、「Shure掛け」と呼ばれるコード
部分を上にしてコードを耳に掛け後ろにたらすという、
独特な装着法で使用します。
もともとこの装着法で設計されてるために、Shure掛けにすると
装着感があがって遮音性がより高くなり、音圧も向上します。
下記の音の印象はあくまでShure掛けした場合のものです。
またイヤーパッド、シールドとも硬い手触り。
しっかりしている反面、柔軟さには欠けますね。

音質に関して言えばモニター用という性格上、変に味付けせず
比較的素直に音を鳴らしているのが特徴的。
見た目の硬さと同様、音も硬めではっきりくっきり型。
低音圧もしっかりしていて分離も良く、ほんとにメリ、ハリ、
といった感じ。
ただ全体バランスはいいので、変に高音・低音強調した
ドンシャリではありません。
音そのものも艶があり非常にはっきりした音。
分離もとても良く各パートの音を聴き分けるのに適しています。
この辺はさすがにプロユースの品質、といったところでしょう。
難点を上げるとすれば、音の硬さでしょうか。
柔らかく丸みのある音が好きな方には向いていないでしょうね。
あくまではっきりくっきりですから 笑

製品上の難点として、このモデルは実は非常に断線しやすい。
私は他社製含めかれこれ5モデルほどカナルイヤフォンを使って
いますが、これが断トツの頻度で断線しました。
2年間の商品保証期間のうち半年ごとに断線し、都合3回
無償交換をしました。
価格も価格ですので、メーカーももうちょっと耐久度考慮した方が
いいように思いますが・・・

価格¥10,000前後の高級カナルイヤフォンのエントリーモデル
としては、さすがのクオリティー。
音にこだわる人は、一度は挑戦してもらいたいモデルですね。
価格相応のポテンシャルは備えていると思います。

投稿者 metalx : 14:53 | コメント (0) | トラックバック

洋画の吹替声優について。

仕事柄、配給側に近いところにいますが、昨今の洋画吹替の
タレント声優起用については私も反対派です。
作品の世界観を破壊する、素人の棒読み吹替には辟易します。
何故、映画配給会社がタレント声優を起用するかというと、
言わずもがな話題性づくりのためです。
宣伝PRの方法の中でパブリシティというものがありまして、
いわゆるお金を払って枠を買う広告と違い、話題性を喚起して
マスコミに取り上げてもらって宣伝する方法です。
主に芸能ニュース枠などが対象なので、旬の芸能人を起用して
イベントなどを開催して取り上げてもらうのです。
上記理由により芸能人のタレントバリューが最重要になりまして、
その芸能人が声優業をしているとか、作品の世界観に合うとかは
2の次3の次になります。
これがタレント声優を使う弊害の元凶というわけです。

洋画を扱う日本の配給会社は、クリエイター集団ではなく
あくまで日本での配給代理店です。
念頭にあるのは、作品の芸術性やクオリティーではなく、いかに
それを使って金を稼ぐか。
ですので、上の宣伝方法はある種しかたないと言えます。

映画作品は時に芸術性や作家性を伴うため、商売重視の配給側と
芸術性を愛するユーザー側で意識の乖離が起こるのはよくあること。
映画配給会社にとって大切なのは一般客ではなく、興行会社であり、
小売店であり、媒体社です。
特に配給側はエンドユーザーに映画を提供してあげている、といった
上から目線なのでこの部分が配慮されることはないでしょう。
残念なことですが。

投稿者 metalx : 11:21 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月03日

春の新作ラッシュ。

こっから春にかけてTerrorizer、Napalm Death、Cannibal Corpse、
Meshuggahと、怒涛の新作リリースラッシュなんだよなぁ。
しかし凄まじいメンツ・・・
Terrorizer早速素晴らしい出来だし。

BクラスではBeneath The Massacre、Goatwhore、も控えてるし。

春に似つかわしい音楽ばかりだね 笑

エクストリームサウンドの宝石箱や!

投稿者 metalx : 22:09 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月02日

映画『God Bless America』

ヤベぇ。観たいねぇ。
日本公開ないんだろうな(笑)
女の子のルックスがはまっていていい感じ。

「ナチュラル・ボーン・キラーズ」といい、ボニクラ系映画好きだな、オレ。

投稿者 metalx : 18:07 | コメント (0) | トラックバック