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2012年02月08日

JBL reference 220

ref220.jpg

※先にお断りしておきますがこの感想はあくまで純製品に
ついてのものです。
2012年現在、こちらの製品はメーカー生産終了しています。
店頭在庫もまずないでしょう。
ネットショップ等で廉価でバルク品と称して販売している
ものは、まず間違いなく偽物ですので誤って購入しないよう
にしてください。
リリース当時で実売価格\10,000以上、現在はプレミアも
ついてもっと高価になっているはずです。ご注意ください。

E2cの後に購入したモデル。

丸っこいフォルムに布製のシールドと、なんだか優しさ
上品さを感じさせるデザイン。
このモデルはユニット部分は普遍的な形ですが、出力口
の経口が他モデルに比べて大きく、おそらくこれが音にも
大きく影響していると思われます。

小さめのボディに比較的柔らかめのイヤーパッド、という
ことでフィット感は弱め。
そのため遮音性はそれほど高くありません。
電車の音や雑踏の喧騒などに影響されがちなのは否めない。
ただきつくないフィット感と軽量のボディは長時間装着でも
疲れない、といった利点があります。

比較的硬めでメリハリといった感のあったE2cに比べると、
こちらは非常に繊細で情感あふれる音。
特に分離・解像度が素晴らしく、静音ジャズなどを聴くと
ドラムのブラシワークがとても繊細に聴こえてきます。
加えて各楽器の音がクリアで聴き取りやすく、それでいて
空気感や音色の豊かさまで表現しているのが素晴らしい。
カナルイヤフォンでここまでできるのか、と感嘆した一品。
ジャズやクラシックといった、アコースティック楽器主体で
録音にも気配りされた音源を聴くのに最適です。

音全体のバランスも非常によく、こういったモデルで犠牲に
されやすい中音域も豊か。
何より耳につく変な味付けがされていないので、録音された
音がとても素直に出てくるのが特徴です。

あえて欠点を上げるとすれば、非常に素直に音を鳴らしている
のもあって低音が少し弱い。自然と言えば自然なんだけど。
エレクトリックやエレクトロニックで作られた人工的な音は、
もとの音の魅力の無さ、音色の貧しさをあっけらかんと出して
しまうため向いていない。
やはりアコースティック主体の音楽を楽しむモデルですね。

\10,000クラスのカナルイヤフォンではとても素晴らしい
パフォーマンスのモデルでした。
個人的にはカナルイヤフォンで最も理想的なモデルです。

投稿者 metalx : 2012年02月08日 15:10

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