2013年01月05日

個人的2012年ベスト・アルバム。

アルバム/アーティスト(順不同)
Angels Of Darkness, Demons Of Light 2 / Earth
Monolith of Inhumanity / Cattle Decapitation
De Vermis Mysteriis /High On Fire
Koloss / Meshuggah
Our Way & The Highway / Koffin Kats
¡Uno! / Green Day
good kid, m.A.A.d city / Kendrick Lamar
People Hear What They See / Oddisee
Vodka & Ayahuasca / Gangrene
Dice Game / Guilty Simpson, Apollo Brown

個人的な今年の総括と感想としては、90sリバイバルとHip hopの再発見が
あげられると思います。
90sはアメリカで再結成されたりオリジナルメンバーで新作出したりと
にわかに盛り上がっていますが、それに乗っかった感じ。青春だったしね。
去年本当に良く聴いたアルバムはSublimeとLong beach Dub Allstarsでした。
Hip hopはNasじゃないけど死んだと思っていたので随分聴いていませんでした
が、メジャーで活きのいい若手が出てきてるし、アンダーグラウンドでは
まだまだ創造性が失われていないなということを知れたのが収穫でした。

以下、一言レビューです。

・Angels Of Darkness, Demons Of Light 2 / Earth
ドローン系の祖とも言われるEarth。しかし現在の彼らは轟音は封印し、
耽美で静謐な音像で雄大な世界観を聴かせてくれます。

・Monolith of Inhumanity / Cattle Decapitation
Californiaの超絶技巧激音バンド。目紛しい曲展開で置いてきぼりを食う 笑
凄まじくけたたましい。

・De Vermis Mysteriis /High On Fire
プロデュースにKurt Ballouを迎え、持ち味を活かした快作。
このところ少し勢いに翳りが見えていたのが、見事払拭された。

・Koloss / Meshuggah
高密度な前作をどう超えてくるのかと懸念していたが、音楽性の幅の広さと
プロダクションの充実によりまたもやこちらのハードルを越えてきた。
やはり現役最高峰バンドのひとつ。

・Our Way & The Highway / Koffin Kats
今イチ人気が出てこないのがもどかしい。曲もいいし演奏もカッコいい
のになぁ。

・¡Uno! / Green Day
初心に返ったようなシンプルにいいアルバム。3枚連続リリースの創作意欲も
素晴らしいです。

・good kid, m.A.A.d city / Kendrick Lamar
随分とリリースを待たされましたが、待った甲斐あったアルバム。
イケイケで来るのかと思いきや、実に地に足着いたじっくり聴かせる内容。

・People Hear What They See / Oddisee
Oddiseeのプロダクションセンスは本当に素晴らしい。ソウルフルで
ブラックミュージックの良質なエッセンスをうまくピックアップしてる。

・Vodka & Ayahuasca / Gangrene
おそらく今年のベスト1。ヤバい。胡散臭い雰囲気となんかやらかしそうな
危険な香りが中毒性を持ってる。

・Dice Game / Guilty Simpson, Apollo Brown
アングラHip hopはセンスのいいトラックメイカーが多いですね。
Apollo Brownもほんとツボを心得た良質のトラックを作る。

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2012年10月04日

『憂歌団』ドラマー、島田和夫急逝。

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憂歌団のドラマー、島田和夫が急逝しました。
享年58歳。
数日前にもライブで演奏していたばかりだったとのこと。

まじかよ。
絶対再結成してくれて、枯れたジジイの味わいとおもいきや
変わらず弾けた演奏聴かせてくれるの楽しみにしてたのに。
あの繊細なブラシワーク、あの軽妙なドラミングがないと
憂歌団じゃないよー。
悲しい。悲しすぎるわ。

しまやんまじかよー。
今年は悲しい別れが多すぎるわ。

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2012年10月02日

Green Day「iUno!」★★★★☆

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おなじみカリフォルニアはバークレーのメロディックパンク9th。
今回は3枚のフルアルバムを半年に分けてリリース。

まずは1枚目の「iUno!」。
ちなみにそれぞれのアルバムタイトル、uno,dos,tresはスペイン語の1,2,3。
そのまんまですな。
ここ2作では組曲にしたりコンセプトアルバムにしたりと凝ったつくりだった
のに対し、本作はシンプルなパンクロックが並んでいる。
やっぱりGreen Dayはシンプルなのがいいねー。前2作も良かったけどね。
Foxboro Hot Tubsで見せた60sガレージロックのテイストも加味されていて
いい感じでRudeでカッコイイ。
同じメロディックパンクでもThe Offspringは80sハードロック、Blink-182は
80sNWとそれぞれのテイストが強くなってきているのは興味深いですね。

3枚連続リリースについてはGreen Dayぐらいのビッグバンドになるとアルバム
レコーディング→プロモーション→発売→ツアーのサイクルが何年もかかるだろ
うから、曲がたまちゃってしかたないんだろうな。
「American Idiot」で組曲にして何曲分ものアイデアを詰め込んでいたのも
そのせいかと思われる。
「Nimrod」以降はリリーススパンが長くなっているせいか、曲数多いもんな。

しかし、フルアルバムを3枚連続で出したり、過去作8枚をまとめて$25程度の
破格でBOXで出したりと大盤振る舞いが素晴らしい。
アイドルの数曲しか入っていないシングルCDを¥2,000($25!)でしかもいくつも
バージョン違いを出したり、握手券やら投票権やらを同封して同じCDを何枚も
買わせるような、ファンを単なる金づるしか思っていないキャバクラ商売をしてる
低俗かつ悪質な日本の音楽業界とは雲泥の差だね。
取り締まれよ公正取引委員会。仕事しろ。

政治的なスタンスは取らないけど、音楽とファンに対して誠実な姿勢のGreen day
はリスペクトに値します!
だからビリー早くヤク抜いて帰ってきてくれ 笑

投稿者 metalx : 21:51 | コメント (0) | トラックバック

2012年05月31日

Redd Kross新作。

reddkross_cover.jpg

7月にRedd Krossの15年振りの新作がリリースされる。
・・・って再結成してたんかいっ!?
先行シングル聴いたら全然変わってねぇー!いいー!
なんと国内盤も出るなんて素敵な国日本。
日本盤は8月発売です。

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2012年05月05日

ビースティ・ボーイズのMCAが死去。

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47歳だって。まだ若いな。
数年前から煩っていた癌で亡くなった。

ビースティーズはHiphopの重要な歴史であり、
彼らは90s音楽への重要な架け橋だった。

冥福を祈ります。

投稿者 metalx : 16:27 | コメント (0) | トラックバック

2012年04月22日

High On Fire『De Vermis Mysteriis』

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カリフォルニアの激重ストーナートリオの6枚目。

これまでもBilly Anderson、Steve Albiniなど名だたるエンジニアと
組んできた彼らが、本作で選んだのはConvergeのKurt Ballou。
激音界で超売れっ子のKurtとバンドとの相性はバッチリで、
Kurt特有のざらついたギターサウンドにメリハリある低音、
ベース音までクリアに聴こえる分離のいいプロダクションは
バンドの凶暴な音像を見事に捉えている。
正直、前2作は音質がクリアすぎてバンド本来の毒っ気を削いでしまい、
持ち味が充分に発揮できていなかったように思う。

冒頭からDes Kenselの地鳴りのごときドラムが響き、Matt Pikeの
分厚いギターが多い被さり、ビリビリ響くJeff Matzのベースが
地面をのたうつ。
分離のいいプロダクションがやはり吉と出ていて、爆走ナンバーも
リズムにメリハリを感じさせて引き締まって聴こえてカッコいい。
もうひとつの持ち味であるヘヴィサイケなドゥームナンバーも、
重低音が効いていて痺れる。
中盤に置いてある英国風味の甘美なメロディーのインストから、
爆撃ドラミングナンバーのM6への流れは強力。
地下臭を多分に含みながらもメジャーにも顔を覗かせた完成度の高さは、
スタイルこそ少し違うが2ndの頃のCathedralを彷彿とさせる。

初期の頃とはまた違い、地下臭さ・猥雑さを備えながらも多様さと
高い完成度を見せる力作。
今後バンドのキャリアを語る上で外せない1枚になると思います。

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2012年04月03日

Meshuggah『Koloss』

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スウェーデンの轟音プログレッシブメタルバンドの7th。

前作はこれぞMeshuggahともいうべきサウンドを濃縮した傑作だった。
続く本作は、重厚になったサウンドプロダクションと幅のある曲構成で、
普遍的なヘヴィロックリスナーにもリーチする聴きやすさを備えつつも、
よくよく聴き込んでみるとやはりMeshuggahだと唸らされるような
プログレッシブな構成も維持した意欲的な作風となった。

冒頭はゆっくりした展開から始まる。
まるで刀を構えじりじりと詰め寄る剣豪のようなヒリヒリした緊張感で迫る。
本作は比較的シンプルに疾走するM5や穏やかなギターインストM10のなど、
一点突破型だった前作に比べて緩急つけたバリエーションの楽曲で構成され、
一様に変化があって聴きやすいつくりとなっている。
とはいえ、独特なシンコペーションや複雑なポリリズムを多用したり、
奇怪な音色のギターソロがあったりと、おなじみのMeshuggahサウンドも
健在なのでご安心を。
変則的なリズムの楽曲は相変わらず聞き手のリズム感を翻弄する。
バスドラとギター/ベースがシンクロしたリフ、一人で幾重にもポリリズムを刻む
ドラム、独特な符割りのヴォーカルが産み出す摩訶不思議なグルーヴの
轟音プログレッシブメタルはやはり唯一無二。
前作も濃密で非常に素晴らしい作品でしたが、少々趣が変わるものの
本作もまたとても素晴らしい内容の力作だと思います。

なお、リミテッドエディションのDVDはアルバム制作風景とインドでの
ツアー風景映像で、ライブ映像はさわりだけなのでご注意。
なにより、インドでMeshuggahがこれほど受け入れられてるとは意外だった。

投稿者 metalx : 20:17 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月26日

Terrorizer『Hordes of Zombies』★★★★☆

Terrorizer-Hordes-of-Zombies.jpg

この春はエクストリームミュージック界の重鎮たちが
次々と新作をリリースする驚異の新作ラッシュですが、
その先陣を切ってリリースされたTerrorizerの新作が
さっそく凄い。

アメリカのグラインドコアレジェンドの3rd。

復活作だった前作リリース後に中心メンバーだった
Jesse Pintadoが若くして急逝。
バンドは後任ギタリストにヴォーカルと同じ
Resistant Cultureの女性ギタリストKatina Cultureを迎えて
無事存続を果たした。
David Vincentも再び合流し、新体制お披露目となる本作。

Katinaのプレイはスラッシーに細かくリフを刻んだり
トレモロリフを多用したりとメタル畑な演奏スタイルで、
Jesseのそれとは雰囲気が異なる。
そのためバンドサウンドもハードコア色が減退し、
デスメタル色が強くなった。
帝王Morbid Angleの強靭なリズム隊をバックにギターは
精密機器のような緻密な高速リフを積み上げ、
ヴォーカルはグロウルでポリティックな歌詞を歌う。
サウンド全体にみなぎる緊張感が非常に高く、高密度に
詰め込まれた激烈音塊を凄まじいスピードで
ぶっ飛ばすさまに圧倒されます。
それにしても、ここ数年の鬱積を晴らすかのような
Pete Sandovalの鬼神のようなドラムプレイは圧巻。
全編に渡って疾走しまくりブラスト打ち込みまくりで
気迫に満ちている。
タイトで引き締まった音質もサウンドの緊張感を
助長しており効果的。

ベテラン勢の年齢を感じさせない、気迫のこもった激烈盤。
亡きJesseの魂に捧げる渾身の1枚です。
それにしても激音界のベテラン勢の快進撃は止まりませんね。
素晴らしい。

投稿者 metalx : 17:11 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月08日

JBL reference 220

ref220.jpg

※先にお断りしておきますがこの感想はあくまで純製品に
ついてのものです。
2012年現在、こちらの製品はメーカー生産終了しています。
店頭在庫もまずないでしょう。
ネットショップ等で廉価でバルク品と称して販売している
ものは、まず間違いなく偽物ですので誤って購入しないよう
にしてください。
リリース当時で実売価格\10,000以上、現在はプレミアも
ついてもっと高価になっているはずです。ご注意ください。

E2cの後に購入したモデル。

丸っこいフォルムに布製のシールドと、なんだか優しさ
上品さを感じさせるデザイン。
このモデルはユニット部分は普遍的な形ですが、出力口
の経口が他モデルに比べて大きく、おそらくこれが音にも
大きく影響していると思われます。

小さめのボディに比較的柔らかめのイヤーパッド、という
ことでフィット感は弱め。
そのため遮音性はそれほど高くありません。
電車の音や雑踏の喧騒などに影響されがちなのは否めない。
ただきつくないフィット感と軽量のボディは長時間装着でも
疲れない、といった利点があります。

比較的硬めでメリハリといった感のあったE2cに比べると、
こちらは非常に繊細で情感あふれる音。
特に分離・解像度が素晴らしく、静音ジャズなどを聴くと
ドラムのブラシワークがとても繊細に聴こえてきます。
加えて各楽器の音がクリアで聴き取りやすく、それでいて
空気感や音色の豊かさまで表現しているのが素晴らしい。
カナルイヤフォンでここまでできるのか、と感嘆した一品。
ジャズやクラシックといった、アコースティック楽器主体で
録音にも気配りされた音源を聴くのに最適です。

音全体のバランスも非常によく、こういったモデルで犠牲に
されやすい中音域も豊か。
何より耳につく変な味付けがされていないので、録音された
音がとても素直に出てくるのが特徴です。

あえて欠点を上げるとすれば、非常に素直に音を鳴らしている
のもあって低音が少し弱い。自然と言えば自然なんだけど。
エレクトリックやエレクトロニックで作られた人工的な音は、
もとの音の魅力の無さ、音色の貧しさをあっけらかんと出して
しまうため向いていない。
やはりアコースティック主体の音楽を楽しむモデルですね。

\10,000クラスのカナルイヤフォンではとても素晴らしい
パフォーマンスのモデルでした。
個人的にはカナルイヤフォンで最も理想的なモデルです。

投稿者 metalx : 15:10 | コメント (0) | トラックバック

Shure E2c

おもむろに手持ちのカナルイヤフォンのレビューを書こうと
思いたち、載せることにしました。
イヤフォンはイヤーパッドのフィット感や音質の好みなど、
結構個人個人の嗜好により製品の評価が分かれるので難しい
ところですが、あくまで個人的に実際使ってみて思ったことを
書いてみました。

she2c.jpg

Shure E2c

iPodで音楽を聴くようになり純正イヤフォンの音の悪さに辟易し、
いいイヤフォンがないかと物色していたころに購入したモデル。
どうせ買うならいいものを買おう、と一発奮起して決めました。

業務用のモニター用イヤフォンを製造しているメーカーという
ことで、品質的に保証されたモデル。
もともとモニター用ということで、周りの音を遮断することに
特化しているために極めて高い遮音性を誇ります。
低反発性のイヤーパッドまでついていて、かなりしっかりした
フィット感。このあたりは好みの分かれるとこですね。
また、このモデルは一般的な耳に差してコードを下に垂らす
といった装着法ではなく、「Shure掛け」と呼ばれるコード
部分を上にしてコードを耳に掛け後ろにたらすという、
独特な装着法で使用します。
もともとこの装着法で設計されてるために、Shure掛けにすると
装着感があがって遮音性がより高くなり、音圧も向上します。
下記の音の印象はあくまでShure掛けした場合のものです。
またイヤーパッド、シールドとも硬い手触り。
しっかりしている反面、柔軟さには欠けますね。

音質に関して言えばモニター用という性格上、変に味付けせず
比較的素直に音を鳴らしているのが特徴的。
見た目の硬さと同様、音も硬めではっきりくっきり型。
低音圧もしっかりしていて分離も良く、ほんとにメリ、ハリ、
といった感じ。
ただ全体バランスはいいので、変に高音・低音強調した
ドンシャリではありません。
音そのものも艶があり非常にはっきりした音。
分離もとても良く各パートの音を聴き分けるのに適しています。
この辺はさすがにプロユースの品質、といったところでしょう。
難点を上げるとすれば、音の硬さでしょうか。
柔らかく丸みのある音が好きな方には向いていないでしょうね。
あくまではっきりくっきりですから 笑

製品上の難点として、このモデルは実は非常に断線しやすい。
私は他社製含めかれこれ5モデルほどカナルイヤフォンを使って
いますが、これが断トツの頻度で断線しました。
2年間の商品保証期間のうち半年ごとに断線し、都合3回
無償交換をしました。
価格も価格ですので、メーカーももうちょっと耐久度考慮した方が
いいように思いますが・・・

価格¥10,000前後の高級カナルイヤフォンのエントリーモデル
としては、さすがのクオリティー。
音にこだわる人は、一度は挑戦してもらいたいモデルですね。
価格相応のポテンシャルは備えていると思います。

投稿者 metalx : 14:53 | コメント (0) | トラックバック

2012年02月03日

春の新作ラッシュ。

こっから春にかけてTerrorizer、Napalm Death、Cannibal Corpse、
Meshuggahと、怒涛の新作リリースラッシュなんだよなぁ。
しかし凄まじいメンツ・・・
Terrorizer早速素晴らしい出来だし。

BクラスではBeneath The Massacre、Goatwhore、も控えてるし。

春に似つかわしい音楽ばかりだね 笑

エクストリームサウンドの宝石箱や!

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2012年01月20日

初音ミクが歌うChromeブラウザのCMソング、iTunesチャート1位に。

いいっすねえ。
ボカロが市民権得てきてますね。
しょうもないリアル歌手よりよっぽどいいです。

ボカロは結局クリエイターのセルフプロデュースなので作家性が
強いのと、歌詞の世界観がクソみたいな恋愛ソングや白々しい
がんばれソングではないのが良いです。
まぁ、中二病のセカイ系が多いですが。

個人的にはPerfumeはほぼボカロみたいなもんだと思ってます。
基本的には中田ヤスタカPによる、アンドロイドユニットだと。

この辺、わかる人とそうでない人で分かれるでしょうね。

投稿者 metalx : 16:48 | コメント (0) | トラックバック

2012年01月17日

『隔週刊 ブルーノート』創刊。

隔週刊 ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション創刊。
毎号1人のアーティストをピックアップし、ブルーノートの
歴史を豊富な資料と厳選した音源で振り返る雑誌。

創刊第1号の特集アーティストは・・・

マイルス・デイヴィス!

なんでやねん!!!

とつっこまれた方も多いかと思います。
「サムシング・エルス」1枚だけじゃねえかよ。
しかもキャノンボール・アダレイ名義だし。
厳選した音源ってオリジナル盤6曲しかありませんが?

ブルーノート語るなら他にもっといるだろうがよ。
これだとコルトレーンも絶対入れてくるな。
・・・と思って公式サイト見たらやっぱり入ってたw

まぁ、ブルーノートのコアファンが喜びそうな貴重な情報
とかでなく、あくまでJazz初心者のライトユーザー向けの
緩い内容なのは想像に難くないな。
スルー確定です。

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2011年12月03日

Corrupted『Garten Der Unbewusstheit』★★★★★

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大阪のドゥームバンドの4th。

オリジナルメンバーであるHeviとTalbotが本作をもって脱退。
それもあってかバンドのキャリアを総括する集大成ともいえる作品となった。

前作でも感じたことだが、叙情的なメロディーを積極的に静音・轟音パートともに
取り入れるようになったことにより、サウンドがMournful Congregationに近い
フューネラルドゥームに変化してきている。
それを特徴づけるのがMark Yokotaのギタープレイで、フィードバックノイズで
空間を埋め尽くすTalbotのギターとは対照的な叙情的フレーズを明確に奏でる。
悲哀を感じさせる耽美なメロディーは全編に渡って楽曲を漂い、静音と轟音の
コントラストは静かで深い哀しみと怒りを表現している。
特に静音パートはドゥームというより70sプレグレのような趣がある。
Heviのグロウルも変わらずブルータルでありながら、まるで歌唱しているような
深みを感じさせて楽曲のイメージを膨らませる。
全3曲60分強ではあるが、それぞれの曲間は繋がっているので通して聴くと
一つの楽曲のような纏まりがあり、長大なスケール感と物語性を感じさせた。
ここにきてバンドとしての表現力は一つの到達点に達したようだ。

前作あたりから垣間見せた叙情化の傾向を安易に聴きやすくる方向性に寄せず、
バンドの表現手法として巧みに消化し見事に消化させた力作といえる。

今後バンドは新たなメンバーを迎え継続するようす。
脱退した二人もどういった活動を行うのか気になるところですね。

投稿者 metalx : 17:17 | コメント (0) | トラックバック

2011年11月15日

eastern youth『ばかやろう節』

闘う相手はいつだって
心の底から湧いて来て
崖っぷちに俺を追い詰める
「生きてる価値など何も無い
存在自体がクダラナイ
死ネ!死ネ!」
と俺を追い詰める

投稿者 metalx : 23:53 | コメント (0) | トラックバック

2011年10月02日

Blink-182『Neighborhoods』★★★★★

Neighborhoods.jpg

おなじみCaliforniaのポップパンクトリオ、復帰作で通算6枚目。

Angels & Airwavesや+44も追っかけてきた熱心なリスナーと、
そうでない人で評価の別れる作品かもしれません。
自分は前者なので、もとよりこの変化は好意的に受け止めました。

先行シングルのM3で見せた80s回帰のサウンドは本作全体でも見られ、
浮遊感漂うスペーシーなギターやポップなリズムギターを基調とした
カラフルなサウンドが印象的。
Angels & Airwavesよりはパンクっぽい部分は戻って来ていますね。
やはりこの声、メロディーラインは唯一無二でお帰り、と言いたい。

TomとMarkのコーラスワーク、曲ごとに彩りを変えるギターワーク、
Travisの巧みなテンポチェンジと特徴あるフィルイン。
抜群のメロディーセンスの楽曲を、スケール感あるアレンジと
変幻自在でタフなアンサンブルで聴かせてくれます。
ノリノリのパンクサウンドは全体の割合としては減少しましたが、
その代わりの要素がとても充実しているので気になりませんでした。

疾走感あるパンクサウンドではありませんが、全体に趣向を凝らし練り込まれた
とても完成度の高い素晴らしいアルバムになっています。
前作やAngels & Airwaves、+44で見せた変化も良かった、という人には
ぜひ聴いていただきたい傑作です。

投稿者 metalx : 11:03 | コメント (0) | トラックバック

2011年09月22日

R.E.M.解散。

REM.jpg

あえてBill Berry入りの写真にしました。
だってBill BerryいないR.E.M.はR.E.M.じゃないと思う。

日本で最後まで正当な評価を得られずじまいでしたね。
個人的にはストーンズやエアロスミスには何の思い入れ
もありませんが、R.E.M.は好きでした。
Peter Buckのリズムギターは素晴らしかった。

やはりインディーズ時代が彼らのピークだと思います。
メジャーデビュー以降、特にBill Berry脱退後のUp以降
の作品は精彩を欠いていたと思います。
個人的にもあまり聴き込まなかった。

彼らのベスト3は
1位 Document
2位 Reckoning
3位 Green
です。

後進に大きな影響を与えた、素晴らしいバンドでした。

投稿者 metalx : 17:56 | コメント (0) | トラックバック

2011年09月08日

クソバンド。

昔からレッチリとかいうクソバンドが嫌いである。
音楽的には、好きでも嫌いでもない程度。たいして魅力もないので
どうでもいいバンドだが、とにかく日本での異様な人気の高さが
鼻について大嫌いである。

グランジ・オルタナ世代なので「母乳」のころから知っている。
当時Living ColorやFishbone、Bad Brainsを聴いていた俺にとって
ミクスチャー系はどストライクのはずだった。
白人バンドでいいミクスチャーだということで楽しみで聴いてみた。
結果は、なにこれ?どこがいいの?だった。
とにかく印象に残らなかった。リズム、リフ、メロディーすべてが
凡庸で褒めるところのないサウンドだった。
なんでこれが売れてるの?といった感じだっだたが、バンドの奇行が
ウケて日本でもヒット。
以来、洋楽バンドでは日本でも異例の受け入れられ方をしている。
まわりでもレッチリ好き、というやつが多く辟易する。
なにもメジャーバンドが嫌い、というわけではない。
Linkin好きだしGreen dayやBlink-182も大好きだ。
あ、オエイシス嫌い。

要するにレッチリ好きとか言ってるやつは、洋楽ロック好きじゃなくて
単に流行りものの歌謡曲聴いてるカスばかりなんだよな。
本質に目を向けず中身のないコマーシャルなものしか受け付けない。
連中は音楽聴いてるんじゃなくて、それっぽいものを聴き流してるだけ。

投稿者 metalx : 10:35 | コメント (0) | トラックバック

2011年08月02日

Heartsounds『Drifter』

Drifter.jpg

カリフォルニアのメロコアバンドの2nd。
自主で出した1stにブレッドが惚れ込んで契約したとのこと。

やっぱりエピタフはこうでなきゃね!と思わず意味なく力んでしまうほど、
迷いのない青春系メロディックハードコアが実に爽快で心地いい。
性急なビート、甘酸っぱいメロディー、タイトで引き締まったアンサンブル。
すべてがハイクオリティーで非の打ち所なし。
メタル要素も含まれているので所々アレンジもいい感じで捻ってあって、
単調で金太郎飴という事もありません。
ただ突っ走るだけでなく、ミディアム曲も味わいある佳曲で緩急も付いてる。
そしてなんといってもこのバンドの魅力はメロディーセンスの良さ。
個人的には感動を覚えたM1,3,7,8,10,12がお気に入りです。
ほんと良い曲多いなぁ。
男女混声ヴォーカルというのも新鮮です。
でも女性声が低いので最初気付かなかった 笑

90sメロコアの遺産を良い形で受け継ぎ、現代的な味付けも加味して
高いクオリティーで還元したメロコアの秀作。
このバンドは今後も楽しみですね。
疾走してた頃のYellowcardやRelient K好きは見逃し厳禁の必聴盤です!

投稿者 metalx : 22:49 | コメント (0) | トラックバック

Atlas Losing Glip『State Of Unrest』

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うぉー、カッコいいー!思わず感嘆してしまった。

スウェーデンのメロディックハードコアバンドの2nd。

男臭いシンガロングヴォーカル、哀愁漂うメロディー、
高速ギターリフ、畳み掛ける性急なドラムビート。
そのすべてがハイクオリティーの素晴らしいアルバム。
メタル要素も含むタイトでテクニカルなアンサンブルが迫力満点。
特に哀愁ギターリフがカッコいいねぇ。痺れます。
アレンジも良く練ってあって聴き応えあり。
アルバム全体は疾走感ある構成ながらも、途中にじっくり聴かせる
ミディアムナンバーも織り交ぜて緩急つけて魅了してくれる。
このあたりの緩急効いた構成力も実に見事で、メロコアファンだけでなく
幅広い層にアピールできる完成度を誇る。
メリハリの効いたサウンドプロダクションも秀逸。

またもやスカンジナビアからの強力な刺客による傑作。
疾走していた頃のRise AgainstやA Wilhelm Scream好きな人には
マストアイテムです!!

投稿者 metalx : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

2011年07月20日

Blink-182『Up All Night』

遂にBlink新曲リリースです。

どう聴いてもANAにしか聴こえないのはご愛嬌です・・・
イラストの矢印5本しかないのもご愛嬌です・・・・

投稿者 metalx : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2011年07月19日

Opeth『Heritage』

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何だこの購買意欲を削ぐアートワークはww

Martin Lopezに続いてPerまで脱退しちゃったんだよねー。
残念。
前作はやっぱりドラムが変わったせいであんまり聴かなかった。
今作の出来が不安です。

投稿者 metalx : 23:47 | コメント (0) | トラックバック

2011年07月02日

宇宙船に乗って行っても会えないひと。

今更ですが、sasakure.UKにハマっております。
ガラクタ姫がきっかけでした。
カムパネルラは宇宙舟のくだりでぶわっときました。

そうだよなぁ。
今回の震災で多くの人がそうなったんだよなぁ。
たとえ、宇宙船に乗って行っても会えないひと。

紙飛行機に、ありったけの想いをのせて。

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2011年06月11日

Johnny Cash『American III: Solitary Man』

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ぬおおおお、かっこえぇ。
おっさんがギターつま弾いて歌っているだけなのに
なんでこんなにカッコいいのか。
これが年季が入っているということか。

Johnny Cash、American Recordings3枚目。
豪華なメンバーが参加していながらも、基本はJohnnyの歌と
ギターによるシンプルなサウンドのアルバム。
前半カバー曲中心、後半自作曲中心の構成。

冒頭のTom Petty"I Won't Back Down"からボロクソにカッコいい。
歌詞も直球ド真ん中で心に響きました。
しばらくアンセムソングにしたいと思います。
低い枯れた味わいの声質が必要最低限度の伴奏と相まって、
凄まじく味わい深い世界観を感じさせます。

投稿者 metalx : 15:40 | コメント (0) | トラックバック

Kris Kristofferson『Closer To The Bone』

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ここ数年続いたジャズのマイブームも落ち着き、最近はカントリーを
良く聴いています。
カントリーと一口に言ってもいろいろあるのですが、良く聴くのは
チャート上位に顔を出すようなポップス色の強いものではなく、
素朴で地味な方のカントリーです。

オーク樽で長い時間かけて熟成されたシングルモルトのような
滋味深い味わいは、素朴ながら風味豊かで腰の据わった味がして
どん詰まりの人生にじんわりと良く染みます。

Kris Kristoffersonのこのアルバムはシンプルな編成のサウンドで、
朴訥としたKrisの歌とギターが粒だっていて実に雰囲気の良い
作品となっています。

おっちゃん70も越すと、なんとも言えぬ説得力を持ちますな。
ジャケットの端正な髭の顔立ちもいい感じです。

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2011年04月30日

驚愕のメロデス・ジブリカバー集『Princess Ghibli』。

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1曲目のクラウディオが日本語でトトロ熱唱してるのに爆笑しました。
「スゥテキナーボウケンノォシマエェェェェェ!!!」
サイコー(笑)クラウディオ気合い入ってるぅ!
エットレも日本語で流暢に歌ってるし。
リフもいいの書いていて、才能を無駄に浪費していていい感じ。
他でも言われていますが女性ボーカルは蛇足ですね。
特に流麗な歌唱でもなく抑揚のない歌い方で聞き苦しい。

Disarmonia Mundi関わってる曲のクオリティーが高いので、
それ以外は正直パッとしないかな。
しかし耳なじみよいジブリナンバーがメロデスと出会うと
こうも面白く化けるとは。
プロジェクトに関わったメンバーの本気度に、
心から笑わせてもらいました。

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2011年04月10日

Morbid Angel新譜。

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おいおいついに新譜出るじゃねぇかよ。
何年待たすんだよ・・・8年は長ぇよ。
生まれた子が小学2年生になっちまうよ。
ジャケット今までになくかっこいいじゃねえかよコノヤロー・・・。

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2011年03月20日

Rise Against『Endgame』★★★★

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シカゴの哀愁メロディック・パンク、通算6枚目。

前作に続いてTimの力強い歌声で聴かせる、歌ものメロディック・パンク路線。
インディー時代の突っ走る彼らを求める人にはもはや訴求しないでしょう。
哀愁漂うメロディーセンスと、ゴツゴツした男っぽいパンクサウンドに
魅力を感じる人にはお薦めできます。

前からそうなのだが、彼らは曲の作り方がうまい。
比較的オーソドックスなアレンジが多い割に金太郎飴にならず、
1曲1曲の個性がしっかりしている。
そんなところがメジャーディールをキープしている所以でしょう。

先行シングルのM1はミドル→アップとテンポチェンジする、
最近の彼らがよく使うタイプの曲。メロディー良し。
疾走するM4から哀愁ミドルM5への流れがカッコいい。
M6のメタル風味リフは今までになく新鮮。
中盤はミドルでじっくり聴かせる曲が並ぶが、
各曲ともうまく雰囲気を変えて差別化している。
終盤はアップテンポのM10,11,13で勢いを持たせて終演。

個人的にお気に入りはM2,4,5,9。哀愁のメロディーが胸にグッときます。

疾走しなくても充分カッコいい。じっくり聴いて味が出てくるいい作品。
幅広い層にアピールできる充実作になっています。
ちなみに同郷イリノイのMatt Skiba (Alkaline Trio)やAllのChad Price
なんかがバックコーラスで参加。

ハリケーン・カトリーナやメキシコ湾原油流出事故などの事象にも触れ、
環境破壊や支配権力に対するアンチな姿勢など、ポリティカルな
アティテュードも健在。
熱い想いを歌い上げる兄貴の姿に、思わずこちらも握りこぶしです。

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Plain White T's『Wonders of the Younger』★★★★☆

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シカゴはイリノイのギターバンドの6th。

ラウドなギターサウンドで攻めるスタイルではなく、
The All-American Rejectsのように楽曲の良さと曲に合わせた
カラフルなアレンジで聴かせるバンド。
特に本作ではビートルズライクな美しいコーラスハーモニーが印象的。

これまでの作品に比べアレンジの幅が広がり、曲ごとに
多彩な表情を見せるようになった。
M2,3,11に見られるような、変拍子や3/4拍子などを多用する楽曲は
本作におけるひとつのポイントでしょう。
アルバム全体に起伏を付ける役割を担っている。
サビ部分のコーラスワークも非常に美しいです。
またM4のカントリーやM6のブルース、M13のホンキートンクなど
ルーツミュージックの要素をうまく消化しているのが、いかにも
アメリカのバンドらしいところ。
M7の美しいメロとギターサウンドはギターエモ好きには
どストライクです。
M8のサビのフックはリズミカルで耳に残ります。
ピアノやシンセなどの鍵盤楽器やストリングスの使い方がうまく、
楽曲それぞれの個性を際立たせるのに実に効果的に機能している。

素晴らしいですね。一皮むけた感じ。
これまでの良メロディーのギターバンドといったスタイルから、
さらに一歩踏み出して自分たちの音楽性を深化させた
とても充実した作品になっています。
キャラ・立ち位置含め派手さが無いため日本での知名度は低めですが、
話題性先行のバンドを追っかけるより、実のある音楽が好きなら
こちらを推薦します。
損はさせません(笑)。

投稿者 metalx : 09:19 | コメント (0) | トラックバック

2011年03月09日

Bayside『Killing Time』★★★★☆

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N.Y.のエモ/メロディックパンク、古巣Victoryを離れメジャー移籍しての5th。
プロデュースは個人的に大好きなJimmy Eat World「Futures」を手掛けた
Gil Nortonということで期待が膨らむ。

レーベル移籍・プロデュースの影響か、これまでのインディ臭は控え目になり、
代わりにタイトなバンドアンサンブルが印象的な力強いサウンドになった。
よりメジャーなサウンドへの方向性の転換に、バンドの本気度が伺えます。
とはいえ持ち前のメロディーセンスは損なわれておらず、
影響はいい方向に働いたよう。

M1、2、6のようなギターストロークとコード進行でグイグイ盛り上がっていく
ナンバーは、まさにGil Nortonの手腕光るナンバー。ギターがカッコイイです。
また、M3、5みたいにエモいメロディーが光るスローナンバーも、
楽曲の良さを活かしながらヒネリの効いたアレンジでうまく料理。
M7、9なんかのアップテンポの配置もうまく、
アルバム全体のまとめ方も堂々としたもの。
M7の哀愁メロとアップテンポのコンボなんてバッチリツボです。

骨太でパンチの効いた演奏、きらりと光るメロディーセンス、
ヒネリの効いたアレンジとエモ/メロディックのお手本のような
魅力の詰まった秀作になった。
前作までの湿り気が控えめになったのは好みの分かれるところだとは思うが、
個人的にはこちらの方がインディ臭さが抜け完成度が高いので好みです。
レーベル移籍してバンドとして一皮むけた力作になったと思う。

Jimmy Eat World、Taking Back Sundayなんかの良質メロディーで
タイトなアンサンブルのエモバンドが好きな方に、ぜひおすすめの1枚です!

投稿者 metalx : 14:59 | コメント (0) | トラックバック

2010年12月23日

Eric Dolphy『Stockholm Sessions』

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Eric Dolphyといえば独創的なトーンのバスクラリネット、
という印象が強いかと思いますが、フルートの幽玄な調べも
また格別な味わいがあります。

61年にヨーロッパ滞在時にテレビ用に収録された1枚。
2回に渡って行われたセッションを一つにまとめています。
バックをつとめるのは現地のミュージシャンたち。

Dolphyおなじみのナンバーばかりでいい演奏が多いですが、
個人的にはバスクラによるソロが艶やかな「God Bless The Child」、
フルートによる叙情性が麗しい「Left Alone」「Don't Blame Me」
が印象に残りました。
特にMal Waldron作曲による「Left Alone」が美しい。
いろんなバージョンありますがどれもいいですね、この曲は。

Dolphyのフルートの叙情性を堪能するにはもってこいの盤では
ないでしょうか。

投稿者 metalx : 20:24 | コメント (0) | トラックバック

2010年12月12日

Astor Piazzolla『La Camorra』

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最近ピアソラを愛聴しています。

ピアソラとの出会いは10数年前。
某監督作品でフィーチュアされていたのが印象的で聴き始めました。
哀愁漂うメロディーラインが心地よくすぐにお気に入りのアーティストに
なりました。
ただ当時はまだ若かったので、この音楽の妙味を味わうには早いと思い、
さほど掘り下げず大事に取っておきました。

あれから月日も経ち齢を重ね、また最近モダンジャズを聴き込んでいたところ
だったので、ふと思い立ち聴き直してみました。

いや、ほんとうに素晴らしい。
ため息が出ました。

ピアソラのタンゴにはクラシックやジャズの要素が入っているのが、
今だと良くわかります。

躍動的で、耽美で、退廃的で、それでいて生命力に溢れた音楽。

80年代中後半にアメリカン・クラーヴェに残した作品では、晩年ということもあり
より野心的な音楽的冒険よりも穏やかで叙情的な側面に比重が置かれた作風になっており、それがまた格別な味わい。

レコーディングの状況も素晴らしく、キップ・ハンラハンの手腕が冴え渡っています。
まさしく、芸術ですね。

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2010年10月27日

Albert Ayler『Nuits De La Fondation Maeght 1970』

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専ら愛聴盤。
Ayler聴くとなんか心がほっこり和みます。

この頃のAylerは、もうなんか後光が差しています。
サーっと光差してラッパ持った天使が降りてくるような。
マーチングバンドのような牧歌的なメロディーと
相反するようなフリーキートーン。
それに加えピアノもドラムもそれぞれが独立しているような
自由な演奏を繰り広げるのに何故か調和している。
木の葉のざわめきや、小鳥のさえずりや、小川のせせらぎが
それぞれ独立しているのに見事な調和をみせるかのように。

あまりに素晴らしくて美しくて、何も言えなくなってしまいます。

投稿者 metalx : 11:26 | コメント (0) | トラックバック

2010年10月25日

Eric Dolphy『Last Date』

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他人から褒められるほど立派なことをしているわけじゃないが、
自分としてはまじめに一生懸命がんばっているつもり。
しかし、報われない。辛いことが起こる。
穏やかに、幸せに過ごしたいだけなのに。

Eric Dolphy『Last Date』を聴く。1964年録音。
この録音の約1ヵ月後に急逝するが、それが悔やまれる素晴らしい演奏。
どの曲も甲乙つけ難いほど素晴らしいが、とりわけ名演奏とされる
「You Don't Know What Love Is」がやはり白眉。
Dolphyにしては珍しくしっかりThemeをメロディアスに吹き上げながら、
流れるようにインプロヴィゼイションに入っていく。
抑えた伴奏がDolphyのフルートの響きを際立たせている。美しい。
フルートという楽器がこれほどの表現力を持つとは知らなかった。
後半にあるブレイクが入りベースとフルートのみになるパートが
また鳥肌が立つほど美しい。

これほどの才能を持ちながら、惜しまれつつ彼は36歳で旅立った。
ほんとうに惜しい。まだまだ新しいアイデアで素晴らしい演奏を
したであろうに。

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2010年10月04日

Albert Ayler『Albert Ayler In Greenwich Village』

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染みるねぇ。Aylerの音色はこんなに放埓なのに人懐っこくて、
人恋しさに溢れている。
人間賛歌。そんな風に聴こえませんか?

繰り返し何回でも聴いてしまうので、コンプリート盤の方を
買おうと思っています。
あの、ジャケットダサいの。

Coltraneのヴィレッジ・ヴァンガードのコンプリート盤も
そうですが、あのジャケットセンスは何?

せっかく内容が至宝なのにもったいない・・・

それに比べてAylerのレア音源BOXの愛のあること。
ファンには感涙の一品ですね、あれは。

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2010年10月02日

阿部薫『またの日の夢物語 SOLO.1972.1.21』

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阿部薫の音楽を、その凄絶な生涯や鈴木いづみとのセンセーショナルな結婚生活を
引き合いにして語るのはフェアじゃないと思う。

それはそれ、音楽は音楽。
そういう私生活うんぬんばかり取りだたされて、やれ孤高の天才だとか不世出の
才能だとか揶揄するのは、はなはだ阿倍の音楽に対する冒涜であり阿部自身に
失礼だと思う。
阿倍の音楽には、そのとっつきにくく周りと協調できない性格故の孤独さや
純粋培養さが出ているのは確かに事実だ。
だが、それ以前に阿倍のパーソナリティーが深く反映されながらも、時代性や
阿部自身が消化吸収した偉大なる先達たちの音楽を、確固として再構築せんと
するその挑戦にその意欲にできればぜひ耳を傾けてほしいと思う。

阿部を手放しで賞賛する人々の中に、彼が敬愛したEric DolphyやAlbert Ayler、
そしてJohn Coltraneといった天才達の音楽を理解し愛した人がいったい
どれだけいるだろう?
連綿と続くジャズ/マイノリティーとしての黒人音楽の中でより斬新で革命的な
音楽の方向性を、類い稀な才能を惜しみなく注ぎ込み模索し挑戦し、そして完成
を見ずに散っていった尊大で愛すべきミュージシャン達。
阿部はそこに内なる疼き(Inner Urge)を感じ取り、自身と重ね合わせて自分の
吐露すべき何かをSaxという楽器を用いて表現したかったのだと思う。

このころの阿部はまだ若く血気盛んな時期。
「誰よりも速くなりたい」と、まるでF1レーサーみたいな事を嘯いていた彼の
とある日の記録である。
溢れるアイデアをなんとか形にするべく、孤軍奮闘する阿部の姿が克明に記録
されている。
まだまだ未整理で慣れた手癖の使い回しや、気持ちが先行して表現力が
追いついていない所は多分に見受けられる。
しかしそれ以上に若き魂の奔流とも言うべき唸りまくるSaxのブロウに、
やはりなにがしかを感じられずにはいられない。

別にポピュラー音楽すべてを否定する訳ではない。
ただ、一人の男がその生涯をかけて音楽に何かを託して駆け抜けた様を
それを聴く事ができる我々が受け止めるのは決して悪い事ではないと思う。

投稿者 metalx : 21:51 | コメント (0) | トラックバック

2010年09月28日

阿部薫

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阿部薫。

阿部薫を最近よく聴いている。
ジャズを聴くようになってハードバップ→モードの流れの中でEric Dolphyを
聴くようになり、その流れの中でたどり着いた。

若い頃Sonic Youthを聴いていた流れでアヴァンギャルド音楽を聴いていた
時期があり、山塚アイ、秋田昌美、非常階段、灰野敬二といった音楽を聴い
ていくうちに、阿部薫のことも当時から知ってはいた。
ただ、当時は若く血気盛んな時期でエレクトリックでより暴力的な音を
求めていたこともあり、アコースティックのサックスをプレイする阿部の
音楽は少し物足りなく感じ、積極的に聴かなかったのが事実。

齢を重ねジャズの妙味を理解できるようになったときに、あらためて
阿部薫の音楽に触れてみて感じることも多い。
フリー・ジャズに属する音楽だが、そんなカテコライズは無用の長物。
余計なことは考えずに素直な心で聴いてみると、孤独な心と音が
よく感応するようだ。
フリージャズと言うとやたらめったら無茶苦茶に演奏するものと思われ
がちだが、世間一般の人が聴くポピュラー音楽からは遠く乖離しているが、
あくまでそれ以前にあったジャズの法則から逃れ新しい方法論を構築して
いこうとしただけで、決して音楽的にデタラメをやっているわけではない。

阿部の音楽には、いいようもない孤独や哀しさを覚える。
阿部の音楽には、形にとらわれず自由に魂を開放せんとする、心の叫びを
感じる。

たまたまジャズだっただけ。これが絵画でも舞踏でも写真でも詩でも
格闘技でも阿部薫は阿部薫だったのだろう。

閑話休題。
音楽を文字で語ることの愚かさ。

あくまで人を選ぶであろう音楽であり、おいそれと人には勧めがたいが、
響く人にはこれほど豊潤な音楽もすくないであろう。

投稿者 metalx : 13:27 | コメント (0) | トラックバック

2010年08月13日

Freddie Hubbard『Bule Spirits』

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Hubbardの60年代Blue Noteでの最終章。
最初聴き始めのときは、なんだよHubbardはオーソドックスなスタイルで
ブイブイ吹かしてる方が合ってるのにな、などと浅慮なことを思っておりました。

いや、素晴らしいですね、これ。
全曲Hubbardによるオリジナルで、ShorterやHerbieとはまた違った
新主流派の面目躍如たる作風。
随所に意欲的な試みが盛り込まれていて聴きごたえがあります。
レコーディングが2日に分かれていて、James Spaulding、Kiane Zawadi以外は
そっくり入れ替えているので曲風もガラッと変化。
ブルースやラテン風でアフロ・アメリカンなフィーリング溢れるM1,4と
HubbardらしいメロウでモダンなM2,3,5といったメリハリのある構成で、
曲に合わせた見事なメンバーブッキングが功を奏していますね。
特に1,4でのBig Black、2,3,5でのMobleyとMcCoyが印象的です。
全曲に参加しているJames Spauldingもフルート、アルト・サックスと
実に良い仕事してます。

Hubbardのコンポーザーとしての魅力が結実した1枚です。

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2010年08月12日

フランシス近影。

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やっぱカートに似てるねー。目元が特に。

フランシスの近況はクィーン・オブ・ビッチことコートニーばばぁが
ベラベラしゃっべてるww

音楽やらないのかなぁ。やはり期待してしまう。

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2010年08月10日

爆笑。

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たまたまネットで見つけた海外サイトでの日本盤LPの紹介画像。

・・・・・・・

帯全然違うw
日本語どうせわからんからって超いい加減ww

それはさておき、Mobleyいいですね。
この「Workout」もMobley節全開で心地よい良盤です。
Grant Greenがかなりフィーチュアされてます。

MilesやColtraneシンパはMobleyのことを、モードについていけない
イモテナーだとか速吹きが出来ないとかボロクソに言いますが、
MilesやColtraneが駆け足で通り過ぎていったモダンジャズの妙味を
腰を据えてじっくり聴かせてくれるのがMobley流。
ベルベット・トーンと形容される艶やかな調べは、洗練されたモードジャズとは
また違った豊かで滋味深い都会的な趣を感じさせてくれます。

投稿者 metalx : 12:18 | コメント (0) | トラックバック

2010年08月01日

Joe Henderson『In 'N Out』

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ジョーヘンは『Page One』だけ聴いてもういいや、って思った方。
ごめんなさい、こっち聴いてください。

おなじみDorhamやMcCoy参加は同じながら、本作のドラムはElvin Jones。
これで食指が動いた方、正解です。その予想が見事に裏切られない快作になっています。

タイトルトラックの「In 'N Out 」から痺れるようなテナーを聴かせてくれます。
McCoyのピアノもいいですね。軽妙でサウンドにすごくマッチしてる。
アルバム全編に漂うモーダルで都会的な雰囲気が凄くいい。
Shorterの「Night Dreamer」同様、洒落たラウンジにピッタリ。
Elvin Jonesがドラムに座ると、サウンド全体がビシッと引き締まるのはさすが。
名盤請負人ですねー。

「Page One」のもっさり感が見事に払拭された傑作盤です。

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2010年07月26日

Art Blakey & Jazz Messengers『Free For All』

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燃えるぜ。64年リリース、文句なしのJM最高傑作。

この後マイルスに引き抜かれることになるWayne Shorterが音楽的主導権を握り
モダンで都会的なサウンドで全編を覆いながら、Blakey親父がナイアガラ瀑布を
叩き込む、冷ややかさと熱さが共存した強烈盤。
Shorter作曲による表題曲「Free For All」から文句なしの格好良さ。
モーダルなテイストがBlakeyのドラムとのコントラストを際立たせる。
Shorterの猛り狂うようなソロも凄まじい。
Hubbard、Fullerとの3菅フロントながら、Shorterの存在感が圧倒的。
M3の「The Core 」も痺れる。

これ聴いて燃えなきゃ男じゃないね。

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2010年06月19日

Sick of It All『Based on a True Story』★★★★☆

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友人にいただきました。

いや、結成25年ってマジ?40過ぎたおっさんの音とは思えないぜ?ほんと。
平子理沙のアンチエイジングもびっくりの激烈テンション!
Napalm Deathもそうだけど、今おっさんがマジでヤバいね。

去勢された今の草食系男子にぜひ!
日本男子は範馬勇次郎に男子のありかたの指南を仰ごう!

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2010年06月15日

忘れない~

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ほんと、そうです人生・・・

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2010年06月09日

ジャズ・マイブーム。

ここ数年来のメタル・マイブームも落ち着き、最近もっぱら聴いてるのがジャズ。
マイルスやビル・エヴァンスといった有名どころはさらっと聴いていたものの、
そう深くは掘り下げていなかったので、今ちょっとずつ聴き始めています。
もともと趣味は偏重型なので、最近聴く音楽は9割方ジャズという按配。
友人にいただいたハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターから
ズート・シムズ、スタン・ゲッツ、ハンク・モブレー、ソニー・クラーク・・・
と実に節操のない聴き方をしています。
50、60年代のカルテットぐらいの編成のアコースティック・ジャズが良いですね。

まだまだジャズを語れるほどではないですが、しばらくは続きそうなマイブーム。

投稿者 metalx : 13:55 | コメント (0) | トラックバック

2010年06月07日

ライブフェス。

ライブフェスの集客が低迷しているのは周知のとおりですが・・・

今年のフェスはほんとうにブッキングが惨い。
パンクスプリング、サマーソニック、フジロック、ラウドパークに
至るまで酷いラインナップ。確かに観る気しねぇな・・・

毎年行ってたパンスプ、サマソニも今年はスルーです。
高い金出してまで観に行きたいバンドがいねぇ。
これじゃあますます集客落ちる一方だよな。
とうのたった時代遅れのバンドより、活きのいい今が旬のバンド
揃えてくれよ。

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2010年05月22日

種ともこ。

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松浦雅也とともに、オレに音楽は何たるかを教えてくれたひと。
絵の(心の)師匠はエゴン・シーレと岡崎京子だけど、音楽は松浦雅也と種ともこ。
思い出したように聴いています。
懐かしい、というよりあらためて彼女の作曲・アレンジ能力の素晴らしさに
驚かされました。
A、Bメロ〜サビへの見事な流れ、サビのメロディーのフック、アンサンブルの
緩急やベースライン、キーボードやストリングス、ホーンの入れ方、
ドラムのフィルインまで、もう完璧。
もちろん、各パートのミュージシャンのアレンジもあるだろうけど、
それにしてもグゥの音も出ません。
PVでのユニークな映像も含め、自身をプロデュースすることに
長けた人だったんだなぁと改めて確認した。

んー、文句なし。

投稿者 metalx : 22:39 | コメント (0) | トラックバック

2010年05月21日

Broadway Calls 『Good Views, Bad News』★★★★

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アメリカはオレゴンのメロディックパンク・トリオ。
Bill Stevenson(NOFX、Rise Against他)をプロデュースに迎えての2nd。

Hot Water Music、Jawbreaker、Bayside、Alkaline Trioあたりを彷彿とさせる、
ラモーンズ系譜に連なるシンプルかつ勢いあるアメリカン・ポップパンク。
哀愁漂うメロディーライン、タイトなアンサンブル、歯切れのいいギターサウンド
男臭いヴォーカルと、もう申し分なし(笑)
M-1、M-5、M-7あたりが疾走感とメロディーの絡みが良くて好きです。

肩肘張らず実にけれん味のないプレイをしており大変好感が持てる。
トリオ編成という事で、適度に風通しがいいのもグッド。
2枚目のバンドとは思えない味(ビジュアル含む)が非常にいい感じです。
実にアメリカらしいバンド。

レーベルがSide One Dummyということで期待を裏切らぬ仕上がり。
Bill Stevensonによるタイトでクリアな音質も素晴らしい。

サマソニで来日するので楽しみ。哀愁メロディックパンク好きにぜひ!

投稿者 metalx : 16:39 | コメント (0) | トラックバック

2010年04月29日

Alkaline Trio『This Addiction』★★★★☆

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シカゴのメロディック・パンク7枚目。結局メジャーレーベルは前作1枚で離れ、
エピタフ傘下に新レーベルを設立して心機一転のスタート。

サウンドは基本、前作からの延長線上。
若干まろやかになったギターサウンドが耳に心地よい、
タイトでメロディックなパンクロック。
全体に漂うほんのりした哀愁も、もちろん健在です。

疾走パートはM-1、M-5ぐらいと控えめながら、弾んだリズムとホーンの絡みが
ポップなM-3、80sライクなシンセがかわいいM-8、彼らには珍しいコード進行と
ギタートーンのM-10、クリアトーンのギターが爽やかなM-11など、実に多彩で
粒ぞろいの楽曲のため聞き飽きない。
特に凝ったことをしてるわけではないのに、
聴き応えがあるのはさすがベテランの力量ですね。
シャープな声質のMattとまろやかな声質のDanのヴォーカルが、
曲ごとに交代するのもいい。
個人的にはDanヴォーカルの曲が、ロマンチックなメロディーと
声が合ってて好きです。
歌詞はインディーズに移籍したおかげか、これまでで一番ヘヴィとのこと。

ここに来てこのクオリティはさすがですね。Billboard 11位も納得です。
クリアでタイトなサウンドプロダクションも申し分なし。
なお、ボーナストラックのM-12はカナダのパンクバンドNomeansnoのカヴァー。
原曲に忠実なハードコアナンバーです。

日本で知名度皆無なのは実に惜しい。本当にいいバンドなんだけどなぁ。

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2010年03月24日

Story of The Year『The Constant』★★★★

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通算4枚目。
エピタフに移籍してから2枚目にあたる今作は、子供たちの声をフィーチュアした
一風変わったM-1から始まり、全編に渡りSTOYサウンドが満喫できる1枚に仕上がった。

今作は前作よりギターのPhilipの歌うハモリパートが増えてる。
メインVoのDanよりいい声で歌が上手いのはご愛嬌(笑)。
アルバム全体の印象としては、前作で確立したSTOY印のサウンドの延長線上。
前作よりはエッジのたった曲より、エモいメロディーの曲の比率がやや多めかな。
サビで大合唱できそうなM-1、M-3、M-10、モッシュの嵐で窒息必死な
M-4、M-8、M-11、Hoobastankみたいな(笑)M-5など、楽曲はさすがのクオリティ。
もはや信頼のブランドだ。
個人的にはM-3のサビの哀愁のメロディーにグッときました。

相変わらずエモメタル/スクリーモ/メタルコア/メロディックハードコアの
絶妙なブレンド具合がたまらない。
エンターテイメント性の強いライブで盛り上がる様子が目に浮かぶようだ。

前作に続き、バンドの充実期をうかがわせる実に素晴らしい内容。
来日を切に願いたい。

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2010年03月02日

Relient K『Forget and Not Slow Down 』★★★★

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オハイオのクリスチャン・ポップ・パンクの6th。

ポジティブなフィーリング溢れる良質なメロディー、丁寧に練られたアレンジ、
タイトなアンサンブルといったこれまでの持ち味は本作でも健在。
相違点としてはパンキッシュなエッジのたったギターサウンドがやや後退し、
代わりにアコースティックギターや清涼感溢れるカッティングギターが前面に出てきた。

エモいメロディが増えピアノやアコースティックギターが耳に残るようになったことにより、
MaeやJimmy Eat Worldといったemoバンドをより感じさせるようになった。
相変わらずの良質メロディーセンスと多彩なアレンジがやはり素晴らしく、
繰り返し聞いても飽きのこない丁寧なつくりがいかにも彼ららしい。
アップテンポで軽快なM-1、2、5、7、13は十八番だが、今作ではまるでMaeを思わせる
ピアノエモなM-6、8、15あたりが美しく印象的。
彼らには珍しいM-9、11、12、Linoleumみたいな(笑)M-14なんかも
アルバム全体のいい感じのスパイスになってる。

日本で知名度が今ひとつなのは実にもったいない。
良質なサウンドをつくるバンドなので、よりたくさんの人に是非聴いてもらいたいです。

余談ですがカバー・アートは写真だと思ったらドローイングでした。
ヴォーカルのMattのおじさんの作品だそうです。

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2010年02月12日

Orphaned Land『Never Ending Way of Orwarrior』

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イスラエルのプログレッシブメタルバンド、Steven Wilsonをプロデュースに迎えた待望の4th。

前作は唯一無二のサウンドと高いクオリティで驚愕させてくれた傑作だったが、今作もまた素晴らしい内容。
Steven Wilsonプロデュースということで彼らのオリジナリティが損なわれることが懸念だったが、
彼らの持ち味は上手く殺さず昇華させる方向に働いており安心した。

伸びやかに歌い上げる男性&女性ヴォーカル、変幻自在の楽曲と演奏。
前作に比べ、静と動のコントラストがより強くなりメリハリがでた。
静のパートに70sプログレの要素を強く感じさせ、そこに彼ららしいオリエンタルなメロディが融合し
なんとも壮大な世界を想起させてくれる。
楽曲の展開は実に多彩で長尺の曲を中心にトラッド楽器を用いたアコースティックなインストなども挿み、
アルバム1枚のトータルな世界観でたっぷりと魅了。
プログレメタル、メロデス、ゴシックメタル、フォークメタル、そのどれもの要素を感じさせながら
カテゴライズにとらわれない唯一無二なOrphaned Landサウンドが刺激的だ。
そして、特に今作は随所で聴ける美しいギターソロがとても印象的だった。

音圧重視よりクリアで分離の良いSteven Wilsonらしいサウンドメイキングも吉。
普遍的なメタルより、よりプログレ部分を助長させるサウンドプロダクションが効果的。

いや、実に素晴らしい。ため息が出た。
一部のメタルファンだけに聴かせておくのは本当にもったいない。
幅広い音楽ファンに聴いていただきたい傑作。

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2010年02月11日

Fear Factory『Mechanize』

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めでたくDino Cazaresが復帰、そしてドラムにStrapping Young Ladでおなじみ
Gene Hoglanを迎え、過去最強のラインナップにて制作された待望の7th。
ここ数作の欲求不満を払拭させる、破壊力抜群の会心作に仕上がっている。

のっけからMeshuggahばりのアグレッシブな幕開けで完全復活を宣言。
ストップ/ミュートを多用するザクッザクッといたDino印のギターリフで思わずニヤリとさせられる。
Divine Heresyでも変わらぬ切れ味を見せつけていたが、やはりFear Factoryが一番似合う。
Fear Factoryのお家芸である、ギターリフとシンクロするバスドラももちろん健在。
Geneの精密機器のような演奏はさすがの一言。重量感バツグンながら複雑なプレイをものともしない。
Burtonのヴォーカルはスクリーミング/歌唱/ささやきなど多彩なパフォーマンスを見せ、
若手メタルコア勢と年期の違いを見せつける。
全体的にインダストリアル色は後退し、モダンで攻撃性に徹した現在進行形のメタルを聴かせる。
曲のバリエーションも変に間口を広げずに焦点が絞られているので一気に聴ける。

濁音多めの音塊が実に耳に心地よい。間違いなく過去最高傑作。

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2010年02月04日

ブラスト人物列伝

引き続き。ブラックメタル界隈から。

Trym兄さん。

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いい男っすね。ブラスト超速い。スタタタタよりスピピピピッって感じ。
Abigail Williams期待してます。Ashleyちゃんの巨乳を揉みしだいてやって下さい。

Frost兄ぃ。

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いい写真すね。おっきします。
ブラックメタラーは皆モノクロ写真(笑)。
兄ぃもバスもスネアもウルトラ速いっす。
1349速いのに戻してください。

投稿者 metalx : 19:43 | コメント (0) | トラックバック

2010年02月03日

ブラストビート

とーとつなお題ですが・・・
いや、なんでしょね。ブラストビート。
音楽的に説明すると・・・

「ブラストビートとは、主としてエクストリーム・メタルで用いられるドラム・ビートの一種であり、
交互または同時に高速で(主としてバス・ドラムとスネア・ドラムを)打つ事である。」
(Wikipediaより転載)

ようするに、スネアの休拍のところも叩いちゃって音にするとスタタタタタタって感じの
けたたましいドラムビートのことです。

で、それがどうしたか、と(笑)。
いや-、自分が聴いてる音楽の8割方ブラストビートが入ってるので、慣れ親しんだ音だなぁと思って。

超人多きこの世界のそんなお一人、Pete Sandoval師匠です。

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プレイの質が落ちるから、と酒も煙草もドラッグもやらないストイックな方です。

もういっちょ、こちらはMike Smith師匠。

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この方のドラムの音はどついてる、っといった表現のほうが的確で
僕がドラムなら1曲で顔の原型無くなるほどの勢いで撲殺されそうです。

胎教で聞かせたらどんな子供が産まれるんだろう。
そういやKim GordonはCoco妊娠中に胎教でノイズ聞かせてるとか言ってたよなぁ。
そんなCocoちゃんも16歳。早っ!!。おとんそっくりやんけ。

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2009年12月09日

2009年・年間個人CDランキング

Anaal Nathrakh/In the Constellation of the Black Widow
Goatwhore/Carving out the Eyes of God
God Dethroned/Passiondale
Vader/Necropolis
Alice In Chains/Black Gives Way to Blue
Frost/Milliontown
Converge/Axe to Fall
凛として時雨/just A moment
World's End Girlfriend/farewell kingdom

やはりメタルが多いランキングになった。ランク外でもメタル比率が高い。
近年のメタルブームの著しさを感じる。
その中の日本のアクト、凛として時雨とWEGの存在が光る。
特にWEGは、おそらく今年最も聴いたアーティストだと思う。上記アルバム以外も良く聴いた。
国別で言うと、アメリカ(3)、日本、イギリス(2)、オランダ・ポーランドが(1)。

個人的には傑作!と衝撃を受ける作品はなかったが、ConvergeやVaderの貫禄の新作や
うれしいAlice In Chainsの復帰作などいい作品にめぐりあえた。
10枚選出できなかったのは残念だが・・・

年内お金がなかったので、気にしながらもチェックできていない作品も多い。
ひょっとしたらその中にもランキング入ってくる良盤もあったかもしれない。

なにはともあれ、今年一年も良い音楽が聴けて幸せです。

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2009年10月23日

Converge『Axe To Fall』★★★★★

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ボストン・ハードコアの雄、3年ぶり7th。
これまでもリリースごとに自身のキャリアを更新するような傑作を出してきたが、
今作はもう追随不能のレベルにまで自身のサウンドを昇華した、凄まじい作品となった。

M-1の野太いベースライン→変則リフ→Tragedyを彷彿させる、
激情哀愁ハードコアのコンボで初っ端から打ちのめされた。
今回はミックスのバランスのせいか、Benのドラムが大活躍。
変則的なスネア、バスがズンズンと腹に響いてくる。
続くM-2、M-3はいつものConvergeらしい激烈ナンバー。
仲良しCave Inのメンバー参加のM-4はプログレなリフが新鮮。
DisfearのUffe参加のM-6はDevoid Of Faithを思わせる、
2ビートで走るニヒリスティックな曲でかっこいい。
D-beatっぽいM-8もそうだが、今作は80s~90sハードコアを総括するような多様性を見せる。
おなじみドゥーミィな展開も盛り込み、緩急つけて予想不可能な展開で聴き手を翻弄。
M-10はスラッシーなリフから変則ハードコアに展開。
M-11は野太い変則ベース&ドラムがまるでNomeansnoだ。
NeurosisのSteve参加のM-12は80sUKの香り濃厚なメロウなナンバー。
Steveが歌うとNeurosisに聴こえる(笑)。
そして終末感のあるアンビエントな最終曲M-13をもって、40分強の濃厚な世界は終わる。

実に多彩な楽曲が印象的。
ちなみに「Axe To Fall」は意訳して最終決断の意味。

それにしてもプロダクションはKurt、アートワークはJacobとDYIなスタンスなのに、
そのどれもが1級品なのは本当に凄い。
もはや次元が違う。
こんな作品が生まれる時代に生きていて本当に良かったと切に想う。

投稿者 metalx : 12:36 | コメント (0) | トラックバック

2009年09月22日

SEAMO『MOTHER』

今更ですが、この曲ほんとヤバい。
完全にツボ。
クリップ見るたびに目の幅涙流してます。

リリックもほんと自分の事を歌われてるようで、涙が止まらなくなる。

今は気恥ずかしくて無理だけど、いつか言葉で父と母には伝えたいと思います。
産んでくれて 育ててくれて ありがとう、と。

投稿者 metalx : 23:02 | コメント (0) | トラックバック

2009年09月15日

Xasthur『To Violate the Oblivious』★★★★☆

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アメリカの独り鬱ブラックの雄の5th。2004年作。
素晴らしく後ろ向きな感情満載の傑作。

初期の頃より音質が改善されたため(あくまで彼の作品の中ではだが)、
より悲壮感漂うメロディラインが浮き立っている。
とはいえ、ギターは変わらずチリチリと鳴り、亡者の叫びは壁の向こう側から聞こえるのは同じ。
ドラムトラックの音圧がしっかりしているため、曲の輪郭がくっきりしてきた。
彼の曲はブラストに依存せず、ミディアム~スローテンポを上手く使っているので
リズムに起伏があり、より叙情的な世界観を表現している。
そういう意味ではThe Cureやシューゲイザー系との共通項も多く感じる。

個人的には、彼には珍しいリズムが立ったM-3、ヴォーカルなしでも十分おいしいM-5、
これまた泣きのインスト曲M-9、悲壮メロディが泣かせるM-10などが印象的だった。
アルバム全体の曲のクオリティが粒ぞろいで、構成もしっかりしている。
鬱ブラックという表層的な部分で入った人は、音楽的な充実ぶりに驚かれるかもしれない。

あくまで限られた層にしかアピールできる作品ではないが、非常にクオリティの高い傑作。
これから彼の作品を聴くという方には、こちらをぜひお勧めしたい。

投稿者 metalx : 11:55 | コメント (0) | トラックバック

Nortt『Ligfaerd』★★★★☆

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デンマークの独り鬱ブラック/フューネラル・ドゥームの2rd。2006年作。

これほどまでに陰鬱で破滅的な音楽が他にあるだろうか。
聴いているだけでそのまま死んでしまいそうなほど悲壮な音楽だ。

アルバムのイントロはドヨーンとしたアンビエントなインストナンバーで幕を開ける。
続くM-2からのバンドサウンドは全体的に長尺の楽曲で構成され、
ビリビリいうギターや最小限度の手数のドラムはたっぷりとした間合いを持って鳴らされる。
加えて、靄の向こうで鳴っているかのようなシンセやドローン音に
亡者の呻き声の様なヴォーカルが絡まってゆく。
その全てが見事に調和して、この世界はもう終わりなのだという気分にさせてくれる。
そして最後はまた物憂げなドローンアンビエントにて終焉を迎える。

世界観は厭世観を強く押し出した内容で、やっているほうも聴いているほうも
生きていることが本当に嫌になるような陰鬱サウンドだ。
楽曲や音像のクオリティが非常に高く、メタル然としたリフを弾かないところも好印象。
あくまで、自身のスタイルでオリジナリティを貫く作風が素晴らしい。

絶望、悲壮などという言葉がうすら軽く思えてくる。
それほどまでにこの音楽に込められた感情は深く重い。
この人の精神状態は大丈夫だろうか、と心配してしまうほどである。
万人にお勧めできる音楽ではないが、音楽のひとつの極点を体感したい人はぜひ。

投稿者 metalx : 11:51 | コメント (0) | トラックバック

Anaal Nathrakh『In the Constellation of the Black Widow』★★★★☆

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いやぁ、熾烈。激烈。素晴らしいね。

英国産2人きりブラックメタル5枚目。
前作のスラッシーで統合感あるサウンドに比べれば、若干ブラックメタルに回帰。
凄まじく速く激しくそして邪悪。
この世の怨念全て引き受けたかのような激烈音塊でぶっ飛ばしてくれる。

相変わらずV.I.T.R.I.O.L.のVoは凄まじいの一言。
腸を絞り出すようなスクリーミングが空間をズタズタに切り裂く。
またしてもラストトラックM-10が尋常じゃない。
この人ホント大丈夫!?キチ○イにしか思えない・・・
Mick Kenneyのリフセンスも素晴らしい。この人の作るリフはカッコイイねぇ。
メロディアスな部分も絶妙な感じでアクセントになってる。
ブラックメタルとグラインドコアのブレンド具合が程よく、心地よいスピード感で突っ走る。
10曲30分強な尺もあっさりしてていいです。

まっとうな人間は聴いちゃダメな、変態御用達の至高の一品。
ストレス多い現代人にうってつけのアルバム!!

投稿者 metalx : 11:50 | コメント (0) | トラックバック

2009年09月05日

Mr.Children『SUPERMARKET FANTASY』★★★★☆

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リリースされて半年ぐらい経ちますが、最近愛聴しています。
今作は優しげなメロディが際立っていますね。
加えて、ホーン・ストリングス・キーボードなどのアレンジが秀逸。
小林 武史の手腕が光ります。

桜井の歌詞も変わらず優しい。
押しつけがましい、とって付けたよう優しさではなくて
側でじっと見ていて、時々そっと背中を押してくれるような。
年齢的にも近い事もあり(5歳差)、テーマも自分とよく重なる。

いろいろいい曲がありますが、エレクトロアプローチの
「風と星とメビウスの輪」が一番のお気に入りです。
「愛されて 優しくなれて その優しさ故に愛されて」
のところがいい。

投稿者 metalx : 19:05 | コメント (0) | トラックバック

2009年07月10日

凛として時雨。

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これまた逸材。
やっぱりロックバンドはトリオに限る。

345の声にシビレタ。

投稿者 metalx : 18:07 | コメント (0) | トラックバック

藍坊主。

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最近、聴いてます。
直球の歌詞、甘酸っぱくて切ない青春メロディ。
ストレートなバンドサウンド。

80'sのバンドブームを思い出しますね。
齢とってホント余計なものがいっぱいついたなぁ、オレ。

これ聴きながら自分についたあれやらこれやらを
全部振り落とすように突っ走りたいっす。

投稿者 metalx : 10:50 | コメント (0) | トラックバック

2009年07月01日

Goatwhore 『Carving out the Eyes of God』★★★★☆

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うぉお、かっこいい・・・

思わず感嘆した。
New OrleansのBlack/Death Thrashバンドの4th。1997年結成。

ex-CrowbarやSoilent Greenのメンバー擁するバンドで、
さすがベテランらしいぽっと出の若手にはない温故知新なセンスが素晴らしい。

いい意味での隙間を生かした、ダークで早くて荒っぽいエクストリームメタル。
Black Metalを基調にしながらDeath Trashとオールドスクールなダークサイド・ハードコアを
孕んでぶっ飛ばす様は、さながら初期BathoryミーツPoison Ideaといった感じ。
途中と終盤にあるドゥーミィな曲も渋いね。
一本調子で突っ走るかと思いきや、結構展開のある楽曲で構成が巧み。
Erik Rutanプロデュースのざらついた分厚い音像もバンドサウンドにピッタリで、
アルバム全体からヒリヒリした緊張感が伝わってくるようだ。

Black Metalもハードコアもジャンル関係なく全部ぶち込んで、とびっきりの豪速球にして吐き出す。
いやぁ、理屈抜きでかっこいいね。最近の若手にはない熱さをぜひ!

投稿者 metalx : 15:40 | コメント (0) | トラックバック

God Dethroned『god dethroned』★★★★☆

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91年結成、何気にベテランなオランダのバンドの8th。
前作はSoilwork的展開に鼻白む失敗作だったが、本作は暴虐デス/ブラック回帰で安心。

いきなりの日本語のSEで面食らう。今作は第一次世界大戦時の激戦区である
Passiondaleという場所をモチーフにしたコンセプト・アルバムとのこと。
スリーブでも軍服でコスプレしたメンバーが写ってる(笑)。
気になる人はM-1はすっ飛ばしましょう。

そしてM-2以降は極上暴虐サウンドがこれでもかと展開される。
彼らのサウンドは適度にスラッシュメタルを加味したデス/ブラックで統合感があり、
2ビート→ブラストの展開により熾烈なスピード感が体験できる。
このスピード感が戻ったのは達者なドラムのRoel Sandersが復帰したため。
またギターリフの殺傷能力が高く持ち前の悲哀メロディも健在で、随所でおっと思わせる。
なお、ギターはSusan Gerlという女性にチェンジしている。

歌詞は未見なのだがおそらくコンセプトが重いテーマのためか、
まるで戦場を思わせるような激烈な暴虐音源となっている。

Samaelといい、ベテラン勢が初心に立ち返ったかのような
激しさを取り戻しているのがうれしい。
前作でがっかりした人もぜひ聴いていただきたい。

投稿者 metalx : 15:35 | コメント (0) | トラックバック

2009年06月19日

Rise Against『Revolutions Per Minute』

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メロディックでカッコいいハードコアある?って聞かれたら、これオススメするね。

ライズ・アゲインストで1枚挙げろって言われて、これにする人多いんじゃないかな。
ゴツゴツして早くて哀愁漂うメロディック・ハードコア。

メロディックはハードコアじゃねえよってヤツがいたら、
人中に中高一本拳くらわしてやるよ(笑)

それよか希望が感じられないとな。
どんだけ絶望的で悲観的な状況でも希望はある。
怒りだけじゃない、希望が見えなきゃハードコアじゃねえ。

投稿者 metalx : 14:48 | コメント (0) | トラックバック

2009年06月04日

Amorphis『Skyforger』★★★★☆

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フィンランドのゴシック/プログレ・メタルバンドの9枚目。
名作の誉れ高い「Eclipse」、そして「Silent Waters」に続く本作は、
これまた全編捨て曲なしの傑作となった。

胸を締め付けるような切ないメロディを表現力豊かに歌い上げるヴォーカル。
ギターは多彩なフレーズや印象的なソロを奏でる。
キーボードは時にバッキング、時にリードと楽曲のボトムを支えるいい仕事をしている。
楽曲のアレンジも非常に丁寧に練られており、ミディアムテンポが並んでも
それぞれの曲に個性を持たせているので飽きさせない。
アルバム全体の構成も見事で、特に冒頭のM-1~4の流れに感動した。

哀切と翳りをたたえたロマンティックなメロディの楽曲のゴシックメタルに、
フォークメタル、メロディック・デスの要素も適度にブレンド。
Opethとはまた違った表現方法で、ドラマティックなゴシックメタルの
ひとつの完成形を示したといっても過言ではないと思う。

ボーナストラックの2曲もアルバムと雰囲気が合っていて良い。
購入を迷われてる方には、買って損なしとぜひお勧めしたい。


投稿者 metalx : 18:17 | コメント (0) | トラックバック

2009年05月13日

Obscura『Cosmogenesis』★★★★☆

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ドイツの俊英プログレ/デスメタルバンドの2nd。

卓越したテクニックでプログレッシブな楽曲を演奏するスタイルのデスメタル。
中後期Death、Cynic、Atheist、そしてPestilenceの4thの頃の実験精神を受け継いでおり、
ブラストビートもあるが暴虐度は控えめで、代わりにプログレ指数が高い。
ジャズ/フュージョンの影響色濃い凝ったギターフレーズや豊かな音色のベースライン、
複雑なポリリズムを刻むドラムが絡み合い、スリリングなサウンドを形成している。

複雑で緻密な楽曲を嫌味なく聴かせる力量は見事。
演奏力の高いバンドは技術偏重になりマスターベーションに陥るケースも少なくないが
このバンドはメタルとしての完成度も高く、懐深いミュージシャンシップも感じさせる。
脇を固めるメンツが元Necrophagist、元Pestilenceといった欧州デスメタルの実力派揃いで、
確かなスキルと巧みな構成力は2枚目にして高い完成度を誇る。

今後の可能性を感じさせる素晴らしい内容。次作での更なる飛躍に期待したい。
ちなみにバンド名はカナダの変態プログレ・デスバンドGorgutsのアルバムタイトルより。
こちらも名盤です。

投稿者 metalx : 19:42 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月17日

The All-American Rejects『When The World Comes Down』★★★★☆

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Oklahomaのバンドの3rd。

前作「Move Along」で一躍トップバンドの仲間入りを果たした彼ら。
そのヒットの要因になった素晴らしい美メロは本作でも健在。

オープニングの「I Wanna」からキラキラしたメロディが炸裂。
ギターを全面に出した曲はこの曲を含め数曲で、全体的にはキーボードやストリングスを使った
凝ったアレンジで美しいメロディを聴かせる楽曲が多い。
リズムがかわいい「Fallin' Apart」、しっとりして味わい深い「Mona Lisa」、
女性ボーカルとのデュエットが切ない「Another Heart Calls」、
王道エモが胸にくる「Believe」、スケール感のあるラストナンバー「Sunshine」などが印象的。
1曲の中でも展開を変えたりと、聴き手を退屈させない丁寧なつくりが彼ららしい。

Good Charlotteでおなじみ、Eric Valentineのプロデュースもマッチしている。
このバンドは元々こういった多彩なアレンジがうまい懐の広さを持っているので、
今作の作風の方がむしろ彼らの本域だと思う。

前作で好きになった人にも1stが好きな人にもおすすめな1枚。

投稿者 metalx : 22:07 | コメント (0) | トラックバック

2008年10月26日

Rise Against『Appeal To Reason』★★★★

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Chicagoのメロディック・ハードコアの雄、新ギタリストにZach Blairを迎えての5枚目。

相変わらずメロディセンスが素晴らしい。
キックオフナンバーの「Collapse (Post-Amerika)」、軽快な「The Dirt Whispered」、
思わず拳があがる「Kotov Syndrome」などアップの曲もかっこいいが、
本作は「Long Forgotten Sons」「From Heads Unworthy」「Audience of One」など、
ミッドテンポでTimが力強く歌い上げる曲に聴きどころが多く感じる。
「Hairline Fracture」「Savior」はギターリフが渋くてやられた。

前任ギタリストのChrisがリフメイクに大きく貢献していたため、前2作で聴けたガツンとくるリフは減少したが
その分ダウンテンポでTimの力強いVoを生かした、シンガロングな歌ものパンク路線の曲に佳曲が多い。
結果、より幅広いリスナーが聞きやすくなったのだろう。
Billboard初登場3位というリアクションがそれを如実に物語っている。

Chris脱退に伴うリフの弱体化は否めないが、これはこれでとてもいいアルバム。
メロディック・ハードコアファン以外のリスナーにも広くお勧めしたい。

投稿者 metalx : 11:06 | コメント (0) | トラックバック

2008年10月08日

Story Of The Year『The Black Swan』★★★★

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アメリカのスクリーモバンド、メジャーレーベルを離れエピタフに移籍しての3rd。

2ndで顕著になったメロディック・ハードコアやメタルコアなアプローチをもとに、
1stのメロディアスな部分をうまく融合させて自分達のサウンドを作り上げることに成功している。

重厚なリフで始まる「Choose Your Fate」からいきなりカッコイイ。
「Tell Me (P.A.C.)」「Cannonball「Welcome To Our New War」あたりの曲は
切れのいいリフやアップビートでグイグイ攻める。
変わって「Wake Up」「The Black Swan」「Message To The World」「We're Not Gonna Make It」は
美しいメロディラインが印象的なエモ・メタル。
今作は持ち前の楽曲の良さが、さらに磨かれて昇華されている。

テンポチェンジやブレイクの挟み方、ギターフレーズのバリエーションなど楽曲のアレンジが非常に巧みになった。
アルバムの構成もよく考えられていて、SEやインタールードを挟むなど工夫があり冗長な印象を持たせない。
また前作は1stの反動かアグレッシブな部分がやや強調されすぎていた感があったが、
今作は静と動のバランスがよくお互いが共存している。

シーンが飽和状態になり各々のバンドが次の方向性を模索する中、レーベルを移籍して
真価を問われる勝負どころだと思うが、見事に自分達らしさを追及した力強い充実作を届けてくれた。

そして彼らの真骨頂は、所狭しとステージ上をメンバーが暴れまわるエンターテイメント性の強いライブ。
Taste Of Chaosでの来日も決定しており、ライブがとても楽しみ。

投稿者 metalx : 18:13 | コメント (0) | トラックバック

2008年09月10日

Hollywood Undead『Swan Songs』★★★★

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Myspaceで一躍注目を集めたCaliforniaの謎の覆面集団の1st。

Linkin ParkをさらにHipHopよりにしたようなサウンドで、
多くの曲がヴァースがラップ、コーラスがクリーンボイスの歌唱という構成。
ところどころに入るエフェクターをかけたスクリーミングはNINみたい。
全体的にアッパーでキャッチーな曲が多く、アゲアゲなテンションは中毒性が強い。

バンドサウンドの曲もあるが、基本的にインストは打ち込みがメインのよう。
なお、メンバーは全員MC・ヴォーカルで楽器は演奏しないようだ。
Deuceのみトラックメイカーとして、プログラミングなどでクレジットされている。

「Undead」「No 5」などのHipHop色の強いナンバーでのマイクリレーは刺激的だし、
「Sell Your Soul」「Black Dahlia」などの美メロ・エモの曲もいい。
アルバムの流れもうまくまとまっていて、最後まで一気に聞かせてくれる。

メンバー全員がペイントされたホッケーマスクのようなものを被っていたり、
プロフィールが公表されていないなどイメージ戦略も面白い。

本国ではアルバムセールスも好調のようで、日本で火がつくのも時間の問題かも。

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2008年08月30日

Krisiun『Southern Storm』★★★★☆

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相変わらず素晴らしい。ブラジルの最凶3兄弟の7th。

今作も重戦車のごとき突進力は健在。
ここ数作は音質が格段に良くなったせいもあり、各パートの凄まじいポテンシャルが
さらに際立つようになった。
このバンドの特徴は、非常に演奏技術が高いのだが精密機械のようなプログレ・デスでははなく、
あくまで速度と重さと破壊力にこだわった激速重厚ブルータル・デスであること。
やはりドラムのスピード感が凄まじい。なにものも踏み砕いてゆくような迫力だ。
また間奏の流麗なギターソロも美しい。
デスメタルは意外にも緻密な演奏を楽しむために、ヘッドフォンでのリスニングが適しているが
やはり彼らの音楽は大音量で体で浴びて楽しみたい。

同郷の雄、Sepulturaのカバーもらしくて合ってる。
尻尾まであんこの濃厚な50分。90年結成のベテランが気概を見せる。

投稿者 metalx : 22:09 | コメント (0) | トラックバック

2008年08月17日

Zebrahead『Phoenix』★★★★

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Californiaのメロディック・パンク/ラップ・コアバンドの6枚目。

本作は「MFZB」から出てきたマイナーコードのシリアス路線の延長で、
より強力になったバンドアンサンブルのもと1曲目からグイグイ高いテンションで畳み掛けてくる。
そういう意味ではSum 41の「Does This Look Infected?」みたい。
今回はポップで明るい曲や、バラードなんかは控えめ。

コーラスでの伸びやかなヴォーカルは、Sum 41のDeryckを思わせてカッコイイ。
ツインヴォーカルでのたたみかけは変わらず強力で、楽曲の出来はさすが。
ライブでのコール&レスポンスが楽しみ。
ちょこちょこ出てくるメロデス的なユニゾンリフやギターソロは、
彼らなりのメタルコアへのアプローチだろう。

Californiaのバンドらしい、スカコア/ラップコア/メタル/メロディック・パンクの折衷具合が絶妙。
全体的に多彩な楽曲という感じではなく、ポイントを絞って一気に聴かせるつくりで
全16曲(日本盤は18曲)で1時間あるのに、長さは感じさせない。

「Playmate Of The Year」のパーティ路線を期待した人はちょっとガッカリかな。
個人的にはこちらの路線も好きなので満足です。

投稿者 metalx : 20:54 | コメント (0) | トラックバック

2008年07月05日

Alkaline Trio『Agony & Irony』★★★★

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シカゴの哀愁メロディック・パンク・トリオ、待望のメジャーデビュー盤。
通算6作目。

ラモーンズ系譜に連なる、勢いがあってシンプルが信条のパンク・ロックに
英国風味の湿り気のあるメロディが彼らの魅力。
リリースを重ねるにつれ、よりメロディを生かした作風にシフトしてきており、
前作は凝ったアレンジでその路線を突き詰めた感があった。

3年振りの今作はその路線を継承しながらも「From Here to Infirmary 」あたりの
疾走感も少し戻して、全体をポップにうまくまとめている。

前半が割とミッドテンポの曲が多く、後半に行くにつれテンポアップしていく感じ。
やはりフックのあるメロディラインは健在で、個人的には「I Found Away」
「Do You Wanna Know?」「Lost and Rendered」あたりにグッときた。
Angels & Airwavesみたいな「Over and Out」はご愛嬌。
アップもミドルも曲がよく練られていて、
一回目より何回か聴いた後のほうがしっくりくる。

男くさいMattとDanのツイン・ボーカルもかっこいいし、
少しまろやかな音になったギターアンサンブルも耳によく残る。
Asian man時代のファンは少しおとなしくて物足りなく思うかもしれないけど、
今の彼らもまた違った成熟した魅力を感じさせていい。

個人的には彼らの魅力のつまったオススメの1枚だと思います。
もっと日本でも人気出てもいいのにな。

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2008年06月28日

Daylight Dies『Lost To The Living』 ★★★★

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North Carolinaのゴシック・メタルバンドの2年ぶりの3rd。

初期のParadise Lost、Katatoniaを思わせるミッド/スローテンポの楽曲中心のスタイルで、
北欧のバンドかと間違うほどの、繊細で叙情的なメロディを奏でる。
また、それと対比するブルータルなデス・ヴォイスとタイトなアンサンブルも力強く、
静と動のコントラストも見事だ。
楽曲はOpethほど複雑な展開をせず、比較的オーソドックス。
キーボードを用いず、ギターのアンサンブル主体で聴かせる。
今回もベーシストが録音を担当しており、クリアで奥行きのある音像も素晴らしい。

今作は前作までのスタイルを踏襲し、よりアンサンブルや楽曲に磨きをかけ深化させた作品と言える。
派手なところのないバンドだが、クオリティは高品質。
今、こういうオーソドックスなスタイルのゴシック・メタルを演奏するバンドは少ないので
彼らには頑張ってもらいたいと思う。

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2008年05月31日

Opeth 『Watershed』 ★★★★★

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スウェーデンの孤高のプログレッシブ・デスメタルバンド、約3年振りの9th。
前作に続きJens BogrenとMikael(今回は個人名義)の共同プロデュース。

彼らにはめずらしい、女性Voをフィーチュアしたフォーキーな小品のM-1で幕を開ける。
続くM-2は重厚な暴虐パートと叙情的な静寂パートのコントラストが美しい、彼ららしい壮大なナンバー。
中盤で聴ける高速リフが、これまでになくブルータルだ。
M-3もいきなりのブラストビートで驚く。今作は暴虐パートがこれまでになくアグレッシブで、
楽曲の振り幅をより大きく感じさせる。
また、リズミカルなオルガン・ソロやワウ・ペダルを使ったギターがいかにも70sプログレ的だ。
M-4、M-5はクリーン・ボイスで歌う幽玄なバラード。M-6は11分の大曲でまさに彼らの真骨頂。
木管楽器やストリングスなどフォークメタルの色が濃く、暴虐パートと対比する繊細な調べが幻想的。
アルバムとしてのラストナンバーのM-7も、キーボードの音色が素晴らしくPerの存在感は増すばかりだ。

前任のLopezに比べ、Axenrotはよりダイナミックなロックドラマーといった印象。
Perのキーボードも現在の彼らサウンドにはなくてはならない存在となっており、
編曲の段階でのメンバー間のケミストリーが今回の作風に大きく貢献しているように思う。

新しい要素を果敢にも取り込みながらも彼らならではの音になるのはさすが。
もはや匠の領域である。

なお今回の国内盤には歌詞・対訳がついておらず、
ボーナス・トラックも輸入盤のLimited Editionの方が多いので
インナースリーブの紙質などを気にされない方は輸入盤の方がお買い得です。

投稿者 metalx : 12:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月18日

芥川メモ-1.0『SATSUGAIせよ!!』

『デトロイト・メタル・シティ』を読んだYさんより、
「メタルってどんな音楽?」と質問されて、
酒まじりでよくわからない解説をして
やはりよくわからないと言われ
今度きちんと解説しますと言ってから、はや2ヶ月。

ようやく重い腰を上げてここに至ります。

思えば自分がほとんどメタルを聴いていなかったことに気付き、
今年に入ってからメタル漬けの日々を送っております。
最近のマイブームはメロディック・デス・メタル。


おーい、みなさんついてきてますか?


ということで、メタル(ヘヴィ・メタル)という
音楽についてざっくりとご説明します。

70年代後半にイギリスでパンク・ブームが起って、
それまで人気のあったハード・ロックは失速を余儀なくされます。
クィーンが人気があったのもこの頃まで。
テクニック偏重、豪華絢爛なビッグ・ロックだったハード・ロックは
労働者階級の鬱憤を爆発させたパンク・ロックの
対極に位置する音楽だったためです。

しかしそんなパンク・ロックも数年でブームの終焉を迎え、
パンクが破壊し尽くした荒野にニュー・ウェーブという
新しいシーンができます。
それと同じくしてハード・ロックも新たな
ジャンルとして復権を果たします。

それがヘヴィ・メタル。
語源には諸説ありますが、重厚で金属的なギター・サウンドで
リフと呼ばれる反復フレーズで曲を印象づける
サウンドが一般的なメタルの印象でしょう。

この頃はN.W.O.B.H.M(ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・
ヘヴィ・メタル)というシーンが確立、アイアン・メイデンなどの
メロディを重視したメタルが中心でした。
またメタル・ブームはヨーロッパ、アメリカにも浸透し
ドイツのテクニカルさを強調したスコーピオンズやハロウィン、
アメリカのカラッとしたロックン・ロールを感じさせる
モトリー・クルーやドッケンといったそれぞれのお国柄の
個性を出したサウンドによりシーンは広がりを見せます。

そんな中、80年代にひときわ盛り上がりを見せたのが
アメリカのバンドを中心にしたスラッシュ・メタル。
メタリカ、スレイヤーなどが有名なこのジャンルは
ザクザク刻むギター・リフに高速ドラム、ぶっといヴォーカルと
メタルのブルータルな部分を強調したサウンドで、
一代ブームを築きます。

しかし90年代はメタルにとってまたもや不遇な時代になります。
メタルの寵児、メタリカの大胆な音楽的な変異にも見られるように
オルタナティブ・ロックが台頭し始めたためです。
メタルはほとんど一定のファン向けの狭い音楽とされてしまいます。
そんな中でもパンテラやミニストリーといったバンドは
時代性を吸収した新しいメタルで商業的な成功を収めます。
また技巧派、かつ美しい楽曲で見事な世界観を提示した
ドリーム・シアターもこの時代の成功したバンドの代表です。

ただ、地下に潜ったメタルは独自の進化・分化を遂げます。
メタルの暴力性を突き進めたデス・メタルやブラック・メタル、
クラシックを取り入れた様式美を追求したシンフォニック・メタルや
メロディック・スピード・メタルなど細分化が進み、
音楽的な熟成を密かに蓄える時代でもあります。

そして90年代後半にメジャー・シーンでも
新しい動きが出てきます。

ヒップ・ホップの影響を受けたニュー・メタルがブレイクします。
コーン、リンキン・パーク、スリップノットらの若手バンドにより
にわかにメタル・シーンに新しい息吹が吹き込まれます。
また、それまで犬猿の仲にあったメタルとパンク(ハードコア)も
新世代の手により融合され、メタル・コアという新たなジャンル
を生みます。

いよいよ2000年代に突入すると、メタルはメジャー・シーンでも
活性化を見せます。若手のバンドの台頭に加え、大御所たちが
復活。アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト、スレイヤー
らが全盛期のラインナップで活動を再開させたりと、
いよいよメタルの復権を感じさせる盛り上がりを見せています。

・・・といったところでしょうか。
ざっくりとですが、ヘヴィ・メタルとはこんな感じです。
まぁ、音楽の話なので実際に音を聴いた方がてっとり早い
ですが、歴史や位置づけを知っていても面白いですね。

投稿者 metalx : 16:40 | コメント (3) | トラックバック

2006年10月21日

10.21.2006

Amazonで注文したComeback Kidが届いた。
いい。哀愁漂うハードコア。ハイトーンボイスで
メロディを歌わないところが男らしい。
ほどよくメタルを忍ばせたアンサンブルもタイトで
かっこいい。
この手のサウンドはモダン・ユース・クルーって
言われてるらしいけど、恥ずかしながら最近知った。
カテゴリはどっちゃでもいいいけど、音は今の気分に合う。

Rise Againstを調べていて、88 Fingers Louieまで遡ったら
Alkaline Trioと繋がった。仲良しだったのね。よく見たらCD
のジャケットのサンクス・クレジットに名前あるやん。

投稿者 metalx : 10:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月14日

おっさんにでひ。

まだまだ続くよ。去年よかったCDシリーズ。

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The Tears「 Here Come the Tears」★★★★

あのブレッド・アンダーソンとバーナード・バトラーが和解して再びバンドを結成!って今のご時勢どれだけの人が食いつくんだ(笑)。でもね、ウラ若き頃CDにあわせて「Drowners」とか「Metal Mickey」ウラ声で歌ってた世代の人間としては、こんなうれしいニュースはないっすよ。で、肝心なサウンドのほうは中期suedeを思わせる落ち着きつつも鮮やかな印象で、suedeがあのまま続いていてバーナードが復活したような感じかな。バーナードのあの粘り気の強いギターも健在だし、ブレッドの歌声も艶があるし、楽曲もすごくカラフルで出来もいい。やっぱりブレッドの声にはバーナードのギターが合うね。バーナードのソロやsuede後期を聴いてもう一味!って感じたのはこれだったんですね。アルバムの出来としてはまずまずな感じだけど、やっぱり今後が期待大です。バンドとしてまとまって自分たちの持ち味を出せてくるのが、今から待ち遠しい☆

投稿者 metalx : 23:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月09日

スクリーモ

Graphlabo LINKSのページが更新されないため、未だ一番下のこのブログ。
誰か気づくやろうか・・・。

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Story of the Year「 Page Avenue」★★★★

先ごろ2ndがリリースされたスクリーモ系バンドの1st。リリースは03年。プロデュースがThe Usedの1stと同じなので、ところどころUsed?と思わせるところがありますが(笑)、よりギターがメタルっぽく曲の構成もこっちのほうが凝ってる。指摘されてるようにVoのスクリームが少し弱いですが、その分メロディが際立ってます。でもライブ盤聴いたらメロディVoの方もキツい・・・(笑)。2ndはさらにスクリームを減らしてメタル指数を上げた感じ。というかもはやスクリーモの必要はないのでは?まあ、レコード・ディールをキープするのも難しいんですね。でもアルバム自体はすごく優等生なので、繰り返して聴けます。

最近のこの手のバンドは一度注目されて、その次の盤出すときに変にテクニカルになって難解でとっつきにくくなるケースが多いですね。Finch、Cave In、Thriceあたりがそれで失敗してる。このバンドはそれがなくて無難な2枚目出してるので生き残るでしょう。

投稿者 metalx : 17:12 | コメント (3) | トラックバック

2006年01月08日

最近のお気に入り

最近何げに聴いてすごく良かったのでご紹介♪


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Jack's Mannequin「Everything in Transit」★★★★☆

Something Corporateのキーボーディストによるソロ・プロジェクト。Dashboard Confessionalといいキーボーディストはお盛んですな(笑)。S.C.はあんまり聴いていないんですが、こちらのソロは素ん晴らしいデキ!エモーショナルな美メロをベン・フォールズその他を思わせるピアノをメインにしたアンサンブルで聴かせます。王道のアメリカン・ロックに哀愁のメロディをプラスして、エモ風味をスパイスした感じ。曲の展開がドラマチックで涙ものです。日本人の琴線にゲキ触れの超オススメ盤!しかもドラムになぜかトミー・リー参加!(笑)オレも同姓同名か思たわ。

投稿者 metalx : 15:23 | コメント (0) | トラックバック

半年ぶり・・・

恐ろしいことに半年ぶりの更新(w。誰も見てへんやろうなぁ。
で、つらつらと去年聴いた盤を紹介。よかったらチェックしてみてね♪


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Jason Muraz「MR.A-Z」★★★★

米のシンガー・ソングライターの2nd。1stが未聴なのですが、1stのほうがG・ラブ寄りだそうです。んでもって2ndは軽妙なフィーリングは残しつつ、グッとメロディを前面に押し出した内容になってます。これが捨て曲無しの絶妙な味わい。トーキング・ブルース調(つーかヒップ・ホップですね)の早口に言葉をビートにのせる歌い方は耳に心地いいし、なにしろ歌うまい。ファルセットもきれいだね。打ち込みも絡ませつつしなやかに踊るリズム・トラックもよし。ピアノが入ってくるので、ベン・フォールズなんかもチラと思わせる。この手のサウンドは最近結構あると思うんだけど、アルバム全体のクオリティがこれだけ高いのは他に見当たらないですね。前作がヒットしているだけに、サウンド・プロダクションも素晴らしいです。頭デッカチじゃなく、洋楽あんま詳しくねーよっていうひとにもオススメな一枚です。

ことしはもっと更新します・・・

投稿者 metalx : 15:03 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月31日

今年の10枚

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一部友人間で恒例の今年の心に残った10枚です。って言うか今年CD10枚ぐらいしか買わなかったな・・・(w。というわけで選りすぐりのCDです。
U2「How To Dismantle An Atomic Bomb」U2はいつもベストな作品を出しますね。キャリアに裏打ちされた確かな安定感とシーンを牽引して行く新しさ。ボーノの歌声は相変わらずセクシー。年を感じさせませんな。Green Day「American Idiot」今回は1、2枚目と「Warning」を足して割った感じかな。アップの曲もミディアム曲もイイ。ジャケットもいいね。Rise Against「Siren Song Of The Counter Culture」なにげに試聴したら良かった。The Offspring、Sum41にスクリーモVo。曲も良く書けてる。プロデューサーはGaaathでした。Jimmy Eat World「Futures」Jimmy Eat待望の新作は待った甲斐のある渾身の出来。"Sweetness"みたいな曲は無いけど、アルバム全体のクオリティは折り紙付き。Hothouse Flowers「Into Your Heart」ご無沙汰のうれしい復活作。リアムの歌声は変わらず心を揺さぶる。素晴らしいアルバム。Corrupted「Se Hace Por Los Suenos Asesinos」大阪が世界に誇るドゥーム・マスターのフルレングス2枚目。神々しいまでの存在感。素晴らしい。圧倒的クオリティの芸術作品。Sonic Youth「Sonic Nurse」ジム・オールクもすっかり馴染んだ(w、Sonic Youthの新作。インディーズ時代に戻ったかにような荒削りナンバーから始まるも、キャリアを感じさせるさすがの出来。U2同様。真に音楽的なバンド。リスペクト。Dimlaia「Dimlaia」ex・His Hero Is Goneのメンバーが在籍している事で知られるLife Is Abuseのバンドのフルレングス。Neurosisを感じさせる轟音と悲嘆のメロディ。プログレを通過したハード・コア・バンドの新しい進化の形。最近このレーベルは要チェックですね。Low「Trust」梅雨シーズンにL'Altra聞いてたら聞きたくなって買った(w。これは2004年リリースじゃないです。アルビニから離れた彼らが選んだのはチャド・ブレイク。相変わらず美しい音楽。ポスト・ロック近辺はまだまだ面白いですね。元Peleの新バンドやディスコードのQ And Not Uとかいいバンドがどんどん出てきてる。Uranus「To This Bearer Of Truth」カナダのリアル・レジェンドUranusのディスコグラフィー。こちらはHis Hero Is Goneのメンバーが在籍していた事で知られる。凄まじい熱量を誇る、悲哀の激情HCに魂が揺さぶられる。グレイト!

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2004年10月27日

新譜ゾクゾク・・・

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このところGreen Day・Good Charlotte・Sum41・Jimmy Eat Worldとメロディック系のキョーリョク新譜目白押しで財布の中身もヤバめ!です。加えてDillinger Escape PlanやConvergeまで新譜出したし・・・そういやConvergeエピタ府に移籍したんですね。なんかレーベルカラーに合わない気が・・・(w

さてメロディック系で地味にオススメがRise Against。簡単に言うとSum41のヴォーカルをスクリーモ系にした感じ。The Usedもあんま叫ばなくなってなんだかなーってお嘆きのアナタにおすすめです。曲も良くてOffspringやSum41に負けないイイ曲書いてます。哀愁漂うHR風味もヨシ。

ちなみにジャケットはご覧のようにShepard Faireyです。OBEYの人です。SepulturaやAFTeRSHOCKのジャケットでもいい味だしてましたが今回も(・∀・)イイ!やっぱストリート系のアグレッシブな音楽に合いますな・・・

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