2005.03.11 | Flickr・写真・カメラ
Flickrが導く「市民フォトジャーナリズム」
Flickrの楽しみ方を続けて書こうと思ってたら友達から「Flickrに関する記事があったよ」と紹介してもらいました。
Webマーケティングの近未来 第30回〜Online Social Networks 2005(その4)
えらい難しいタイトルですが、この中でFlickrの面白さや将来性について言及されています。
面白さの一つとしてあげられているのは「グループ」の機能。
面白いところは、グループが数々作られており、知らない人達がグループのテーマに応じて写真を撮ってアップロードしていくという点である。例えば、このセッションで上げられた例では、「四角に囲まれた丸いもの」というテーマで、換気扇からタイル、サボテンにいたるまで、次から次へと7000近くの写真が並べられていて、さながらアートブックのようであるし、また別のグループでは「あなたの鞄の中には何が?」というグループで、鞄の中身を撮った写真250ほどがユーザーによってアップロードされている。
ここで取り上げられている「四角に囲まれた丸いもの」というのは、僕も前から知っていて
http://www.flickr.com/groups/circle/pool/
このページを見てもらえば一目瞭然、正方形にきっちり収まるようなまん丸なものを写してアップしているグループがある(「グループ=コミュニティ」と考えればわかりやすいかも)。
こんな単純な条件の写真のアップを世界中の人達が楽しんでいるというのが、なんとも不思議でありおかしい。今現在7466枚もの写真がアップされているんだから・・・。
たしかにこのグループの写真をスライドショー( http://www.flickr.com/groups/circle/pool/show/ )で見るとすごい! スライド間隔を1秒にするのがオススメ。
話を戻して、この記事でもう一つ注目されているのが「タグ」の機能。
この「タグ」機能はこれからどんどん色んなもの、写真に限らず音源や映像などのネットワークサービスで普及していくと、僕も思ってます。Flickrでは写真についてのキーワードを付加する機能なのですが、これをすることによって検索がしやすくなる。情報過多の時代が進むに従って「検索」はますます重要な役割を果たすことになるし、検索機能を補助する機能、自分が求めるものを“もっと正確に”探し出す機能など、より高度に、より身近になっていくでしょう。
で、Flickrでこのタグ機能を発展させれば、世界中のどこで何が起こっているかが一目瞭然になると言っているのが下の部分。
今、多くの携帯端末にGPSとカメラがついてきているが、GPSで場所のTagと撮影時間のTagを入れられると、世界の様々な場所で何が起こっているかをアーカイブできるのではないか、そしてそれが何か事件が起こったときに写真を探せるアーカイブとなり、「市民ジャーナリズム」をさらに一歩進めて「市民フォトジャーナリズム」でFlickrはいきなり中心的存在になるのではないか
以前にも書いたけど、既にスマトラ沖地震の時にはメディアで伝え切れていない現地の様子をFlickrでは目の当たりにできた。これは既存のメディアが提供した情報ではなくて、一般の人がネットワークを通じて発信したもの、つまり「市民フォトジャーナリズム」だ。
こういう事件性のあるものだけでなく、「今、京都の桜はどんな感じかな?」っていうこともわかるし、「フランスに旅行するけど、今現地ではどんな服装でいいのだろうか?」なんてことがわかったりするのも「市民フォトジャーナリズム」による恩恵の一つでしょう。
アメリカに限ると既にFlickrを利用したmapprというサイトで近いことがすでに実現している。
http://www.mappr.com/
なんかすごい世の中に突入していっている気がするけど、とりあえずそれだけFlickrは将来性が期待されていることは確か。
もちろんもっとシンプルでかつパーソナルな楽しみ方もあるので、引き続き「Flickrの楽しみ方」と題して僕なりの活用方法をしばらく綴っていこうと思っています。
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