2006年02月26日 | Fan
イナバウアー考 美の職人■祝!金メダル!
すごかったねー,荒川選手!昔からスポーツをやるのはあんまり得意ではないが観るのはかなり好きなDYCなわけですが,今回の彼女はまた格別な思いを観ている人に与えてくれたと思います。そんなわけで勝手な話ですが,俺らが何を感じとるべきかを整理してみましょう。
■アスリート・アーティスト・マイスター
フィギュアスケートには技術面の採点において,かなり細かな基準が設定してあるようで,同じ大会に出場する他の選手の持つ技と,自分の持っている技を計算して,各々が全てうまくいけば試合をする以前から優劣が決しているものだと知りました。ずばり優勝を狙うにはあと何点分の技をどう組み込んでいくかということを計算し,そしてその技術を習得するという作業に取り組むわけです。ここにはやはりアスリートの要素が強く,また見方を変えると,職人の下積み時代の要素もあるかな。
そしてどちらかというと機械的なこの優勝の方程式を解いたあとに残るものが,アーティストとしてのこだわり,になるのでしょうね。特に彼女の場合,技術点のつかないイナバウアーにこだわり,「イナバウアーのときだけは観客の声援が聞こえた」という言葉からも,彼女が求めたものがアスリートとしての最高の栄誉「五輪の金メダル」以上の何かなんだと,うかがい知れます。
完成された技とこだわりのエッセンスで一つの作品を世に送り出し,人々を魅了する。こういう人のことをマイスターと呼ぶのでしょう。そこから見えてくるのはかたちや結果ではなく,人の心だなーと,そしてその「心」こそが,美しいのだなーと,思った次第でございます。
コメント
by メタ 2006年02月27日 19:19
荒川の金は感動したね。
今シーズンのルール変更で、ジャンパー優勢な採点基準
になって、自分の技すべてでレベル4を取らないとメダル
が狙えない、というところまで追い込まれた中での快挙。
本当に努力の人だと痛感しました。トリノ入ってからも
一人緊張感を切らさず、インタビューにも淡々と答えて
いたのが印象に残ってます。
本当に感動しました。イナバウワーは応援してくれた
みんなへのファンサービスだったと思います。
by dyc 2006年02月28日 01:48
あんなに安心して観ていられるというか,
みとれてしまうことも,そうそうないよねぇ。
by ミチシタ 2006年03月03日 03:35
そこまで採点技の積み上げで演技を作ってるってしらなかった。へー。
確かにあの歓声も、
採点度外視でイナバウワーを入れるという<こだわり>の<美しさ>が
みんなの心に響いたからなんやろうね。
しかし腹立つのが、安藤美姫の4回転ジャンプへの挑戦はどうだったのか?
とか言ってるマスコミよ。そんなん言ったるなよ!!と。