2006年09月02日
dycの系譜帰り道。
久々にiPodでdycが過去に作った曲たちを聴いてみる。
程よい酔い具合もあってか,わりといいじゃん,って気分になる。
■父
父は東京生まれの東京育ち。
8歳のとき,東京は焼け野原だったそうだ。
父は音楽好き。
dycは(もちろん覚えてないが)さんざん
モーツァルトの胎教を受けて生まれたのだそうだ。
dycが子供の頃,うちにはファミコンとかはなかったけど,
何故か何十万もするチューバなんて楽器を父は買ってくれた。
父は団塊世代の先頭を走った人。
きっとできることなら,自分自身が一番
楽器を手にしたかったんだろう。
自分の息子が楽器を愛することに対して,
自分のことのように,当時喜んでいたと思う。
もちろん,団塊世代は顔には出さないけど。
■そして今
dycも父と同じ道を歩んでいる。
今聴いているこの曲たちは,
何年かしたら,もう消えてなくなってしまう,
そういうものでしかない。
自分にはこんな才能があるんだ。
自分でも,このくらいはできんのよ。
ってことは,誰だってこの程度は
できるってことなのかな?
いや,こういうことは,
例えば音楽にしても,
音楽そのものの才能よりも
もっと必要なものがあって,
dycにはそれがちょっと足りないんだな。
そう,それが血なんだろう。
自分には,どんな形でもいいから,
音楽の道で生きていこう,
なんて覚悟はなかった。
今,それを後悔してるわけでもない。
■未来
おそらく,
自分も父と同じように
いつか誕生するだろう自分の子供に
父がしてくれたことと同じことを
してしまうのだろう。
そのときdycがまだ
今のように曲を作ったりしてたら,
面白いことになるかもしれない。
そんなことを考えると,
なんとなく幸せ。
注)dycの父はまだ健在ですよー。


GWに実家に帰った際に,不意に父が差し出した1枚の写真。90年ほど前のものだそうだ。こんなに古い写真なのだから,赤の他人のわけはないと想像はつくが,あまりに端麗な容姿についつい,まさかねぇ,と疑念を禁じえない。そう,このかたが,僕の曾祖父,ひいおじいさんなのです。