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2005年08月04日 | 日陰の本棚

【妖怪暦  平成十七年度版】

妖怪馬鹿はいまにはじまったことではありません。
物心ついたときから妖怪馬鹿でした。
                  ●
小学校の学級文庫には、
ズッコケ探偵シリーズから世界の少年少女文学から
学校の怪談まで
いろんな本がそろっていたのですが、
わたくしはあきもせず「妖怪大百科」を
眺めておりました。
                  ●               
この世に思いを残し、恨んだり怒ったり悲しんだり
してひゅーどろと出てくる幽霊は、目がいっちゃってるし
言葉つうじなさそうだしオソロシクてだいきらい。

でも妖怪は大好きなのでした。
                  ●

「妖怪大百科」は、大百科と銘打っているとおり、
日本と世界の妖怪のパートに分かれて紹介されています。

右のページにある妖怪の属性が紹介され、
(名前、性格、身体的特徴、出没場所 云々)
左ページにその妖怪の解剖図を掲載。
全身をタテにスッパり割って、内臓の様子がことこまかに
描写されているのです。
コーフンしました。
だって。
解剖図があるということは=
捕まえられて解剖された=
本当にいる
わけですからね。

河童やら鎌いたちやらぬっへっほうやら
火車やら牛女やら濡れ女やら猩々やら言い出すときりないですが。

悪さをしたりとり憑いたりすることも多々ありますが
どことなく、どことなあく。
わたくしにとっては親しみが持てる存在なのですねえ。
                  ●
で、今年のスケジュール帳として購入したのが
その名も『妖怪暦』(角川書店)

漆黒の表紙に朱塗りで 妖怪暦 
開く前からぞくぞくしてきますねえ。

1週間ごとに欄でくぎられ、メモスペースも
ゆったりとられた使いやすい体裁。
でも。
よおっく見てください。
たとえば私の誕生日の8月22日の欄の隅に
〈十八度踊り(よっかぶい)〉と記されている。
巻頭にもうけられた「妖怪祭礼暦」の項で調べてみると
〈シュロの皮をかぶった大ガラッパが奇声をあげて子供
たちを追い回す水難除けの行事〉とある。

おわかりですね。
月ごとに、日本全国で行われている祭礼のうち、
妖怪に関する行事が、この手帖には網羅されているのです。
どうです。
どんなもんです。妖怪馬鹿必携。
こころわくわくおどる手帖でしょうが。
                  ●
付録として
妖怪用語事典
妖怪探索心得集
妖怪関係史年表
旧国名地図
西暦元号歴代天皇対照表
などなど、お役立ちの資料も付いている。
                  ●
妖怪馬鹿必携。
そうでないひとも、ぜひご一読あれ。

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