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偏愛風呂敷 LineUp

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2008年03月21日

おめでた

友人にお子ができました。

なんか最近酒がうまないなー と
医者に胃薬もらいにいったら
あんた、妊娠しとんとちゃうか?
と言われ、妊娠検査薬でしらべて発覚。
酒飲みらしい発覚のしかたです。
東京マラソン完走した時にはすでにおったらしく。
ほんまむちゃしなやー。
10月にうまれる模様。
しみじみしちゃいますな。

2008年03月19日

つとめさききまりました

保育園で保育士のお仕事をすることになりました。
掃除&洗濯&こどものおせわ。
いやー、生まれてはじめてとびこむ世界だけに
子どもまみれになってがんばってきますわ。
子どもマーケティングしてきます。
しっかしまさか保育園で働くことになろうとは
自分でもびっくらです。

2008年03月06日

穀潰しライフ

普段なにしてるのーとよく聞かれます。
転職活動は続行中なのですが
1週間まるまるそういうことにかかずらわってるわけではなく。
そうでない時間のほうが多いわけです。
そうすると、1日の時間のたつのが
めちゃ早いことに気づきました。

午前中は図書館に行ってすごし
帰って借りてきた本を読み
気がつくともう2時なのです。
で、夕方なんてあっと言う間にくるのです。
びっくりします。
もう夜だし。

なんの生産もしていないから
時間はゆっくり流れるかと思いきや、
速い。仕事してたときよりも速い。
ものすごい勢いで老人になっている気がします。

明るい穀潰しライフに突入してから
みそ汁を作るようになりました。
そのほか料理も作るようになったけど
まだ面白い域にまでは達していません。
はやくはたらきたいなあ。

2007年10月29日

どうなる人生

ついに今の会社を退職することになりました。
やー6年もいたかー。
小学校6年生まで通学したってことですよ。
中学高校行ったってことですよ。
しんじられん。
あの頃は、6年間も3年間もめっちゃ長くて
永遠につづく感じでしたけども。
会社員の6年間はあっちゅう間でございますな。
目下転職活動中ですが、有給休暇中の11月中に決まればよし。
ズレこむようなら失業保険とか健康保険とか
なんやら手続きややこしくて面倒そうなので
11月中に決まるようにかみさまーたのむしお願いします。
来年のいまごろはどうしてるかなあ。
みんなはなにしてる予定ですか?


2007年08月10日

ふたりのおでん

住宅街に唐突にかかるのれんをくぐって店内へ。
午後3時過ぎなのに
カウンターとテーブル1〜2席の
こじんまりしたおでん屋はフルフルです。
グルメおばさまグループや
飲み仲間的なちょいワル老人グループが
おでんにお酒でごきげんになっています。
そんなざわめきのなか
青年ふたりがカウンターで横並びになり
静かに日本酒を飲みながらおでんをつついておりました。
ふたりともおとこまえやなあ
顔も服もどことなく似てるなあとちらちら見ていると
しゃべらなくてもつうじあってる空気ってのが
じんわり伝わってきたわけです。
あーいいねえしあわせなんだねえおふたりさん。
いい人と一緒におでんつつけるなんて
こんなしあわせなことないもんねえ。
ひとりは日本酒をおかわりし
ひとりは大根を注文し
ふたりはなごやかにしゃべりつつ
なんだかリゾートホテルのバーでくつろいでるような
雰囲気をかもしていました。
ちょっとうらまやしかったなあ。

2007年08月03日

たにくん

多肉植物にはまりました。
多肉です。多い肉。おおいなる肉を持つ植物。

そもそものはじまりは相方がベランダー(byいとうせいこう)
と化し日に日に増殖してゆく鉢モノをながめながら
ここはいっぱつ対抗せねばのりおくれるわいと。
きちんとお世話する自信がなく
ほっといても生きていってくれる
丈夫でけなげな植物はいないか。
と考えた時に天啓が。
そうだ、多肉がいるじゃないか。
ものぐさだけど緑が好きなわたくしに
かならず枯らしてしまうわたくしには
多肉がぴったりなのです。

第一園芸の多肉植物のコーナーでお三方に出会いました。
星美人、黒蜥蜴、怪魔玉。
へんてこな名前がついてますな。
三島由紀夫や江戸川乱歩の小説のタイトルです。

星美人は、乳色に緑色をまぜたような、
うちがわからにぶく光ってるような
肉厚の葉っぱをしています。
手触りもぽってりつるんとしていて
ずっとなでていたくなる。
なでてさわってなでてさわってうっとりしております。
彼には、ヨタさんという名前を進呈。
なんだか、高貴で金持ちの家の
のどかな三男坊の雰囲気があるのですよ彼には。

黒蜥蜴は、白いドット模様の入ったつんつんとがった
三角形の葉っぱをしていて、それがうろこのように
幾重もかさなって微妙にくねりながらのびている。
蜥蜴の胴体に見えなくもないですな。
彼の名前は黒蜥蜴できまりです。
ミワさんと呼ぶにはゴージャス感がたりませんな。
手触りは固くて、媚びない感じがいいですな。

怪魔玉は、パイナップルがながぼそくのばされたような形。
頭頂部に葉っぱが密生しており
それがいっせいに右側になびいており、
オシャレを気にしはじめて整髪料でがちがちに
固めた高校生男子です。手触りはごっつんごっつん。
彼にはタニくんという名前を進呈しました。
2年3組タニくんです。よろしく。

2007年08月02日

恐怖の助手席

運転を何十年もやってるのにヘタなひともいれば
運転を何十年もやってないのに
金板なあたくしもいるわけで。

こないだ運転歴は長いのに運転にやや難アリな方と
同乗しました。
金板のあたくしとしては運転してもらえるだけで
アリガタイと思わねばならぬのですが。

○信号のない道で信号待ちをする。
○しばらくして勘違いに気づき恥じらいながら発進させつつ
恥じらいっぱなしで前後左右を確認せず
前方の車に追突しそうになる。
○横断歩道を渡ろうとしている歩行者を手で制し通り抜ける。
○なぜか片手で運転する。
○駐車のしかたがもうめちゃめちゃ。
○なんとか駐車できたと思ったら左右の車がパツパツに迫っていて
ドアがあけれないおりれない。
(あたくし、ドアを開ける時に隣の車のドアにぶつけてしまい。
ヤンキー兄ちゃんににらまれるも
「ま、ええですわ」とゆるしてもらいました)
○運転中に拍手をする。両手で拍手をする。
○カーナビのクセをわかっていずその通りに動いて違う道にすすむ。
○地図がよめない。
○徐行と看板があり人がたくさん歩いているのに
スピードを上げる。
○車間距離を空けないといけないときに空けず
空けずにいいときに空ける。
○近づいてくる歩行者や自転車やバイクの動きにおびえがち。
○そのたいろいろ。

運転してもらえるだけで
アリガタイと思わねばならぬのですがね......。

2007年08月01日

ロック魂はヒールに宿る

フジロックに来ている赤ん坊もロックですが
ピンヒールはいてる娘もかなりロックなやつらです。
今回は2名見かけました。

長靴履いて完全防備なヘタレ豚野郎どもに喝!
かかとが泥にめりこもうが
小石をふんずけてぐにゃっと足首ねじろうが
我がロック魂に一点の曇り無し!
日和見主義なアンタらとちがって
アタイは常にトガッてるのさ!

周囲の奇異な視線をあびつつ
歩きっぷりだけはカカカカッと音高らかに
娘は山道をのぼっていくのでありました。

2007年07月15日

タイフーン

台風がくるくるとテレビでいっているので
ちょっとうれしくなって髪を切りにでかけました。
けっこう雨がふっていてスニーカーはすぐびしょびしょ。
かなりすすけていたのが
黒々とつやっぽくぬれて新品みえないくもないので
青山の美容院に履いていっても
ごまかせるし恥ずかしくないなと前向きに考え。

こんな雨の日でも
おしゃれして外出する人は当然のことながらいるわけで。
青山の美容室はそんな女の子たちでいっぱいでした。
紺色のドット柄のレインシューズに
エナメルピカピカのピンクのヒールに
シルバーのスニーカー。すごい気迫。
台風なんてはなから相手にしてません。
ほんとロックなやつらです。

そして、ぐっしょり濡れた黒のスニーカーに
黒のTシャツに黒のジーンズ。
水をふくんでぺたんこになった黒髪で入店したあたくしは。
うん、ロックっぽく見えなくもないか?
そうそうこんな日にわざわざ散髪しにくるなんて
ロックそのもの。ロック魂の塊。

そんなこんなで美容室を出てふたたび大雨の中へ。
化粧水を買いに東急百貨店の化粧品売り場へ。
乾燥が気になるので肌の状態を
はかってもらったら油分はたりてるが
水分量がたりていないという結果。
ああ。こんな大雨の日なのにまだ水分が足りないと。
ババアの入り口に立つ自分を
あらためて感じたのであります。
化粧水を買い足しておつりをうけとると
「よろしければお化粧直ししていかれますか?」
と美容部員の女の子。
そんなにくずれてるかな。
いや、よくある販売トーク。
でもこのあと帰るだけだし。
やあ見違えたよもしくはまあ見違えたわ
なんていってくれる人に
今夜会う予定はないし。
「あ、いいです」といって席をたちました。

帰りにコンビ二でアーモンドチョコと
アイスクリームとクリームチーズ味のリッツと
缶ビールを2本調達。
台風の夜を過ごす準備はととのいました。
玄関でスニーカーを脱いだら靴下から
水がぼとぼと。
セットしてもらったはずの髪の毛も
ぐっしょりぺっとりです。
みんな台風の夜をどうすごしてるのかな。
停電や浸水も発生してるみたいだし。
さっきからベランダの窓はびしゃびしゃがたがたいってるし。
とりあえず缶ビールとチョコがあるから
わたしは安心。ふやけた足の爪を見ながら
缶ビールを飲み
椎名誠の短編に「雨がやんだら」と
いうのがあったなあと思い出しました。
ずっと雨が降り続き、何ヶ月もやまず
家の2階にまで水かさが迫っている街で。
ある一家の男の子の目線で物語られる話。
最後はボートに乗って川を流されていくんだったかな。
おなじ状況になったらどうしようかな。
ボートないからなにかにつかまってるんだろうな。
トランクかなにかにつかまって
どんどんながされていくんだろうな。
外が気になってベランダを見に行くと
窓が開いていて風がふきこみ床の上は水浸し。
目の前のマンションのベランダで
風にあおられている洗濯物も水浸し。
どこからか赤ん坊の泣き声。
そこいら中がみずみずしく水浸し。
だいじょうぶだよ赤ん坊よ。
明日には暴風域をぬけるそうだよ。
窓に映ったわたしの顔は
一瞬、みずみずしく若々しくみえたのでした。

2007年07月13日

怪奇をあばけ

「怪奇大作戦セカンドファイル」がNHKで放送されています。
第1回放送の「ゼウスの銃爪」。

白昼の繁華街で女性が突然発火し焼死。
謎を追う特殊科学捜査研究所「SRI」チーム。
過去に殺人を犯した3人の男女。
彼らに娘を殺された父親。
彼らを法のもとに守ろうとする弁護士。
某国が開発したマグネトロン兵器。
そして、第二の焼死事件が発生し...。

45分間じっと見入ってしまう内容でした。
話のテンポもとてもよかった。
過去の「怪奇大作戦」とは別物として
たのしめました。

殺人を犯した男を演じる2人の
俳優さんたちが、かなり
狂気的な演技でぞっとしたり。
そしてムスカ。
寺田農が警視庁捜査第一課の警部。
岸部一徳がSRIの所長に。
やーもうおなかいっぱいいっぱいです。
濃ゆくてとぼけた味のおやじ達にやられます。

第2回放送の「昭和幻燈小路」は
亡き実相寺監督の脚本ということで楽しみです。
興味のあるかた、今週土曜日の
午前0:10〜NHKで放映です。

にしても、西島さんは
へんてこな演技のできる人ですね。
ますますわからなくなってきました。

2007年07月02日

そのポーズはなんなのだ

最近気になること。
女優さんやモデルさんが
物を食べたり飲んだりするシーンで、
首を左右にこきざみにふりながら食べる
アノ動作ってなんざんしょ??
わたしの好きな宮崎あおいちゃんも
梅酒のCMで
首を左右にこきざみにふりつつ
コップ酒だし。
モデルのなんとかいう女の子も
番組の試食でやはり
首を左右にこきざみにふりつつ
食べていた。

あの首ふりはいったい??
かわいい、おさない、純情アピールなのか??
できるかどうかまねしてみましたが
老人性のふるえっぽくなってしまいましたが。

いったいあの首ふりはなんなんでしょう。
だれかおしえてください。

2007年06月22日

死に至る病

友人が恋人と別れたそうです。
思いがまだまだのこってて
めちゃめちゃつらいけど
別れないといけなかったそうで。
くわしくはきいてません。
妻も子もある身なので
いずれそうなることは
わかってたと思いますが。
「死に至る病。結婚してても来る。
おまえさんも気をおつけ」と
息絶え絶えに言っておりました。
好きな人ができることに
いいもわるいもござらん。
あとはのしかかってくる重りに
おしつぶされながら血を吐きながら
嗚呼!気持ちええーとスマイルできるかできないか。
できなけりゃ
かなしいけれど
おわりです。

2007年06月22日

笑顔の効果

会社の近所の洋服屋の女店長は
かなり別嬪で話し方もおっとり
なによりセレクトしている服が
どれも好きな感じなので
週に1、2度は顔を出すのですが。

こないだ彼女としゃべってて
いやな客にはどう対処するかという話しになりました。
たとえば服を乱暴に取り扱かう客。
台風が襲うように
ぐっちゃぐっちゃな見方をする客がいるんだそうです。

「そんな時はどうするんですか?」
「わざと満面の笑顔で話しかけます」
「ふんふん」
「うるさいってくらい。お客の後をずっと
ついてってことあるごとに話しかける」
「へー、でもかえって丁寧な接客だって思われるかもね」
「うるさがってそのまま出てってくれればいいし。
勘違いされるならそれでいいんです」
「ふんふん」
「こないだそんな人が来て。笑顔&おしゃべり&
つきまとい攻撃してたら、なんか喜んじゃって
たくさん服買ってくれてうれしかった」
「なるほどー、一挙両得というかもっとお得というか
結局お金ももうかるしいい接客だってことで
店の好感度もアップだし」
「へっへー」

笑顔の効果はすさまじいのでした。

2007年06月20日

工場男

青い作業着と黒いブーツ
目深にかぶったヘルメット。
鉄の塊。轟音。飛び散る火花。
安全第一頭上注意クレーン注意巻き込み注意。
あらゆる危険を注意しながら
たわめてまるめてのばしてたたいて
うがってあけてきってねじって
ミリミクロン単位の精密技術を
駆使しているのです。
おひるになれば、出口の涼しい場所に
しゃがみこみアルミニウムの弁当箱を
がしがしわしわしつかうのです。
その腕や胸の汗じみに、一戦まじえなさった後の、
なんともいえないけだるい色気がただよって
工場取材中のあたくしは
ぽかんと見とれてしまうのでした。

2007年06月14日

うしろからばあさんが

こないだ世田谷通りに面した歩道を歩いていたら
どしゃめしゃっとものごっつい重量が
のしかかってきたのです。そのイキオイで
歩道から押し出され、車のいきかう車道に
よとととととっと。
1.このままではわしはひかれて死ぬ。
2.どうやらわしの上にのしかかってんのは
ばあさんと自転車である。このままばあさんが
道路にこけたらばあさん骨折。救急車&警察に
通報しないといけない。なりゆきからいって
わしは事情聴取されることになる。
3.せっかくの休日がだいなし。
以上の事柄が1秒間にぐるんと頭を
回転し、必死に足と手をふんばって
これ以上車道にはみ出ないように、
これ以上ばあさんが倒れないように、
必死で全身つっぱらかって
自分とばあさんをささえたのでありました。
自転車には注意ですぞみなさま。
特にばあさんじいさんの乗った自転車は。
基本的に、よけたのと同じ方向に進んでくる。
基本的に、かわすことができない。
基本的に、こけると骨折あるいは死亡。
次第によっちゃ、こっちが加害者ってことに
したてあげられるかもしれないのです。

にしてもわたしもあいかわらず
とっさの瞬間に強いなあと思った次第。
むかしっから、とっさの場面で
救急車よぶの現場のだれよりはやいんだな。

2007年06月13日

おかめちゃん

こないだ小鳥ショップにいったら
オカメインコがいました。
なんちゅう生き物がこの世の中にいることか。
日本人のキャラ大好き心をくすぐる
形状をしとるのですこいつが。

目がまんまるでうるうるしてる。
ほっぺたがまっか。
あたまにくるんとネグセのようなとさか。
ほっぺたをさわるとふくらんでねむる。
おまえはピカチューかなにかか!

やーまいりましたこのかわいさ。
しかしうまれてこのかた
人間以外の生き物と一緒に暮らしたことが
ないわたくしは
人間ともあまり密接に暮らしたことの
ないわたくしは
ちょっとびびるのであります。
いったいこいつと
どうやって暮らしていけばいいのか。
はたしてめんどうみれるのか。
しかしかわいい。

指にとまっていただきましたが
こっちの緊張がつたわるのか
オカメインコもややかたくなっており
ほっぺた撫でようとするとぷいっと横向いて
撫でさせてくれないのであります。
しかしかみかみかみかみ指をかじるのであります。
かわいいのであります。
あー女の子につれなくされてさらにやに下がる
おっさんみたいやんかー。
どうするどうする。

2007年06月12日

イッセーさんの筋肉

イッセーさんの芝居では
舞台のはじに衣装掛けや鏡や手ぬぐいや水がおいてあり
一幕おわるごとに
次の役の衣装に着替えるところも
ナマで見ることができます。

イッセーさん55歳。
もちろんトレーニングされた体なのでしょう。
一般の55歳ったらもっとタランとしてるんでしょう。
が、なんら特別なモノを感じさせない
無表情な筋肉のつきかたなのです。
もちろん二の腕にたるみはないのですが
主張のまったくない筋肉。
決して強靱ではない、決して柔軟ではない。
決して主張しない。
画材屋に売ってる木の人形みたいな。

しかし、衣装を着ると
断然生き生きしてくる筋肉なのです。

白のノースリーブに
薄手のカーディガンをはおった
幸うすそうな40代の主婦は
その二の腕に寂しげな色気をただよわせてますし。

タオルハチマキ&ハラマキに
タンクトップに短パンの
現在妻と別居中・職探し中の父親は
棒っきれのような細腕で5人の子供
を不器用につつみこんでるし。

そうして一幕が終わり
ふたたび衣装を脱ぐと
とたんに無表情な筋肉にもどるのです。

イッセーさんの筋肉の魅力は
なかなかくせになります。

2007年06月09日

イッセー&コマツ

三茶のシアターで
イッセー尾形と小松政夫の二人芝居をみてきました。
どこまで脚本でどこまでアドリブか。
一応の設定はあるんだけど、
あとはほぼ、その場で二人で作っていってたような舞台で。

イッセーさんのアドリブに、受ける小松さんが絶句する
場面もちらほらあって
お互いアドリブの応酬で、次の展開がまったく見えない
場面もちらほらあって
見ているこっちもどうすんだこの後どうすんだよとワクワク緊張してくる
なんともスリリングな舞台でした。

「初老ボクサーとマネジャー」
「カジノに来た老夫婦」
「ロシア演劇の劇団員」
「元船長と船員」
「警備員」
「同級生」

小松さん後半は汗だくでしんどそうでしたが
だって2時間30分ですもんねそりゃつかれるわ。

イッセーさんはずっと一人芝居をやってるんですが
しらずしらず自分のなかでルールをつくちゃってたことに
小松さんと一緒にやることで、気づいたそうで。
そのルールをぶっこわせるのがうれしいし楽しい
というようなことを言ってました。

たしかにわたしもそうなんだよなー。
自分でルールつくってしばられちゃうって
ことあるんですよねー。
そんなつまらんもんはぶっこわさないと。
ぶっこわすとあたらしい世界が
みえるかもしれませんねえ。
みえるといいなあ。


2007年06月05日

あまえるんだぜ

死にゆく父親。号泣する娘。
「父さんがいなくなったらどうやって...
私どうやって生きていけばいいの!」
盛り上がるBGM。滂沱の涙で見つめ合う親子。
涙腺をゆるめつつ号泣準備万端で
スクリーンを見つめる観客。

父「甘えればいいじゃないか!」
娘「え!?」     (わたしも同時にえ!?)
父「まわりの人に思いっきり甘えればいい!」

衝撃が大きすぎて、大笑いをとおりこして
ひきつけてしまいました。
こんなすさまじいセリフで締めくくる映画でしたゲゲゲは。

妖怪大戦争のラストの
「ま、まめ!?」  (byとよえつ)
も驚愕でしたが、この映画はそれを凌駕。

死にかけの父に(というかすでに死んでる)「すまん」とか
あやまられても「勝手なこというなやボケ!」なわけで。
娘がこの先どうやって生きていけばいいのか
道筋を指し示してやらんと「どうやって生きていけばいいのか」
の答えにはならんわけで。

頼る人はお父さん以外にもいっぱいいるんだぜ。
お父さんに甘えられない分
まわりの人にいっぱいたよって甘えて大きくなるんだぜ。
というなんとも切なる父の願いからでた
セリフなのでしたたぶん。
たぶん脚本ではそういう設定でのセリフなのかなあ。

水木さんは、脚本にはかかわってないだろうけど
わたくしには、
「甘えればいいじゃない」のセリフは
「ケンカはやめろ、腹がヘル」的な
まことにスケールのでかいトボケた味わいがしたのでした。

2007年06月01日

夏ですねえ

妖怪にあいたいのに妖怪遭遇力がないため
生まれてこのかたあったことがないのです。
当然妖怪以外のものも、見えも聞こえも感じもしない。
で、この前とあるお寺に取材に行きまして。
お寺の建物とお月様の撮影をしていました。

夜の8時くらい。
月明かりのみ。あたりは青黒くしずんでいます。
シャッターを切るカメラマンのそばで
広報担当のお坊さんとしゃべっていました。
「○○島へは行かれましたか?」
「ええ。夕方に撮影にいってきました。仏像や石碑
がびっしりたってて、聖地なかんじでしたねえ」
「そうですか。夕方に行きましたか」
「はい夕方に行きました。夜もういっかい
お月様の写真をとるために行こうと思ってて」
「赤い橋がありましたよね○○島に渡るとき」
「ええ、その橋を渡って○○島に行きましたが」
「あの橋渡って、右手のほう」
「......右手のほう」
「夜はやめといたほうがいいですよ」
「......」
「夜はちょっとね」
「......夜はちょっとですか」
「ええ。私そういう体質なんですけど夜は行けないです危ないです」
「......やめときます」
「そうしたほうがいいですね」
「見えるんですか」
「ええ。ま、このお寺なんかは少ない方ですけど」
「このお寺にもいますか」
「きのうも12時くらいまで仕事してたんですけど10時くらいに
事務所の廊下をパタパタパタっと」
「......パタパタパタって」
「ええ。よく走ってますよ」
「なにが」
「なにかが」
「......」
「ま、このお寺はそういうのいない方ですけどね」
「たくさんいるお寺もあるんですか」
「ありますね、わたしの同僚が修業に行ってた寺とか出るんで有名ですからね」
「......やっぱりお寺って集まりやすいんですかね」
「そういえば朝まで金縛りにあったことがありますね。
その日は宿直で本堂の隣の部屋で小泉八雲を読んでたら」
「なんでそんな時間にそんな本読むんですか」
「そうしたら玄関が開いて締まるんですね」
「......」
「見ると誰もいない」
「......」
「しばらくしてうとうとなって。そろそろ寝ようかなと思ったときに」
「......」
「本堂の方から鈴の音がきこえてきました」
「......」
「頭からドっと冷水をかけられた感じで固まってしまい」
「......」
「そのまま朝まで、やまない鈴の音をききながら、金縛りはとけませんでした」

2007年05月04日

おほほ

新入生歓迎会に行かずに
去年転職してきた違う部署の同い年の女子と
居酒屋で飲む。

●「安藤さん行かないといけなかったんじゃ?
立場的にも。役職ついてるのに」
○「べつにこの会社に愛着ないしつまんないし」
●「うはははそんなこと言っていんですか?
でもそれわかる。入ったばっかの私がいうのも
なんだけどめんどう」
○「飲みは大事にしたいよね。この時間大切だよ。
ほんとくだらない話しかしないんだからあの人たち」
●「ほんとつまんないですよね。だっていつものグループに
別れて酔っぱらうとエロ話か愚痴でしょ」
○「わかってるねえ。いま何時?9時か
じゃあそろそろそういう状態になってるね。おんなじメンツでおんなじ話」
●「去年歓迎会してもらったけど、私途中で帰っちゃった」
○「なんで?あ、あたしその歓迎会行ってない取材出張で」
●「そうそう、だってほんとつまんなかったんですよ。
結局グループでかたまっちゃって、私それ以上いるの苦痛だから
トイレ行くふりしてどさくさに店でちゃった」
○「やるねー佐々木さん。わかるわかるわたしもよくやる。
携帯かかってきたふりしてさ」
●「今日はほんとつかれちゃって、大杉のジジイにやられた」
○「あいつまだいるの?海外留学とか行くんじゃなかったっけ?」
●「まだいるんですよ。もうどうにかしてほしい。死んでほしい。
“この書き方だとマヨネーズ1本もって来る人がいるかもしれないから
マヨネーズの小袋ってかいてあげたほうが読者に親切だよ”って
小袋ってわけわかんないだいぶアルツはいってる」
○「まじで意味わからん。そういや聞いた?ジジイ伝説。
文中に入れてた松尾芭蕉の句に
このままじゃ読みにくいからって句読点いれたって」
●「爆笑!もう最強だよねあいつ何様?」
○「あー赤をグラスでおかわり。あとパテください」
●「あたしはビールおかわり」
○「くくくそういや佐々木さん今日おもしろかった」
●「え?なに?あたし?」
○「小宮がさ、資料さがしてたじゃん、鎌倉の資料」
●「あはー、あれねー」
○「“あーここらへんに置いたんだけど
あー佐々木さん知らない?“って」
●「くくくく」
○「“知りません“ って一言。はははは」
●「ふふふふふだって知らないもん」
○「ざっくりぶった切る音がきこえたね、知りませんって。
小宮ササッて離れてったし」
●「なんかうろうろしてたでしょ。あの人自分が暇になると
うろうろするのよね。忙しいときは話もきいてくれないし
見向きもしてくれないのに。ほんとうっとおしい」
○「わかる」
●「最近無視してるのわかります?」
○「っていうかだいぶ冷たいよねくくく」
●「ま、部下はどうしても上司に厳しくなるっていうけど、
なんかもう関わらないでってかんじ」
○「わかるわかる」
●「こないだも、今までのシリーズまとめて本にしたら
どうですっていったら、“今までの面倒をまた繰り返すのか“って
おこっちゃってさ、どうよそれ」
○「はあ?」
●「わけわかんないでしょーうんざり」
○「いやになった?この会社」
●「とりあえずいろんな大学の先生と知り合いになれるから
そこでコネつくる分にはいい環境だしね。そこでつながって
自分の作りたい本がだせればって思ってるから」
○「じゃ、せいぜい利用するんだね」
●「うんそーね。かんぱーい!」
○「かんぱーい!」

結局、愚痴だったわけです。おほほ。

2007年04月18日

まずじぶんをうたがえ

相手の口座に6万円振り込んだのにふりこまれてないと言う。
まちがって他の口座にふりこんだかな。
それともOKボタンを押し忘れてふり込み完了しなかったのかな。
それとも昨日の今日だからまだ銀行の作業が
すんでいないのかな。

通帳記入をしてみたら、ふり込みの履歴が表示されない。
おかしい。

1日おいて、再び6万円ふり込んだ。
またふりこまれてないと言う。
なんだか心細くなった。腹もたってきた。
わたしの貴重な貴重な合計12万円が
どこかに消えているのだ。

銀行のお客様センターに電話した。
「あのふり込んだのにふり込まれてないんです」
「ふり込み確認の証書は、お持ちですか?」
「持ってないです」
「では、ふり込まれていませんね」
「ふり込みました証書はいらないっていうボタンを
押したとおもうんですだから持ってないんです」
「証書が出るはずなんですが。通帳記入されました?」
「しましたがふり込み履歴も表示されないんです」
「では、ふり込まれていないということになると思いますが」
「でもふり込んだんですふり込みOKボタン押したんです」
「お客様の口座番号を教えてください。ふり込み履歴を確認します」
「×××-×××です」
「もうしあげます、4月1日○万円...4月5日○万円....」
「.....履歴にないです」
「ふり込みされていませんね」

センターのオバサンの非情な声にどきどきしながら
電話をきった。呆然とした。
やはり12万円は消えた。

相手に電話した。
「銀行のお客様窓口にも電話して確認してもらったけど
ふり込まれてないって」
「おかしいなあ、わかった、明日銀行の窓口で文句言ってやろ」
「記憶喪失になったのかなあ気が狂ったのかなああたし」
「そんなころないってともかく明日直接窓口で文句言う」
「だってさ、残高2万円だよ、これでもう一回6万円ふり込む
ことになったら、マイナスになるよ」
「え?」
「だから2万、引く、6万で、預金がマイナスになるの」
「それちゃうか」
「え?」
「ふり込みできんかった原因」
「ん?」
「そもそも、ふり込みできるだけの金額が無かったってこと」
「........」
「........」
「........」
「たぶん、そうやな」

2007年03月28日

うなうな大魔神

ながいながーい付き合いの友には
うすうすバレているようなんですね。
「あんたいま話きいてへんかったやろ」
おっしゃるとおりきいてませんでした。

でもふつうのつきあいの人には
見わけられないようなので安心安心。

どうもうなずき&あいの手大魔神らしく。
はた目からみると
めちゃめちゃ話を聞いているように
みえるらしいですな。

もちろんちゃんときいてるんですよ。
ちゃんときいてるときは。
ただ
きいてるけど
ききながしてるときもあるわけで。
まったくきいてないときもあるわけで。
人間だれしもあることです。

相談事のばあい。
どうもコイツはきいてもらいたいだけだな
もう結論は出してるなと判断したときは、
全くきいてません。

俺のことばかりしゃべるヤツのばあい。
最初はおもしろがってきいてるけど
アキるから途中から全くきいてません。

仕事がらみの発展しないグチのばあい。
最初から全くきいてません。

でも、ちゃんときいているように
見えるらしいのですふーしーぎー。
これは一種の特技といえるのか。
全国うなづき選手権で優勝の自信あります。

2007年03月26日

怪奇を暴け

ついに「怪奇大作戦セカンドファイル」が!
しかもNHKBS!
うちではみれません!!
http://www.nhk.or.jp/kaiki/
西島さんが牧センパイに!!!

ああああ。
ついにとうとうあの名作がリメイク。
昨年来どっぷりはまった怪奇な世界。
まさかまさかの出来事です。
うれしいなあ。

岸田森の絶品演技も
旧作セレクションとして放送されるらしいです。

見られる人はぜひ見てくださいませね。
仰天驚愕ドラマです。
しかも笑えて泣ける。

2007年03月13日

トーテムポール

今月号の「coyote」の表紙をみて
ボブ・サムの名前があって
トーテムポールをたてる
というタイトルにぎょっとした。
星野さんだ。

星野さんの愛したアラスカに
星野さんのメモリアル・ポールをたてるのだそうだ。
ワタリガラスや熊、鯨、
そしてカメラを持つ星野さんの姿がほられるそうだ。

出会ったときにはもうちがう世界を旅していたけれど
どこかで会えたなら、話をきいてみたい。

しんとした森や入り江では
話す声がひそひそと
してしまうのはなぜでしょうか。
さむいのだいっきらいなのに
さむいほうへ血がさわぐのは
なぜでしょうか。

2007年03月07日

ぱんぱぱ、んぱぱぱ、ぱっ!ぱっ!

家にいることが多くなって
外に出ることがなくなった。
というかおっくうになった。
といってひきこもってしまえるほどの
勇気もなくお金もなく腹はへるし。
でフリースをひっかけて
ぼさぼさのアタマを帽子でかくして
近所のスーパーに買い物にいくんですな。

夕暮れ時の空気は
排気ガスやらほこりやらで
きれいなんてものではないけれど
ぐつぐつ低温沸騰した脳みそが
ちょっぴりうすまる気がする。
気がするだけですけど深呼吸。

で買い物。
トマト、ネギ、冷凍海老、豆腐
ナス、セロリ、納豆、安シャンパン
チョコレート。
そういや3日前も先週もおなじ食材だったよな。
つくるメニューもおなじ味もおんなじ。
停滞してますなあいろいろと。

さっさと買い物をすませてスーパーを出て
さっきと同じ路を帰ります。
さっきより空の色が青黒くなったなあ。
そういや今、笑点やってるなあ。
案の定、笑天のフレーズがまわりはじめます。
ぱんぱぱ、んぱぱぱ、ぱっ!ぱっ!

小さく口笛ふいてみました。
日曜の夕暮れ時の住宅街に笑天のフレーズ。
なぜだかじんわりしみわたるのです。
なぜだかわかりませんが。
滑稽で、なぜだかものがなしい。
このかんじはすきだなあ。
だめなかんじでだめになりきれないはんぱなかんじ。
夕暮れ時に、口笛で笑点。

2007年02月01日

おばあちゃんの関節と温暖化

たったの2日前からですが
コンビニでお会計のときに
「ふくろはいいです」と言ってます。
店員さんは「ありがとーございます」
と言って、商品にシールだけ付けます。

で、パンとヨーグルトジュースを
買って会社で朝食にしているんですが。
よくかんがえたら、パンを包んでるナイロンや
ヨーグルトジュースのパックもゴミなんだわなー。
とかね。

今日本屋で本買って
うっかり言うの忘れて
ナイロン袋に入れられてしまって。
結局あかんがなーとかね。

最近までリサイクルが万能だと
思いこんでいたし。

仕事で自然エネルギーについての
記事を担当しているんですが
地球がけっぷちということが
よくわかりました。

テレビで、日本各地暖冬である
という番組がやってて。
巣鴨にあつまるおばちゃんにインタビューしてて。
「いつもは冬になると関節がいたむけど
今年はあったかくてぜんぜん痛まないの。
ありがたいわねー」って。

おばあちゃん。
関節はいたまんやろけども
あったかいままやと
おばあちゃんもろとも
日本しずむんやで。
とかね。

2007年01月29日

渋谷で 目撃

こないだ渋谷を歩いていたら
コート着た会社員ふうの男の人が
前をあるいていて。
毛皮のマフラーをまいていて。
へー、めずらしいわねーと見ていると
きょろきょろするわけです。
それが。

生きてたんです。
肩にまきついてたんです。
猿が。

あったかい。毛皮だけど生きてる。ずっとくっついていられる。
コミュニケーションとれる。愛情を肌身で感じられる。
暖房代0円。マフラー代0円。
まさに究極のかたちでありました。

2007年01月26日

あかんぼうの匂い

他人のあかんぼうフェチなのです。
とくに他人のあかんぼうのほっぺたフェチだ。
ということはまえにもいいましたが。

あかんぼうの匂いフェチでもあるんですな。
耳のうしろがわのあたりの
かわいーくてあまったるーい匂いがたまらん。

欲をいえば、まる1日おふろにはいってない
他人のあかんぼうの
耳のうしろがわのあたりの匂いが
最高ですね。

「おふろはいらないと、おつけものになっちゃうよー」と
やさしくおそろしいことをいいながら。
ふんふん匂うのです。

とてもいやがられます。

2007年01月24日

単純美人

髪の毛がめちゃのびました。
生まれて初めて肩につきました。
生まれて初めてなので
小粋なまとめ方くくり方など身に付いているわけはなく。
ただいまザンバラ状態。

で、ひるめし食べている最中に
顔をかたむけると
いっちょまえに髪の毛も
ずずっと垂れ下がってきて
かきあげかきあげしながら食べています。

ラーメン食べながら
髪の毛をかきあげるという仕草が
軽蔑されてひさしいのですが。
いざ、実際に自分が長髪になり
ラーメンと髪の毛を口のはじで
うっかりもぐもぐしてしまう状況にいたっては
「だってたれてくるんやもん
しょうがねーやんかー」てなきもちになります。

短髪の女が好きってなオスもいますが。
おおざっぱには長髪の女のほうが
オスにはウケがいいようですな。
やつらは「分かりやすいもの」に
目がいきがちですからな。
インド男に受ける
インド女性の美人の条件だって
「黒髪、長髪、おめめパッチリ」。
めっちゃ分かりやすい。
ま、条件の内容は各国さまざまでしょうが。
ともかくも、まずは「単純で分かりやすい見た目」が
好まれるんでしょうな。

単純は美しいが
複雑はもっと美しい。

わたしのまわりには複雑美人が何人かいらっしゃいまして。
ぱっと見ただけでは
表面も内面も、分かりやすくない
ぱっと見、ミステリアスな美人たちなのですが、

じっくりつきあうと
ぶきっちょで純情可憐な娘たちなのです。
こんなかわいらしい娘たちに
男がいないのが不思議なのですが、
単純さを求めるオスでは
彼女たちの良さを見抜けないんだろうなあ。

そんな女とつきあってみなさいな。

2007年01月22日

おしゃべりインドじん

インド人はだまっていられないのであります。

デリーに到着した翌日の早朝。
たぶん4時くらいだったと思うのですが。
どんどんどんどんという太鼓と
しゃんしゃんというカネの音と
それにあわせて歌う複数の人の声。
どうやら楽隊の行進のようなもが
だんだん近づいてくるのです。
で、宿の前を通り過ぎ、どんしゃんどんしゃん
うちならしながら、路地の奥へと消えていった
ようなのです。(寝袋の中でぼんやりイメージした感じでは)
いったい今なんじなんだあとイカリ気味に眠りかかろうとした時
「げーっほっ!げげっ!かーっ!っっつ!ぺっ!」
誰かが盛大に洗面をつかっている音がきこえてきました。

ガンジス河の前にある宿で泊まった時は。
夜更けにガンジス河方向から
スピーカー越しにお祈りの声ががんがん流れだし。
ようやく静かになったかなと思ったら
どんしゃんどんしゃんと、デリーの楽隊と同じような
モノが通り過ぎてゆき。
ああ、そろそろ寝ないと明日キツイぞと思っていると
「げーっほっ!げげっ!かーっ!っっつ!ぺっ!」と
枕元で洗面の音。
となりのベッドではインド旅6度目の友人はすやすや眠っております。
そっと窓を開けると
ちょうど枕元と壁一枚をへだてた外に水道が設置されており。
宿の人たちの水くみ場や身じたく場になっているのでした。
従業員のじいさんや青年がしゃべくりながら
ガラガラペッ!をしております。
ホスピタリティーなどは皆無なのであります。

で、身じたくがすんだじいさんや青年は
またひとしきりしゃべりながら掃除をしたり水をまいたりしています。
鼻歌まじりで。
この鼻歌がくせもので。
もう、鼻歌のレベルは越えています。
ふつうに、盛り上がるパートは盛り上げて歌を歌っている、
つまり、宿中にまるぎこえなのであります。

友人はすやすや眠っております。

ほんとうに、沈黙のない国であります。
ガンジス河で瞑想なんて夢です。
決してできません。
みんながほうっておいてくれませんから。
一緒に行った友人が、ちょっと瞑想してくると
クール&ロマンチックに出掛けていったのですが。

沐浴のじいさん、ものもらいの子供たち
沐浴の若者、通りかかった商人の男
ヘビ使いの男、その他通りかかったいろんなインド人に
「お前はどこからきてなにをしているのか」
と話しかけられっぱなしだったそうです。
通りかかった商人にいたっては、
「1時間前にもお前はそうしていたが
なぜ動かないのだなぜ黙っているのだ」
と通りすぎるたびごとにやや心配げに
はなしかけてきたそうです。
(この商人はお店と倉庫とを往復していたようで。
その道すがら、友人が座っていたんですね)

交流できてよかったけれど
「もうすこし、ほっといてほしい」と
お疲れ気味でありました。

インドの屋台でチャイを飲みながら
店主としゃべっていると
となりで飲んでたおっさんが話に入ってきて
ちょうどその時、チャイを買いに来た青年にも
おっさんが話をふり、結局5〜6人で
しゃべっているという状況は日常です。
「どっからきたか」「食べ物はうまいか」
「インドはをどう思うか」「結婚はしてるのか。子供は」
「何日から来ているのか」「いつまでいるのか」
「どこをまわるのか」
は、かならずきかれる質問なのであります。

2007年01月18日

ヒルズ・ラーメン

本日、お昼に表参道ヒルズへ。
行きたい店がその近辺にあり、ついでによったのでした。
オープン当初に前を通りかかって
あまりの人だかりに嘔吐したのですが
ま、さすがにもう落ち着いているのかなと思い。

あいかわらず観光客っぽい団体の
じーさんばーさんおばさんおじさんが多い。
そして金持ちっぽいおばさんおじさん
おにいさんおねえさんが多い。
おいしいのかしらんが店に行列ができている。
ランチメニューに1000円以下の料金が設定されていない。
1000円以下のコンセプトが、そもそもあの空間にあるわけない。

いちばんすいていたラーメン店に入ってみました。
「いらっしゃいませ」(麒麟風によんでね)
高級レストランのボーイのような
白シャツ黒ベスト腰巻き黒長エプロンでキメた
めっちゃええ声の兄ちゃんが出迎えてくれました。

メタリックな店内にスープ臭も湯気もありません。
奥まったところに厨房があって
そこでシェフが作っているのでしょう。
私の座った場所からは、作っているところは見えませんでした。

ランチセット1500円。
その500円は、オレンジジュースやウーロン茶などのドリンク代なのでした。
ま、500円が高いか安いかはおいといて
1200円のベーシックなラーメンをたのみました。
「トッピングはいかがなさいますか?」
「いりません」
だって、トッピングの卵も野菜も別料金。
ラーメンに、10000円以上入れ込むほどの愛情は持っていないのです。
しかし、わたしの横に座った御婦人お二人は
「全部いただくわ」とセレブオーダー。
1800円くらいはしますね。

で、ラーメン出てきました。
レンゲとハシが出てこない。
「お客様、当店は初めてでございますか」
「はい」
「テーブルの引き出しをお引き下さい」
引きました。
真っ赤な布が敷かれた引き出しの中に、
真っ白いレンゲとハシがならんでおりました。

この演出は、いったい。?。
食べ終わったら、また引き出しの中へもどすのか。?。

で、おいしかったんです、実際。
ええ声の店員に会いに、みなさんも、ぜひ。

2007年01月16日

妄想へき

今日、打合せである事務所にいきました。
10時30分からのスタートだったのですが
10時に着いてしまい、事務所のあるマンションの
1階のソファーで読みかけの本を開いておりました。

5分ほどたったとき、「おや?」と声をかけられました。
見ると、事務所の社長が出勤してきたのでした。
「10時30分からだよね」
「すみません、はやくつきすぎて」
「ここで?」
「はい。時間くるまで待っていようかと...」
社長はふんふんとちょっと考えるような表情をし
「どうぞ」と、エレベータへ誘ったのでした。

「たぶん、僕が最初だよ」
「そうですよね、いつもお仕事おそいですもんね」
「そう。みんな、いつもは11時くらいにくるから」
話をしているうちに事務所のある階に到着。
鍵があけられ、中に通されました。

マンションの1室を事務所にしているので
お風呂場や小さな台所もあるアットホームな室内です。
Macの置かれた机が6つほどぎゅうっとならんでいます。

スタッフルームを通り
こぢんまりした社長室の、打合せテーブルに座りました。
今までに何度もここで打合せをしています。

部屋ぜんたいが朝の寒さでひんやりしていて
南側の窓からしらじらした光がさしこんでいます。
「コーヒー、のむ?」
「あ、すみません...」
コーヒーの用意をしに社長は台所へ。
静まりかえる室内。

「どうぞ」と出される白いカップに入った暖かいコーヒー。
自分の分をついで社長席にもどり、新聞をめくりはじめる社長。

でも、さきほどからかんじていた、じんわりした居心地の悪さはいったい。
いったいなんなのだろー。
次の瞬間、その居心地の悪さが文字になり
ぎゃああああと一人あたふた状態に。

その文字をしるしますと。
「マンション」「男と女がふたりきり」「朝」「コーヒー」

あわれな妄想女とお笑いください。

みなさん、こういうことってないですか?
勝手に妄想して一人であたふた状態になること。
もちろん誰にもきづかれずに。
わたし、けっこうあるんです。はは。

2006年12月19日

頭痛肩こり

肩こりがひどくてひどくて
朝はどっと疲れて起きるという
最悪な状態が、突然に終結。
なんだったんざんしょ。
ハリうってもまったく効果なかったのに。
ぴたりとなおってしまいました。

肩になんかがぐるんと巻き憑いてたのかなあ。
そのぐらいひどかったんですが。

こないだ上司によびだされ
「チーフにしたから。給料もちょっとあげたから。
だからいろいろサポートしてよ」
ですってよ。

ふつう、そういうことは、事前に、
相談するもんじゃ、ないのか。
こんなやり方で、事後報告されても
給料あげてやったからだからもっと働け 
という風にしかとれん。

位が上がる=会社的な大人の面倒事および束縛が増える
にしか思えないわたしにとっては
平にゴメンこうむりたい話。
しかも、何をサポートするかまったくわからんし。

現場をはなれることはなさそうなので
ほっとしてますが。

いきなり言われても、
下っ端はとまどってしまうわけなのです。
いろんな会社がいろんなやり方で
社員をマネジメントしてるんだろうけど。
うちの会社はヘタやなあと思った次第。

ま、わたしも後輩のサポートできてるかっちゅうと
できてないんですけどね。

2006年12月08日

あたしのあんごちゃん

数年前、わたしの携帯電話に
狼と虎と狛犬をまぜあわせたような姿の
不細工な小さなけものが一匹、
ヒモでぶらさがっていました。
口をわっとあけてるんだけども
吠えているようには見えず。
長いあくびをしたあと
アゴがしまらなくなって
びっくりおろおろしているような顔。
名前をあんごちゃんといいました。

携帯電話がテーブルの上にある時
あんごちゃんは携帯電話の上に
4本足で立ち、相変わらずのびっくり顔でじっとしていました。
携帯電話がポケットの中にある時
あんごちゃんは
ぶらんぶらん宙づりでした。

なぜあんごちゃんか。
その時読んでいた本が
坂口安吾だったから。

あんごちゃんは半年くらい
携帯電話にくっついていたんですが
ある日あんごちゃんを
なんのきなしにつかむと
指先に激痛。
あんごちゃんを形成している木の、
木のささくれが
ぐっさり人差し指にささっているのでした。
野生の本能をとりもどしたのかあんごちゃん。
人差し指からは血がつうっと。

かわいさあまって憎さ100%。
あんごちゃんは携帯電話から
即刻とりはずされ
行方不明となりました。
故意に。

いまおもえば、あんごちゃんは
坂口安吾の血をうけついでいたの
かもなあとおもうわけです。
口半開きで半笑いで大柄でふくよかで
たよりになるやさしいおじさんのようで。
つきあっていくうちに気が付いたら
血まみれ。なかんじ。
ややこしい男ほど魅力もあるんだけど。
ただ、こっちも血まみれ覚悟がないと
つきあえん。

あんごちゃんは、そんなかんじの子でした。

2006年11月29日

実写!ついに鬼太郎が!

きたきたきましたよー。
来年GWらしいよー。

http://www.gegege.jp/

2006年11月24日

甘い不整脈音楽

そのワンフレーズが耳に入ってきた瞬間に
胸がぎゅうとちぢこまり
下腹からずうんと落ちていくような
いきぐるしくせつなくはずかしく
聞くことをただちに停止しないと
フレーズもろともふかくふかく穴に落ち込んでゆくような
オソロシクも甘い不整脈をうつ音楽ってのが
ありますね。きっとみなさんにも。

いまは、そんなに聞かないけれど。
ふいっとそんな状態に陥りやすいのが
わたしのなかでは
キリンジとオリジナルラヴのフレーズ。
なんなのでしょうねえあの感覚は。
青春なのか?後悔なのか?

2006年11月21日

あさがたのできごと

こないだの朝
半分さめかかってる頭のなかに
どわっと5行くらいの詩が思い浮かびました。
世紀の大傑作だという確信とともに。
「あーメモしないとー」とあせりつつ
60秒ほどうとうと。
「やーメモーしないともー!」
必死に手をのばし枕元のメモ用紙に
かきとりました。
が、うとうとした60秒のあいだに
5行詩は断片になってしまっており。
全体がまったくおもいだせない。
あー宇宙レベルの傑作だったのに。
それでもなんとか断片だけでも書きとりました。
で、さきほどひっそりメモをひらいて見てみると。
インディアンのことわざみたいなのが書いてある。
でもキザっぽい歌詞ふうにも読める。
しかも
「1000人」というコトバを書いたつもりが
「1000円」になってるし。やすーい。やすーいぞ。
しょせんそんな程度のあたまでござんした。
ねむるまえにゆあーんゆよーんの中原中也の詩をよんでたから
ポエム脳が刺激されたのでしょうか。
で、昨晩ふたたびトライしてみたのですが
奇跡の詩は降臨せず。
中也と百間と
一緒くたに読んだのがまずかったですね。
夜更けだったし頭痛と肩こりとアルコールはいってたし。
くそう!今夜こそは!

みなさんそんな経験ないですか。

2006年11月09日

いいまつがい

深大寺にある鬼太郎茶屋にいきました。

モクモクレンや鬼火や巨大鬼太郎ゲタが屋根にのっかり
ぼしょぼしょ雑草のはえる庭&だれかの墓付きの
木造二階建てのボロっとした茶屋。
「これ、まとめていただくわ」
とつぶやいてみました。
アルバイト募集の紙が貼られていましたが
時給で断念。

1階がグッズ&喫茶スペース。
2階が展示スペース。
で、いたるところに妖怪が、
壁にうまってる。天井からぶらさがってる。
階段から壁までちょこちょこ足跡がついてる。
「ここをあけてね」「ここをのぞいてね」の表示
どおりにするといる。
しかもあんがいこわい。
水木さんの絵を成功にジオラマ化してるので
あんがい、こわいのです。
うひひひ。これでこそですね水木さん。

目玉のおやじだんごを売ってたので
買おうとしたけど普通のまんじゅうに
おやじの焼き印おすだけだったのでやめました。
形状にこだわってほしかった。
白いまんじゅうに食紅かなんかで目玉つけて
小豆で瞳をつけて。

で、深大寺そばなるものを隣のソバ屋で食べてますと
隣に座ったおばあちゃんが孫に
「ゲゲゲのゲタロウってゆうのよー」

で、店を出て歩いていると
おじいちゃんが鬼太郎茶屋の前をとおりすぎざま
看板をみながら
「...おにたろう」

あんたら水木さん世代じゃないんか。
水木さんを通らずに生きているのですか。
そんなつまらん人生なんて。

で、帰りのバスの中で
またおばあちゃん2人連れが
「このまえ孫の七五三でねえ」
「あらよかったねえ」
「プレゼントにビーバー人形買ってあげまして」
「あらよかったねえ」

2006年10月25日

北へいきたし金はなし

アラスカに行きたいなあと思ってるんですな。
めちゃさむがりのくせに。
星野道夫さんの本をよんでいます。
エスキモーの言葉で命。
『イニュニック〜アラスカの原野を旅する』

とほうもなくはてしない話で。
よんでるとくらくらしてくるんです。
かなりの酩酊感。
こないだも会社に行くバスの中で読んでくらくらしはじめ
あやうく行ってしまうところでしたアラスカ。
渋谷終点だったからよかったけど。

アラスカなんてゆう、空やら森やら海やらが
とてつもなくとんでもなく大きくひろがっているところに
ぽつんと立つと
こんなかんじするのかなあ。
はるかすぎて遠くに来すぎて
うわーってなるかんじ。

アラスカの大自然のなかでは
個の死は淡々として大げさではないそうです。
「それは生命の軽さとはちがうのだろう。
きっと、それこそがより大地に根ざした存在の証かもしれない」
と星野さんはいってます。

ああ行きたい。
南もすきだけど、北の森と空にひかれます。

2006年10月04日

ディープあさくさ

ここ数週間浅草漬けです。
どっぷり漬かってます。

関西モンのあたくしにとって浅草は
でかい赤提灯のイメージくらいしかなく。
東京に来たし、ま、いちおうおさえとくか
くらいの気持ちで仲見世とおって浅草寺にも行きましたが。
雷門→浅草寺    の外人観光客向け一直線コースしか
経験がなかったのですねいままで。

で、仕事のかんけいで浅草を取材することになり。
浅草一帯の路地裏から
浅草寺裏の花柳界地帯まであるきまくっておるのです。

浅草寺の裏側には、浅草芸者さんたちが活躍する
浅草花街がひろがっています。
ひるまはね、シーンとしてるんですよ。
浅草寺の仲見世の混雑具合が、
浅草寺裏のこのあたりではうそみたいに思えるほど。

でも、夕方になると高級料亭や小料理屋から、
洋食屋居酒屋やらの店先に灯りがともりましてね。
うわっ、ここらへん店だらけやん!と驚くほどガラっとさまがわり。
で、同じころ、仲見世はというと
どんどん店じまいしていってみるみる静かになってゆくのですな。

そんな浅草寺裏で芸者さんたちの取材を終え
メシ食べますかということになり
1軒の焼き鶏屋さんにはいりました。
そこがめっちゃめちゃアタリの店だったんです。
わたしはふだん肉類にはあまり興味はないのですが、
出される肉すべてがめちゃうまい。
そして、酒がめちゃ安い。
3人でさんざ飲み食いしまして6000円なり。
ぜったい計算まちがいだと思いました。でもそうなんです。

どうも地元っ子が通うお店らしく
カウンター席は地元オヤジたちの占領下に。
「酒はね、冷(し)やじゃなきゃ酒じゃねェよ。
お燗なんて飲めたもんじゃねェ」
「安部はどうなんだい安部はサ(首相のことらしい)」
「おっと、なんでも鑑定団あるから、オレ先かえるわ」
突然入り口から小型犬が店内へ。
「オッ、床屋のイヌだ。散歩中かい(と、イヌの頭をたたき
店外に立っているであろう飼い主の床屋に挨拶)」

こんなぐあいで
まるで時代劇で江戸っ子がしゃべるような口調で
オヤジたちがおしゃべりしているのです。
オヤジたちの手もとのグラスには緑色の液体。
なに飲んでるんですかと女将さんにきくと
焼酎の番茶割りですとのこと。
で、番茶割りを飲み飲み
焼き鶏を食べているオヤジはひとりもいない。
仕事終わって店にやってきてひとしきり番茶割り飲んで
友達のオヤジと無駄話してその後ウチへ帰って
なんでも鑑定団見ながらおくさんの手料理食べる。
どうやらオヤジたちは、
日々このコースをたどっているようなのですね。

ぐだぐだ飲むわけでもなく、大声でくだまくでもなく
あっさり飲んできっぱり帰る。

最高。
焼き鶏屋もオヤジ達もほんまに最高でした。
粋でした。

2006年09月12日

ハモニカでブルース

このあいだスンダランドで
CINEMA dub MONKSの
ダイホ先生しゅさいの
ハモニカ教室に参加しました。

たった2時間ぽっちで
ブルースがひけるようになりましたよ。
がったがたのよれよれですがね。

先生は「ハモニカはポケットに入るから
仕事場にもっていって時間あるときに
トイレでちいさい音で練習するといいです」
とおっしゃってました。

夜な夜なトイレから聞こえてくる
よれよれのハモニカの音は
かなりウワサの的になるとおもわれます。

出勤途中のバスの中で
メロディーを思い浮かべつつ
口で吸ったり吐いたりしながら練習してます。

この1曲をひけるだけで、かなり格好つけられると
思われ、年末までにものにして
駒沢公園ツアーin2006でも開催できれば
とおもっています。

ピアノは少々。
ギターは挫折。
サックスは買ったけどすぐに友人にゆずった。
そんなわたくしにとってハモニカは
長くつきあえるいい相棒になりそうです。

ダイホ先生のおしえかたも、めちゃ丁寧で
具体的でわかりやすかったし。

2回目の開催もあるようなので
みなさまもぜひ。
おもしろいですよハモニカ。

2006年08月31日

へんなひと

へんな人ってのがいますな。
「私」のまわりに。

「私」のまわりにはへんな人が多い。
英文の直訳みたいですが。

決して「私」はへんではないのですね。
「私」のまわりにへんな人が集っているんですね。

わたしの場合で考えてみると。
●携帯サイトに官能小説を連載したり
大学の講師をしたり零細工場のコンサルしてる
子持ち女。
●インンド人系の美貌。酒にかんしてうわばみ。
頭脳明晰アネゴ肌。初めて入店した店で、店長から客に
までくどかれる。で、それをきれいにあしらってさばける。
会社員女。
●自他共に認めるお笑い系。初めて入った店で
瞬時にギャグをかまし店長に気に入られ特別割引
される。女友達も多いがオカマ友達がさらに多い。
編集女。
●古本屋のアルバイト。聞いて知らない本はない。
黒髪の美貌。色気と度胸たっぷり。でも悲恋多し。
勝新太郎が心の恋人と言いきる
古本屋女。

わたしから見てへんですみんな。

そんなへんな人が、なんでいたってふつうな
わたしとつながっているのか。
ときどきかんがえるんですな。
ああわたしもへんになりたいなあと。

で、へんてなに?へんであるってどういうこと?
へんって自慢になるの?へんじゃなきゃだめ?
ということを考えるんですな。
へん=個性的?
へん=非常識?
へん=自由?
へん=変態?
へん=???

へんな自分を演出して印象づけるのは簡単やでー
たとえばやなー
机の整理整頓が出来てない後輩にやなー
「あんたーそろそろかたずけんとー
天井ナメと垢ナメゆう妖怪が出てきて
べろべろ机中なめられるでーま、あいつら普段は
天井と風呂場に出るんやけどなーたまには出張もするんやー
べろべろにされてもええんかー」
ってゆえばええんやー
かなりへんやろー。ひかれるやろー。
毎日のくらしでことあるごとに妖怪を出していけばええんやー。

と誰かが教えてくれました。

いたってふつうの「私」が
へんな友人たちと肩をならべるためには、
「演出」していくのもひとつの手です。
しかし、この場合は演出材料となるものを
とことん知る必要がありますね。
うわっつらではなく。
深い知識を持てば持つほど
へん度はアップしていきますから。

ということは。つまりどういうこと?

へん=なんでもいいからふつうレベルより深く
力とか才能とか性癖とかを持っていること。

ということは。つまり。
なんでもええからどんなジャンルでもええから
力とか才能とか性癖を深めていけば
へんになれると。わりとそれは簡単だと。

ああ、いたってふつうの結論でした。
おしまい。

2006年08月14日

デトロイト・メタル・シティ

よんでると、どうも、同世代の作家さんのような。
わらえます。
歯ギターってなに?

http://www.younganimal.com/detroit/

2006年08月03日

ゆけゆけ森へ

このあいだ取材した山形の最上地域の巨樹の特集が
できあがりました。
私が席はずしてるときに
地元の観光課の人から電話があり
「ここ数日問い合わせがたくさんです。
写真撮影したいとか、孫と一緒に見たいとか。
大反響です」

うれしいなあ。

かえり、みますれば。3年前(か?)。
取材で最上に行き無事終了して明日は東京へという夜。
「木、見にいかへん?」とツレから連絡があり。
じゃ秋田の白神山地にでも行くかやっぱ遠いかどうするか。
山形でも巨樹あるかとしらべていると。
つけっぱなしのテレビからながれてくる最上地域ニュース。
「明日は巨木の日です。各地でイベントが開催されます...」
巨木の日......????
急転直下。なんといま自分のいるこの地域が
巨樹王国であったのです。

元営林署勤務で山好きで話好きで
酒豪で男気あって笑顔がキュートで
「できませんとは、いいたくないんです」と
はにかみながらおっしゃる現地案内人巨木のエキスパート
ちょっと長門裕之似の白倉さんとの出逢いは
一生ものです。

その後友人たちにコーフンしながら巨木の話をすると
白倉さんに案内たのんで巨木めぐりに行く人もあらわれ。
ある人は、権現山の大カツラ(幹回り20メートル)の前で
2時間ばかりすごして山をおりると
「肩いためて首がまわらんかったんよ!それがさ!
まわるようになっとるのよ!」
それがカツラのせいかどうか。
でも。
そうだとしてもおかしかないほど
パワーを持った木って、いるんです。
「生きてるといろいろあるけど。権現山に行けばカツラに会える
っておもうと、なんかうれしい」
とも言ってました。

今回の特集記事では、そのカツラに表紙をかざってもらいました。
みんなにも見てもらいたい。
ユグドラシルはほんとうにあったんだ!(パズー風に)です。
写真からごんごんパワーが伝わってきます。

巨樹を目の前にすると、自分のその時の心や体の状態で
見え方がかわってくるんです。

夕暮れの光をあびた土湯杉の巨木。
土から吹き出した炎のような
タコのようにうねうねのたくった枝。
その幹に一頭の象さんを見つけまして。
そのスルドイ眼がじーっとこっちを見据えており。
わたしもじーっと見返しておりますと。
「で、おまえさん、それでいいのかい」
という声が。たしかに聞こえましたね。ええ。
叱咤されましたね。びびっちゃいました。

権現山のカツラは、最初に会った時は
話はできませんでした。
今回の取材では
「お、このまえ来たやヤツやな。
あんまりうろうろすんなよ。根ふむなよ」
と、やや顔見知りになってくれたようでした。

顔見知りの巨木をみんなにも作ってほしいなあ。

2006年08月02日

色遍歴

みなさんの服、何色がおおいですか?
何色をよく着ますか?

ちなみにわたくし色遍歴は。
大学時代はダイダイ、社会人なりたてはダイダイ、キイロ。
そしてここ数年はミドリ一色でした。

が、今日は赤に近いピンクを着ております。
めずらしいねえと言われました。
最近かった服です。
キャンディーカラーというのでしょうか。
ポール・スミスカラーとでもいいますか。
ポップな色がかわいいのです。

そろそろミドリはおいといて
また明るめの色を着ようかなあと。
今日この服をきながらそんなことを思いました。

ミドリには癒しとか平和とか休息とか
そんなイメージがあるけれど。
そんな境地に入るにはまだまだ
はやいんとちゃうか。
もっともっと飛んでいかんと。と。

会社の後輩は、青色が好きで
ブルー系の服をよく着ています。
「わたしのオーラの色ですわ」と言ってます。

みなさんの色遍歴はいかがです?

2006年07月07日

銀座のおばけ

銀座ってとこは不思議なところで。
真っ昼間にオバケが出るんですね。紫色の。

シャンソン喫茶「銀巴里」でデビューした
美輪さんは、お客さんにもっと入って
もらうためにある宣伝方法を考えました。

当時世の中に馴染みのない紫色を使い
全身紫の衣装で、髪の毛も爪も紫に染めて
シャンソンを歌いながら銀座を練り歩きました。
「銀座にきれいなお化けがでる」と評判になり
美輪さんの後をたくさんの人がぞろぞろとついて歩き
大評判になりました。

時はかわって昨晩。
銀座の交差点に立ってますと
黒のミニスカート姿のすらっと背の高い女の人が
向こうから歩いてくる。
ブルーの半袖のニットを着てバックを肩から斜めがけにして。
正真正銘のミニスカはいまどきめずらしい。
80年代ファッションだなあ、背高いなあ
と思いつつ、何の気なしに見てますと

.......?

どうも、様子がおかしい。
口紅ぬって、うすく化粧して。
そこまではいいんです。
髪が短い。ま、それもいい。

でも、髪のカタチがそこらを歩いてる
サラリーマンたちと同じ。
そして、ミニスカから出た足がごつごつ筋肉質。

ああ。男の人なんだ。

その人はカッカッカッカ横断歩道をわたり
周囲の会社員たちをぎょっとさせながら
繁華街方向へ消えてゆきました。
周囲の視線には目もくれず
前だけむいて。

肩に力がはいってる風でもあり
ちょっとはかない感じもあり
それが独特の色気になっていましたね。

2006年06月30日

ちょっぴり涼しいおはなし

あの水木さんも妖怪は見たことないそうです。
御大がまだならわたしなんてまだまだまだ。

霊感も何もないですが、高校受験の夏休みに
不思議な体験をしました。

1日目。
夜中まで勉強して、朦朧としながら
布団にはいりました。
蒸し暑い日で、寝苦しくってごろごろしているうちに
うとうとしはじめた
とおもったら足もとからぞぞぞぞぞ
頭まで寒気がかけぬけまして
うわっと目を開けると布団が顔にかぶさっている
で、その布団越しに強烈な光がパーッと
差し込んでくるんです。
なんじゃこりゃあとあわてていると耳元で

「まっこちゃん....」

返事はしませんでした。

2日目。
やはり夜中まで勉強して朦朧となって
布団へたおれこみ暑苦しくってごろごろしているうちに
うとうと......。
その瞬間に体が動かなくなりました。
うわー、またかーと
うんうんうなっていると
二階からとんとんとんとんとんとん
誰かがおりてきます。
お母さん?お父さん?
1階の私の寝ている部屋の扉は開いていて
階段が見えているのですが。
音だけがとんとんとんとん。

うわーうわーと思っていると
開いた扉の前でぴたりと止まり。

「まっこちゃん......」

とんとんとんとんと玄関の方へ
がらがらがらがらと玄関の戸があいて
出て行きました。
だれかが。

やっとの思いで起きあがって
廊下に飛び出すと玄関はぴたりと閉じたまま。
カギかかってるし。
うわー。

3日目。
暑いので寝転がって
昼寝でもするかーとうとうとしていると。
動けなくなりました。
うわー。またかよー。
背中ごしに誰かが耳元へぶつぶつ言ってきます。
男の人です。

お経となえてます。

その後もおなじようなことがあり、
まあ、疲れてると金縛りに合うっていうし
そんなかんじやろなあと
自分でうやむやにしてしまいましたが。

みなさんは不思議体験ありますか?

2006年06月28日

ユグドラシルが山形に

仕事で巨樹の取材に行ってきました。
山形県の最上地域はマツやカツラやブナやスギやヤナギや
いろんな種類のたくさんの巨樹がすんでいます。

プライベートで2度、巨樹に会いにここへは。
お気に入りの大カツラもいます。
今回は雑誌で巨樹特集を作ることになり
ライターさんやカメラマンさんと一緒に行ってきました。

権現山の大カツラは相変わらずかっこよかった。
ウロがばっくりあいたシニカケシワシワジジイなのに、
古い幹に落ちたタネから若芽がぐんぐん育って
老いと若さが混沌となっている不思議な木なのです。

ユグドラシルといって、世界樹ともいわれますが。
北欧神話では世界の中心にトリネコの巨木がそびえているそうです。
その巨木のてっぺんから根元まで、
9つの世界が広がっているそうなんです。
その世界のひとつが私たちの人間界だそうで。

この大カツラは、まさに世界樹です。
まわりの木も太いんですが、
その大きさとオーラは、木ではなく、べつのナニモノカです。

ぜったい夜あるいてます。
たぶん空もとんでると思う。
「指輪物語」にエント族という木の種族がでてきますが
それかもしれないなあ。

皆さんもぜひ会いにいってほしい。
最初は口あんぐりでしばらく呆然としちゃいます。
ずーっとながめているうちに
自分がどこにいるのかわかんなくなります。
自分という存在も消え去ります。
いい木です。

2006年05月11日

ある休日のおはなし

首に砂袋をいっぱいうめこまれたような。
重い。痛い。熱っぽい。むかむかする。
昨夜の酒が原因ですか。
いい心持ちで白ワイン2本。ビールもしこたま。
よく食べしゃべるきれいな人だったなあ。
あのギャグ受けてよかったなあ。

今日、砧公園に行くんでした。
ネタ練習するんでした。
で、こんな状態で目覚めた朝6時。

風呂はいってスパゲティゆでて食べて
さらにむかむかして布団に寝転がって
よみかけの太宰治本をずるずるひらいてとじて。
気がついたら朝10時。

もー今日は砧公園に行くんですからー。
緑にふれてぐずぐずの空気を吐き出してー。
体もこころもこましになるんでしょーがー。
ビニールシート、水筒、ボールペン、ネタ帳、小銭入れ、ipod、チョコレート。
公園めざして自転車こぎだしました。

こいでこいで環七にでました。環七こえてこいでこいで
駒沢公園通りにでました。こいでこいで世田谷中央図書館に出ました。
こいでこいで家の前にもどってきました。
ふーしぎー。
家のベランダでひといきつきました。

明日こそ砧公園へ!


みなさん、そんな経験ないですか?わたしは極度の方向音痴ですか?

2006年04月27日

それはすぎょい!

最近会社ではやらせようとしているコトバは
「もう玄界灘です」

いっぱいいっぱい と同義語ですが
玄界灘のほうが、いっしゅん笑いが起きる。

で、その場をなごませつつ
もう、これ以上、ぜったいに、できません。
もう、これ以上、あなたのいうことは、ききません。
などの意志表示ができる。

オブラートにつつんでいるようで
玄界灘という厳しいひびきに
嵐の予感をかんじさせます。

どれだけ感じとってくれてるか
さだかじゃないけれど。

みんなもつかっていいですよ。

あと、「すぎょい」

めちゃくちゃ感動したときに
「すごーい」言う
あれの最高級です。
「すぎょい」
これもつかっていいですよ。

ここ数週間すぎょく忙しくて過ごしておりました。
そろそろ復活なるか。

2006年03月06日

おにぎり

こないだからコンビニのおにぎりをたべなくなりました。
ある流通メーカーの営業氏に
話をきいたのがきっかけです。

営業氏はいいました。
「たとえばあなたがコンビニのおにぎりをリュックにつめて
海水浴に行くとするでしょう。
リュックを車に置いて、半日泳いでおひるになって
車にもどっておにぎりを食べる。
熱い熱い車内のリュックの中に置いていても
だいじょうぶなように、
食べられるように、
あらゆる防腐剤や添加物がはいっているんですよ。
コンビニのおにぎりには」

忙しいときや、小腹がすいたときに
食べていたコンビニのおにぎり。
べたべたしてちょっと胸焼けがするけれど、
食べないよりはマシだし。

いえ。
食べないほうがマシだったんです。

営業氏の話と前後して、
食物関連の雑誌をつくっている友人に
こんな話をききました。

賞味期限前でも、
コンビニではおべんとうを廃棄するらしいのです。
あるコンビニで捨てていたおべんとうを
近くの養豚場がもらいうけて
ブタのエサにしていた。

その年のお産シーズンに、
母ブタの流す真っ黒な血とともに、
奇形の子ブタがつぎつぎと生まれたそうです。

真っ黒い血
奇形の子ブタ

その話をきいたとき
なんでヒトは死なないのだろう
と思いました。

生き物が死ぬくらいの添加物を
まいにち口にしていながら。
なんでヒトは死なないのだろう。

現代のヒトは毒にならされた体になってしまったのでしょうか。

2006年03月06日

おにぎり

こないだからコンビニのおにぎりをたべなくなりました。
ある流通メーカーの営業氏に
話をきいたのがきっかけです。

営業氏はいいました。
「たとえばあなたがコンビニのおにぎりをリュックにつめて
海水浴に行くとするでしょう。
リュックを車に置いて、半日泳いでおひるになって
車にもどっておにぎりを食べる。
熱い熱い車内のリュックの中に置いていても
だいじょうぶなように、
食べられるように、
あらゆる防腐剤や添加物がはいっているんですよ。
コンビニのおにぎりには」

忙しいときや、小腹がすいたときに
食べていたコンビニのおにぎり。
べたべたしてちょっと胸焼けがするけれど、
食べないよりはマシだし。

いえ。
食べないほうがマシだったんです。

営業氏の話と前後して、
食物関連の雑誌をつくっている友人に
こんな話をききました。

賞味期限前でも、
コンビニではおべんとうを廃棄するらしいのです。
あるコンビニで捨てていたおべんとうを
近くの養豚場がもらいうけて
ブタのエサにしていた。

その年のお産シーズンに、
母ブタの流す真っ黒な血とともに、
奇形の子ブタがつぎつぎと生まれたそうです。

真っ黒い血
奇形の子ブタ

その話をきいたとき
なんでヒトは死なないのだろう
と思いました。

生き物が死ぬくらいの添加物を
まいにち口にしていながら。
なんでヒトは死なないのだろう。

現代のヒトは毒にならされた体になってしまったのでしょうか。

2006年02月21日

はんぶん寝てはんぶん起きて

みなさんは寝起きはよいですか?
パチと眼が開いたら、ガバと起きあがりますか。

わたしは基本的にパチガバタイプなのですが
寒い季節はどうしても布団のなかでぐずぐずしてしまう。

ぐずぐずしているうちにとろとろ眠くなるのですが
眠ってしまうわけにもいかずでも布団からでたくない。
で、ぐずぐずとろとろの半覚醒状態の時間がすこしのあいだ
つづきます。

眠り込んでいるわけではないので、いろいろなコトガラが
半覚醒のアタマの中でチカチカしはじめるのですが。

何日か前に、この状態でぼんやりしていると
アタマの中に昨日考えて煮詰まっていた企画案が
ぽんと浮かんでばばばばと整理されて解決したのです。
びっくりしました。

ぐちゃぐちゃのジグソーパズルが
ものすごいはやさで
くみあがっていくようなかんじでした。

なんなのでしょうかこれは。
半覚醒と関係あるんでしょうか。

もしそうならば半覚醒で仕事したら
アイデアもどんどんわくし
めちゃめちゃスピーディーにすすむわけですよね。

一日中半覚醒でいたいなあ。
ま、会社でうつらうつらすることはしょっちゅうなんですけど。
それともちがうようだし。
なんなんでしょうか。だれかご存知ないですか?
半覚醒のパワーってあるんでしょうか?

2005年12月12日

志ん生マジック

いままで私のベストは桂枝雀さんでした。
ゆでだこのようになって手足腰を激しく動かして
頭から顔からだらだら大汗かきながら演じる落語は、
爆笑の連続。
あんまり好きすぎで小6のクリスマスプレゼントは
枝雀落語のカセットテープでした。

でありましたが、ここにきて。

ぼかーんどかーん
とぶちかまされました。

五代目古今亭志ん生。

酔っぱらって高座にあがり、
お客の前でウトウト眠りだす志ん生。
楽屋にいた噺家さんが起こそうとすると
「寝かしておいてやんな!」
とお客さん。

「落語が羽織を着ている」
と言われた大落語家であり
大の酒好きであり
大貧乏を経験した人であり
今でもファンが増え続けている
ほんとーに愛すべきヒトであります。

図書館で落語のCDを借りたのが出会いでした。
なんやらいいかげんな、人をくったような
のったりふにゃふにゃしたしゃべり口調。
この口調でしゃべられると
不思議となんでもないことでも
わらけてくる。
魔法です。

で、ゆるーく聞いてると
いきなりポンポンポンポンっと鮮やかにまくしたてられる。
まったく
くえねぇジイさんなのです。

だまされたとおもって。
ほんとーにだまされたとおもって
いちどきいてみてください。
お近くの図書館でかりてみてください。

これまでも、
落語きいてくすくす笑うことはあったけど、
声をあげて笑ったのは
枝雀以来です。

もちろん、酒が出てくるお話は志ん生の十八番。
このあいだべつの落語家の酒飲み話をきいていて
思ったんですが、
この落語家は酒を飲む様子を「ング、ング、ング、たはーーーー」とやってる。
志ん生は「...............(無音)たはーーーー」とやってる。

志ん生の方が息もつかせぬイキオイで飲んでる感じが
でてるんですよねえ。
ほんと酒好きなんだなあ。

2005年12月05日

すこやかなるもの

まっすぐで明るくってすくすくすこやかなものが
とってもニガテなんです。
そんな人や物や言葉に出会うと、
どうしてもひねくれてしまう。
どうしても目をそむけてしまう。

谷川俊太郎の詩にこういうのがありました。
みんながクリスマスツリーをみて喜んでいる。
そんな人々とクリスマスツリーを見て
なんだい、なにうかれてんだいと
苦々しく思う人がいる。

でも、そんな人ほど、ほんとうは
きらきらしたものにしぬほど恋いこがれているのだと。

今夜、道ばたのクリスマスツリーを見ながら
そんなことをおもいました。

2005年11月07日

見蕩れてますか?

見た瞬間に「うわあ...」と
見蕩れてしまう女の子がいます。
うっとりしちゃって視線がはずせなくなる。

このあいだ。
ロケ地探しで自由ケ丘をうろうろしてた時に
飛び込んだ花屋の娘さん。
たとえるならば、
大草原の小さな家に出てくる主人公の娘。
きらきらしたいたずらっぽい黒目がちの瞳。
小さなそばかす。口元に微笑。
すんなり伸びた手足。おっとりした物腰。
そんな娘さんが、店の奥のテーブルで
だいだい色の灯りに照らされながら
クリスマスのリースづくりをしているのですよ。
....はあ。
撮影の交渉でべらべらしゃべりながら、
アタマの中はうっとり状態。
自分の声も遠くきこえます。
なんて、なんて愛らしい人なんだ...。
ばかです。

高校の頃。
学年に1組しかない理系クラスに
4人ばかしの女子がいました。
体育の授業で
普段交流のない理系クラス女子と合同でバスケをすることに。
体育館に整列した時に、初めて彼女を見ました。
色白のちいさな顔に三つ編みのおさげがよく似合う
ほっそり背の高い女の子。
その時間中ずっと、コートの中を走る彼女を夢中で目で追っていました。
体育の時間以外に交流はありませんでしたが
廊下で見かけたり、運動場にいる姿を教室の窓から眺めては
3年間どきどきしてました。

大学の頃。
同じ学部に、日本人形としか例えようのない女の子がいました。
入学式で一目惚れ。
運良く親友になることができました。
さらさらした黒髪。うるんだ大きな瞳。
色白の肌。(しゃべると石川弁まるだしでしたが)
たとえるなら、伯爵家のだいじなだいじな一人娘。みたいな。
構内でも街中でも男どもの視線が集中しておりましたなあ。
金沢で元気にしとるかなあ。

今年の春に知りあいの飲み会で出会った
古本屋の娘さんも一目惚れ。
長くて黒い髪の毛。
大きな黒目がちの瞳。
色白でおっとりした物腰。
性格は、かなり個性的ではありますが、
かなりの酒豪ではありますが。
だまって微笑んでいれば
これまた日本人形のような女の子。


こうやってみてくと、一目惚れの法則があるようです。
・黒目がちで色白
・黒くてさらさらの髪の毛。
・すんなりすなおな体型 
・笑顔がかわいい。
・おっとりした物腰。
・意外と真が強い。個性的でも可。

お嬢様、お姫様タイプってやつかなあ。

ちなみに、男の人の場合は、
アウトロー、ロクデナシ、つぎはぎ、ぼろぼろに見蕩れます。
キャプテンハーロックとかな。

みなさんはどうですかな。
どんな人に見蕩れちゃいますか?

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